ロシア SU-152 重自走砲 1943年4月生産型 (初期型) (プラモデル)ブロンコモデル 1/48 AFVモデル No.ZB48004 スケール:1/48
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「ロシア SU-152 重自走砲 1943年4月生産型 (初期型) プラモデル (ブロンコモデル 1/48 AFVモデル No.ZB48004 )」です●第2次世界大戦時におけるソ連軍の重自走砲「SU-152」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●その大口径の主砲の威力によりドイツ軍重戦車の撃破に活躍した「SU-152」を再現、簡素な構造の車体に巨大なマズルブレーキと防盾を備えたスラブ的な迫力ある姿を再現した内容となっています ●「SU-152」の初期生産型を再現しており、この初期生産型では戦闘室側面パネルが天板よりも上方に突き出しているのが特徴となります 【 「重自走砲 SU-152」について 】●1941年、独ソ戦が開始、ソ連軍はその緒戦において戦車戦力の中心となっていた軽戦車が多く失ったことから中戦車である「T-34」と、重戦車「KV-1」とをその戦力の中心とする方針に変更しました ●この「T-34」と「KV-1」は、性能面でドイツ軍戦車を凌駕していましたが、戦況が進むにつれてドイツ軍はその対抗策として戦車の性能向上を図り、ソ連戦車の優位は徐々に薄れて行きます ●1942年末、ドイツ軍は従来の戦車とは性能的に比較にならない重戦車「タイガー 1」を戦線に投入、これと対峙したソ連軍はその性能に驚愕し、「タイガー 1」に対抗できる戦闘車両の開発が急ピッチで進められました ●この戦闘車両は、ドイツ軍が有効活用した「3号突撃砲」のレイアウトを参考にして開発されていた試作の自走砲をベースとしたために短期間で開発が進み、1943年3月に「SU-152」として制式化されています ●この「SU-152」は、当時のソ連軍の重戦車の主力であった「KV-1S」の車体を使用、密閉型の戦闘室に重砲部隊の装備であった「152mm榴弾砲 ML-20S」を搭載しています ●この「152mm榴弾砲 ML-20S」の装甲貫通能力は2000m以内であれば「タイガー 1」の前面装甲を撃ち抜く性能を持っており、仮に貫通しなくても152mmという大口径弾による弾体威力は凄まじく、戦闘能力を喪失してしまう破壊力を擁しています ●ただ、この砲は重砲をそのまま転用した関係から、分離装薬により発射速度は極めて遅く、砲弾自体も20発しか搭載できない欠点を持っていました ●「SU-152」は、1943年7月の「クルスク戦」から実戦に参加、その重火力によりドイツ軍重戦車「タイガー 1」や中戦車「パンター」などを正面から撃破する能力を持つ、当時のソ連軍の唯一の車輌として活躍しました ・ 砲火力は「SU-152」が勝っていましたが、照準装置などの光学機器はドイツ軍の方が遥かに優れていたために、実質的には正面同士の戦闘には厳しいものがありました ●「SU-152」は1943年末までに約700両が生産、その後は車体としていた「KV-1S」が「JS」シリーズに移行したため、「JS」用の車体に変更した「JSU-152」へと生産が移りました 【 「ロシア SU-152 重自走砲 1943年4月生産型 (初期型)」のキット内容について 】●このソ連軍の重自走砲「SU-152」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●1/48スケールとしては細分化したパーツ構成で、クリアパーツ、エッチングパーツを使い、「SU-152」のディテール表現に重きを置いた内容となっています ・ パーツ構成としては、1/35スケールのタミヤ社製キットと同等程度ですが、スケールが小さい分細かなパーツ分割となっています ●「SU-152」としての、防盾や装甲カラーの鋳造肌の荒々しさ、そして戦闘室部分などの装甲の荒れた切断面などが表現され、大戦中期以降のソ連軍車両ならではの造りの粗さが再現されています ●「SU-152」は、「砲身部」「戦闘室」「エンジンデッキ部」「車体下部」の4ブロックで構成されています 【 砲身部 】 ●砲身部は、先端部分だけではなく砲架などの内部機能を再現、特徴的なマズルブレーキも確かな成型技術によりシャープに表現されています ●「152mm榴弾砲 ML-20S」の砲身は一体成型のパーツで再現 ・ スライド式金型を用いて砲身は砲口が開口処理済み、特徴的なマズルブレーキ側面のスリットも開口されています ・ 砲尾は前後方向に3分割したパーツで再現 ・ 揺架は左右分割のパーツで再現 ・ 防盾は一体成型のパーツで再現され、鋳造肌は微細な凹凸ある彫刻で再現されています ・ 砲架は、カルダン式砲架の構造を再現しており、砲身は左右及び上下方向に可動させることが可能です 【 戦闘室 】 ●戦闘室は、表面が荒れた装甲板、上部の装甲板の切断面表現など、「SU-152」の車体が持つ荒々しさが表現されています ●戦闘室は一体成型となっており、これにフェンダーパーツを取り付けます ・ 上部及び後部ハッチは別パーツで、開閉状態を選択できます ・ ベンチレーター、ペリスコープカバーは別パーツ化して再現されています ・ 上方の手摺りも別パーツ化 ・ 前照灯のガラス部はクリアパーツとなります ・ 操縦手用の視察ハッチ別パーツで、開閉状態を選択して組み立てることができます ・ フェンダー前端部のマッドフラップは別パーツとなっており、装着の有無を選択できます 【 エンジンデッキ部 】 ●エンジンデッキ部は、一体成型となっています ・ 点検ハッチは別パーツ化されており、開閉状態を選択して組み立てることができます ・ デッキ前部のエンジングリルは彫刻にて再現 ・ 最後部の吸気グリルのメッシュを再現するエッチングパーツが付属しています ・ 排気管は個別にパーツ化され、先端部分は開口処理されています ●後部の予備燃料タンクは前後方向に3つに分割したパーツで再現されています 【 車体下部 】 ●車体下部は、バスタブ型の一体成型パーツ、後部パネルは別パーツ化しています ・ サスペンションアームは各々独立したパーツで再現 ・ 転輪、誘導輪、起動輪は前後分割のパーツで再現しています ・ 尾灯はクリアパーツにて再現されています 【 履 帯 】 ●履帯は、プラスチック製の一部連結式履帯 ・ 上下の直線部は繋がった状態、前後の曲線部は1枚ずつが分割されたパーツで構成されています ・ 履帯の上部には、上部転輪による弛みが表現されています ●前照灯、尾灯のガラス部を再現するクリアパーツが付属 ●車体最後部の吸気グリルのメッシュを再現するエッチングパーツが付属しています 【 「SU-152 重自走砲」の塗装とマーキング 】 ●「SU-152」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる4種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 所属不明 (東部戦線 / 1943年夏) ・ 所属不明 (東部戦線 / 1943年冬) ・ 所属不明 (東部戦線 / 1943年冬) ・ 第1539自走砲連隊 (カレリア / 1944年6月) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています ●2014年 完全新金型
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
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