ART OF TACTIC　HOT WAR T-72 ソビエト戦車 Zvezda (ズベズダ)

「T-72 ソビエト戦車 プラモデル (ズベズダ （Zvezda） ART OF TACTIC　HOT WAR  No.7400 )」です

●「T-72 ソビエト戦車」です

●現用ソ連軍（ロシア軍）の主力戦車「T-72B」を1/100スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

【 「T-72B 戦車」について 】

●ソ連軍は1950年代に「T-54/55」、1960年代前半にその拡大型となる「T-62」を開発、生産しました

●これらの戦車は、避弾経始を重視した形状と低シルエット、そして強力な主砲という戦後のソ連戦車のスタンダードとなりましたが、1960年代後半には後継車両となる「T-64」が開発されます

●この「T-64」は、自動装填装置を装備したハイスペックな戦車であり、その分生産コストが高く、少数生産にとどまりました

●しかし、その性能自体は捨て難いものがあり、「T-64」をベースに各部を簡略化した「T-72」が1970年代に登場、同車はソ連軍のみならずワルシャワ条約機構や中東各国に輸出され、東側の主力戦車となります

●しかし、西側諸国に登場した戦後第3世代戦車は複合装甲を採用して、120mmクラスの主砲を搭載、そのような戦車と比べて「T-72」は見劣りするのも事実であり、改造や改良型への移行が行われました

●「T-72B」は、「T-72」をベースに複合装甲による追加装甲が施されたタイプで、主砲発射型の対戦車ミサイルもレーザー誘導型へと変更されています

●この「T-72B」に爆発反応装甲を追加したのが「T-72BV」で、さらに最新型の爆発反応装甲「コンタークト 5」を装着したタイプとして「T-72BM」が1988年に登場、「T-72」シリーズでの最新型として運用されています
　・ 「T-72BV」と「T-72BM」との違いは明確ではなく、キットの表記では「T-72B」となっていますので、この商品目録では「T-72B」としました

【 「T-72 ソビエト戦車」について 】

●この現用ソ連軍（ロシア軍）の主力戦車「T-72B」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●「T-72B」を1/100のスケールに沿った表現で再現、一体成型によりパーツ数を抑えながらも、実車のフォルムやディテール、そしてポイントを捉えた内容となっています

●「T-72B」を構成するパーツは15個で、10分程度で組み立てを完了することが可能、気軽に戦車模型を楽しみたい人、塗装の練習を行ないたい人、もしくはコレクションとして数を揃えたい人などに最適なキットです
　・ 戦車模型は、実車の構造上から足周りを構成するパーツが多く、それを敬遠する人や、戦車模型初心者の人への入門キットとしてお薦めします

●接着剤不要のスナップキットです

●ボックスには小型の爆発反応装甲「コンタークト1」を装備したタイプが描かれていますが、キット内容は爆発反応装甲が大型化（「コンタークト5」）して、砲塔の前面爆発反応装甲が「T-90」のような配置となったタイプとなっています


●「T-72B」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」、左右の「足周り」の5ブロックで構成されています

●砲塔は、砲身、爆発反応装甲も含めて一体成型されています
　・ 砲塔上部には車長キューポラ、車長ハッチ、砲手ハッチ、照準サイト、爆発反応装甲がモールドされ、砲塔各部の雑具箱と後部のシュノーケルが一体成型されています
　・ 砲塔は旋回可能です

●車体上部は、フェンダーを含めて一体成型となっています
　・ 上部パーツには、操縦手ハッチ、爆発反応装甲、エンジンデッキのルーバー、フェンダー上の雑具箱などがモールドされています
　・ サイドスカートは別パーツです

●車体下部は、本体と左右の側面パネルとで構成され、側面パネルにはサスペンションアームが一体成型されています
　・ 後部の予備燃料タンクの下部が一体成型され、上部は別パーツです
　・ 後部に装備された軟弱地脱出用の丸太がパーツ化
　
●足周りは、転輪、誘導輪、起動輪、履帯が一体成型されています
　・ 履帯裏側のセンターガイドが再現
　
●ウォーゲーム時に使用する「T-72B」のスペックを表示したカードと、旗のパーツが付属しています


●2013年 完全新金型


----------------------------------

【 「ズベズダ社 ART OF TACTIC」について 】

●同社が展開する第2大戦のボードゲーム（ウォーゲーム）「ART OF TACTIC」の駒（ユニット）として開発されたシリーズ
　・ スケールモデル専門メーカーとして様々なキットを開発してきたズベズダ社のノウハウを、ベース付の駒にギュっと凝縮、パーツ数を抑えた手軽に作れるスケールモデルとしてプラモデルの楽しみを味わう事ができます
　・ ボードゲームの駒として利用されることを前提としているため、戦車や歩兵、飛行機などでスケールが一貫していないから利用価値がないと思うのは大間違い、簡素な作りながらミニスケールモデルとしての完成度は十二分にあり、難しく複雑に考えることばかりがスケールモデルじゃないと、手にしたとき目から鱗が落ちる思いで気づくことでしょう