3号突撃砲 G型 後期型 1944年12月生産車 (プラモデル)ドラゴン 1/35 39-45 Series No.6593 スケール:1/35
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「3号突撃砲 G型 後期型 1944年12月生産車 プラモデル (ドラゴン 1/35 39-45 Series No.6593 )」です●「3号突撃砲 G型 後期型 1944年12月生産車」です●第2次世界大戦中期以降におけるドイツ軍の主力突撃砲「Sd.Kfz.142/1 3号突撃砲G型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●用兵上から対戦車戦闘を重視したタイプとなった「3号突撃砲G型」を再現、最後期型として「ザウコプフ防盾」とリモコン機銃を装備したマッシブなフォルムを再現 ●「3号突撃砲G型」のバリエーションのうち、1944年12月以降に生産された「最後期型」を再現した内容となっています ・ 最後期型は、「ザウコプフ防盾」に同軸機銃口が付き、装填手部分にリモコン式機銃を装備、上部転輪が鋼製タイプとなっているのが主な特徴となります 【 「3号突撃砲G型」について 】●ドイツ軍は「1号戦車」~「4号戦車」という4系統の戦車開発とは別に歩兵直協用の戦闘車両「突撃砲」の開発を戦前から行っていました ●この「突撃砲」は、「3号戦車」の車体をベースとして戦闘室に直接主砲を搭載、砲塔を装備していない関係で重量的に装甲を厚くすることができ、主砲自体も大型のタイプを装備することができるという利点がありました ●この「突撃砲」は、1940年初頭に「Sd.kfz.142 3号突撃砲」として制式採用、生産が開始され、その目的の通り歩兵支援に活躍、歩兵の友として充分な働きを見せることになります ・ 当初は、単に「突撃砲」という名称でしたが、「4号戦車」の車体を利用した「4号突撃砲」が登場すると、区別するために「3号突撃砲」という名称が与えられています ●ところが、実戦で使用してみると「3号突撃砲」は砲塔を持たない低シルエットと、比較的厚い装甲から対戦車戦闘にも有用な兵器であることも認められ、対戦車戦闘用車両として進化することとなります ●「3号突撃砲A型」~「3号突撃砲E型」までは短砲身砲を装備していましたが、「3号突撃砲F/8」からは装甲貫通能力に優れた「48口径 75mm砲 StuK40」を搭載、対戦車戦闘能力が飛躍的に向上しています ●「3号突撃砲F/8」と「3号突撃砲F型」では従来の車体にそのまま長砲身砲を搭載した関係で、戦闘室天板部に余裕がありませんでしたが、これを改善するために車体上部を新設計とした「3号突撃砲G型」が1942年12月に登場します ●「3号突撃砲G型」は敗戦時までに8400両余りが作られ、突撃砲部隊はもとより、戦車不足の戦車隊にも配備され、ドイツ機甲部隊戦力の重要な一翼を担いました ●同車は、ドイツ車両の常として生産効率や戦訓によって生産時期により改修が行われており、1943年2月以降の生産車にはシュルツェンが装備、1943年12月からは、それまでの箱型防盾に代わって鋳造式の「ザウコプフ防盾」が採用されています ●更に、1944年12月ごろからは同軸機銃が装備され、「ザウコプフ防盾」に機銃口が開口、装填手が操作する機銃は従来の盾タイプからリモコン機銃へと変更された「最後期型」(資料によっては「後期型」)が登場します ・ この他に、それまでの穴掛け式シュルツェンからフック固定式のシュルツェンへ、上部転輪を鋼製タイプに変更するなどの改修が行われています ・ ただし、このような改修は一斉に行われたわけではなく、1箇所ごとの改修が部分的に行われたため、各改修部分は時期的にずれています ・ そのため、「後期型」や「最後期型」のような呼称は絶対的なものではなく、厳密にはキットの表記のような「~年~月生産型」という呼称が正確となります 【 「3号突撃砲 G型 後期型 1944年12月生産車」のキット内容について 】●この「3号突撃砲G型」の1944年12月以降の生産車両を再現したプラスチックモデル組立キットです ●ドラゴン社の細かなディテール表現力により「3号突撃砲G型」を再現、1944年12月以降の生産型として、低いシルエットに「ザウコプフ防盾」を装備、リモコン機銃を搭載したマッシブなフォルムを表現した内容となっています ●ドラゴン社製「ドイツ 3号突撃砲 Ausf.G 初期型」のバリエーションキットで、防盾、シュルツェン、リモコン機銃、上部転輪などを追加した内容となっています ・ 戦闘室内部は、砲尾、照準器、無線機などが再現され、ハッチを開けた状態から見える内部構造を楽しめます ●「シュルツェン」のパーツとして、後期型仕様となるフック固定式の「シュルツェン架」のみが付属しています ・ 大戦末期になると物資の節約からシュルツェン本体を装備しない車両が多くなっています ●履帯は、従来の連結式履帯からベルト式履帯に変更、新金型の「3/4号戦車」用の中期型履帯が付属しています ●「3号突撃砲G型」は、「戦闘室」「車体前部」「戦闘室」「エンジンデッキ」「戦闘室内部」「車体下部」「左右フェンダー」「左右シュルツェン架」の9ブロックで構成されています 【 戦闘室 】 ●戦闘室は「3号突撃砲G型」の基本構造とディテールとを再現、車長キューポラの防弾板、リモコン機銃の構造などが表現されています ●「48口径 75mm砲 StuK40」の砲身は、本体部分が一体成型され、先端部のマズルブレーキは3分割式で内部構造も再現しています ・ 「ザウコプフ防盾」は一体成型で、機銃口が開口されています ・ 主砲の後部は、砲尾、砲架、照準装置などが細かなパーツ分割により再現されています ・ 砲身は完成後も上下可動式とすることができます ●戦闘室は、前面と天板を除き一体成型されています ・ 戦闘室前面は、左右それぞれ前後2分割式で、ボルト止めの追加装甲を再現しています ・ 操縦手用ビジョンブロックのガラス部にはクリアーパーツが用意されています ・ 操縦手用ビジョンブロックの装甲カバーは開閉状態が選択できます ・ 装填手ハッチは別パーツで開閉状態が選択可能 ・ Sマイン発射機のパーツが付属 ●車長キューポラは、本体と上部リング部、そして内側のエッチングパーツの3個のパーツで構成されています ・ ペリスコープは、クリアーパーツが用意されています ・ 砲隊鏡パーツが付属しています ・ 車長ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ また、車長ハッチに存在する砲隊鏡用の小ハッチも別パーツ化され、開閉状態を選択できるようになっています ●リモコン機銃は、機銃本体、防盾、機銃架も含めて9パーツで構成されています ・ 装備される「MG34機関銃」は通常型を再現 ・ 機銃後部は通常の銃床と、銃床を外した状態が選択できます 【 車体前部 】 ●車体前部は、一体成型となっています ・ 点検用ハッチが別パーツとなっており、開閉状態が選択可能です ・ 点検ハッチ裏側の大型のロック機能がパーツ化 【 エンジンデッキ 】 ●エンジンデッキ部分は、各点検ハッチが別パーツとなっており、荷物ラックを再現するエッチングパーツも付属しています ●エンジンデッキ部は一体成型され、側面の吸気口部分が別パーツとなっています ・ 吸気口のメッシュを再現したエッチングパーツが付属しています ・ 各点検ハッチは別パーツとなっています ・ 予備転輪に差される履帯ピンのパーツが付属 ・ 「3号突撃砲G型」に良く見られるエンジンデッキに設置された荷物ラックを再現するエッチングパーツが付属 【 戦闘室内部 】 ●戦闘室内部は、上部のハッチから見える範囲が再現されています ●戦闘室内部は、戦闘室床面、隔壁が再現されています ・ 戦闘室内部のスポンソン部には、3台の無線機がパーツ化 ・ 車長席、砲手席も再現 【 車体下部 】 ●車体下部は、足周りのトーションバーがパーツ化されています ●車体下部はバスタブ式に一体成型されています ・ サスペンションアームは別パーツ、トーションバー本体もパーツ化 ・ 上部転輪は鋼製タイプが付属 ・ 誘導輪は内側のリング部分をエッチングパーツで再現 【 履 帯 】 ●履帯は、接着及び塗装が可能なDS素材によるベルト式履帯が付属しています ・ 履帯は、表面部に滑り止めパターンのない40cm幅の「3/4号戦車」用の中期型履帯を再現、同履帯はモデルカステン製 「3/4号戦車 中期型用履帯 タイプA (可動式)」がこれに対応しています ・ 履帯裏側のセンターガイドには肉抜き穴が開口処理されています 【 フェンダー 】 ●左右のフェンダーは各1パーツで再現、フェンダー前部内側は別パーツとなっています ・ フェンダー支持架は、別パーツ化されています ・ 車体上部との支持板はエッチングパーツにて再現 ・ 工具類のパーツは、固定具が一体成型されています ・ 消火器の配置は3パターンから選択できます 【シュルツェン架 】 ●シュルツェンは、シュルツェン架のみが再現されています ●シュルツェン架は、後期仕様となるフック固定式の山が付いたタイプが再現されています ・ シュルツェン架は、本体部分と3本のステー部分とで構成 ●吸気口のメッシュや、誘導輪内側などを再現するエッチングパーツが付属 ●牽引ワイヤーのワイヤー部分を再現する為の金属製のワイヤーが付属しています 【 塗装とマーキング 】 ●「3号突撃砲G型」マーキングとして、ドイツ軍仕様となる4種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 所属不明 (西部戦線 / 1945年) ・ 所属不明 (オストプロイセン / 1945年) ・ 第185突撃砲旅団 (オストプロイセン / 1945年) ・ 第185突撃砲旅団 (東部戦線 / 1945年) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製 ●2013年 一部新金型
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