38(t)戦車 E/F型 (Pz.Kpfw.38t Ausf.E/F) (プラモデル)ドラゴン 1/35 '39-'45 Series No.6434 スケール:1/35
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「38(t)戦車 E/F型 (Pz.Kpfw.38t Ausf.E/F) プラモデル (ドラゴン 1/35 '39-'45 Series No.6434 )」です●「38(t)戦車 E/F型 (Pz.Kpfw.38t Ausf.E/F)」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット●第2次世界大戦初期におけるドイツ軍の主力戦車の「38(t)戦車」を再現したキットで、防御力が強化された「E/F型」が表現されています ●リベット接合という古風な風貌を持ちながらも、機械的信頼性と、小型の車体ながら「37mm戦車砲」を搭載した攻撃力により、大戦初期のドイツ機甲部隊の一翼を担った「38(t)戦車」を再現した内容となっています ●第2次世界大戦前、ドイツ軍は再軍備にあたり戦車の開発を体系的に行なうこととし、主力戦車として「3号戦車」を制式採用します ●しかし、この「3号戦車」は足周りを中心に試行錯誤が繰り返され、「A型」から「D型」は試作生産型に止まり、最初の量産型である「E型」が1938年12月から生産が開始されましたが、1939年10月までの生産台数は僅か96両でした ●一方、1938年9月の「ミュンヘン会談」により事実上チェコスロバキアを併合したドイツは、優秀な兵器生産メーカーである「シュコダ社」を接収、同社のチェコスロバキア軍用の新鋭戦車「LT-38」は、ドイツ軍向けの「38(t)戦車」として生産されることとなります ●前述のように生産が遅れていた「3号戦車」と同じ火力を持つ「38(t)戦車」はドイツ軍にとって貴重な戦車戦力となり、ポーランド戦、フランス戦に参加、ドイツ電撃戦の立役者となります ●ただし、「38(t)戦車」は前面の最大装甲が25mmと非力(これでも同時期のドイツ戦車としては厚い方です)で、敵軍の対戦車砲による被害が続出、そこで、防御力の強化策が図られたタイプが「E/F型」で、前面には25mm厚の装甲板が追加され、その他の部分も装甲厚が増やされています ●この「E/F型」は1940年11月から生産が開始、1941年10月までに525両が作られ、独ソ戦初期におけるドイツ戦車部隊の一角を占めていました ●「38(t)戦車」は、戦車部隊の将兵からは小型の「3号戦車」という位置付けで扱われ、独ソ戦初期における勝利に寄与、設計に無理が無く、機械的な信頼性に高い同車は、その主砲の威力が敵戦車に通用しなくなった後も、「マーダーシリーズ」や「グリレ」などの自走砲の車体の車体として活用され、最終的にこの車体は「ヘッツアー駆逐戦車」へと発展していくのです ●この「38(t)戦車 E/F型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●同社の細かなディテール表現力により「38(t)戦車 E/F型」を再現、ドイツ純正車両とは異なる雰囲気を持つリベットを多用したフォルムが楽しめます ●また、キットにはフルインテリアが再現されており、小型の車体にギッシリとした情報量が凝縮された内容となっています ●「E型」と「F型」を選んで作製できるコンバーチブルキットとなっています ●砲身は一体成型で、スライド式金型により砲口が開口処理されています ・ 砲身は上下に可動するように製作できます ・ 同軸機銃もスライド式金型により銃口が開口処理済みで、冷却フィンも再現されています ●砲塔は、上部、底部、前部のパーツ構成で、上部パーツは側面及び後面が一体成型、各面のリベットもモールドされています ・ 車長キューポラは5分割のパーツで構成 ・ 車長ハッチは別パーツにより開閉が選択できます ・ ペリスコープは防塵カバーの有無が選択式となっています ●砲塔内部は、砲尾、機銃機関部、照準器、車長席、装填手席などが再現されています ・ 機銃機関部に装着する弾帯が付属 ・ 車長キューポラ内部の視察口をパーツ化 ・ 砲塔後部の弾薬架が再現されています ●車体上部は、側面部分が車体下部と一体成型となっており、これに車体前部、戦闘室前面板、戦闘室上部、エンジングリル上部を取り付けるパーツ構成となっています ・ 前方のクラッペは別パーツとなっており、開閉状態が選択できます ・ 前方機銃はスライド式金型により銃口が開口処理済みで、冷却フィンも再現されています ・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉選択式です ・ エンジンルームの点検ハッチは別パーツで、「E型」、「F型」によって使用するパーツを選択します ・ エンジングリル部のメッシュは、エッチングパーツが用意されています ・ 排気管は4パーツで構成され、排気口も開口されています ●左右のフェンダーは、車体上部と別パーツとなっています ・ フェンダー支持架はフェンダーとは別パーツです ・ 工具類は、本車特有の形状のタイプもしっかりと再現されており、雰囲気も良好です ・ パンチングされた特徴的な雑具箱は、プラパーツとエッチングパーツとの選択式で、プラパーツは5分割式です ・ 増設された雑具箱はプラパーツで再現、ジェリカンラックはエッチングパーツで再現します ・ 工具類を固定するバンド類を再現するエッチングパーツが用意されています ●「F型」用の発煙装置のパーツが付属しています ●車体下部は、後面を除き一体成型されています。 ・ サスペンションユニット部は、7パーツで構成されています(全体で4組み) ・ 履帯は、マジックトラックによる1枚ずつが分割された接着連結式です ●車体内部は、戦闘室内部、操縦席部分、トランスミッション、エンジン部分などが再現されています ・ 複雑な作りの操行レバーは、プラパーツとエッチングパーツとが選択できます ・ 前方機銃の機関部に装着する弾帯が付属 ・ 戦闘室内部の弾薬架、無線器などがパーツ化 ・ エンジン部分の細部、動力伝達装置、ドライブシャフトのパンチング状のガード部分などが表現されています ●エンジングリル及びエンジンルームハッチのメッシュ、雑具箱、工具固定具、ジェリカンラックなどを再現したエッチングパーツが付属しています ●マーキングは、4種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第19戦車師団 第27戦車連隊(ロシア / 1941) ・ 第19戦車師団 第27戦車連隊 第5中隊(ロシア / 1941年~1942年) ・ 第19戦車師団 第27戦車連隊 第2中隊(ロシア / 1941年~1942年) ・ 第7戦車師団 第25戦車連隊 第5中隊(ロシア / 1942年) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製 ●2010年 一部新金型
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