海上自衛隊 イージス護衛艦 あたご (プラモデル)ハセガワ 1/450 有名艦船シリーズ No.Z002 スケール:1/450
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「海上自衛隊 イージス護衛艦 あたご プラモデル (ハセガワ 1/450 有名艦船シリーズ No.Z002 )」です●海上自衛隊のイージスシステム搭載ミサイル護衛艦「DDG-177 あたご」を1/450スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。 ●海上自衛隊初のイージス艦「こんごう型」の改良型となる「あたご型」の1番艦「DDG-177 あたご」を再現、フェイズドアレイレーダーを装備した大型の艦橋と、ステルス性を向上した上部構造物、塔型のマストを持った迫力あるシルエットを再現した内容となっています。 【 海上自衛隊 イージス護衛艦 あたご (ハセガワ 1/450 有名艦船シリーズ Z02) プラモデルの概要 】●海上自衛隊のイージス護衛艦「DDG-177 あたご」を再現したプラスチックモデル組立キットです。 ●ハセガワ社の「新 1/450シリーズ」の第2弾、海上自衛隊を代表するミサイル護衛艦「DDG-177 あたご」を再現、「フェイズドアレイレーダー」を装備した電子戦の城とも言われる大型の艦橋、ステルス性を考慮して上部に向かって傾斜した上部構造物と塔状のマスト、格納庫とヘリ甲板を装備した艦尾など、同艦の特徴を捉え、多くのレーダーとアンテナを搭載した最新鋭の護衛艦としての姿を表情豊かに再現した内容となっています。 ●ハセガワ社が精を凝らした1/350スケール艦船モデルで培った技術及び表現力を1/450スケールにフィードバックしながらも、パーツ数を極力減らして、できるだけ簡単に「DDG-177 あたご」の大型モデルを作製できるように工夫した、1/350スケールとは全く異なるスタンスのパーツ構成となっています。 ●大スケールモデルとして完成後の解像度の高さを活かせるよう、現用艦ならではの細かな構造の「DDG-177 あたご」のディテールを再現しています。 ・ ただ、ディテールを過度に追求することでパーツ数が増えてしまうことを避け、パーツ上に施した凹凸のモールドで精密感を演出しています。 ・ また、パーツを簡素化するとノッペリとした状態になってしまう現用艦キットに陥りがちな罠を避け、「あたご」の舷側部や上甲板には、ハセガワ社らしい繊細なタッチで鋼板の継ぎ目を再現、大スケール化による高い解像度を活かした艦船らしい構造を再現しています。 ●1/450というスケールは「DDG-177 あたご」にとって、大き過ぎず、小さ過ぎない、ほど良い大きさであり、パーツ数を極力抑えてまとめ上げた本キットは、初心者からベテランモデラーまでを対象に、ストレートに組んでヨシ、ディテールアップに挑戦してもヨシと、ユーザーの様々なニーズに応えるプラモデルとして構成されており、完成後には大型艦船モデルとしての「見栄え」「存在感」も楽しめる内容となっています。 ■ 海上自衛隊 イージス護衛艦 あたご 全体構造 ●「DDG-177 あたご」は喫水線から下の部分も再現したフルハルモデルです。 ●「DDG-177 あたご」は、「船体」「艦首上甲板」「ヘリ甲板」「艦橋などの上部構造物」「主砲などの艤装類」の各ブロックに分割した構成。 ・ 各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、上甲板、ヘリ甲板、構造物と装備品を船体ブロックへと取り付けて完成させます。 ●船体は左右に分割したパーツで再現 ・ 船体側面は舷窓のないフラットな舷側を再現、艦首と左側面部にはホースパイプ、船体上部にはフェアリーダーを繊細な彫刻で再現。 ・ 艦首下部にはバウソナーを一体成型して再現。 ・ 舷側部分には、大きなパネル状となる鋼板の継ぎ目を繊細な凸ラインで再現しています。 ・ 左右の舷側パーツの張り合わせは、パーツが歪まぬよう、船体パーツ内側に「桁」パーツを挟み込んで組立てます。 ・ 船体下部に装備する、ビルジキール、スタビライザー、プロペラガード、推進軸、舵、スクリューなどを別パーツ化。 ●上甲板は、艦首上甲板とヘリ甲板とに分割したパーツで再現、上甲板中央部には上部構造物(一部)を一体化して成型しています。 ・ 甲板の歩行帯はデカールで再現します。 ●艦首上甲板は1パーツで構成 ・ 上甲板上には、主砲塔台座、波除け、「Mk.41 VLS」の基本構造のほかに、アンカーチェーン、ボラード、昇降口などの細部をリアルなモールドで再現しています。 ・ 上甲板には、パネル状の鋼板継ぎ目を繊細なモールドで再現しています。 ●ヘリ甲板は1パーツで再現 ・ ヘリ甲板には、ヘリ軌条、昇降口、ボラード、ヘリ固定環などのディテールを繊細なモールドで再現しています。 ・ パネル状の鋼板継ぎ目を繊細なモールドで再現。 ・ ヘリ甲板の発着艦指揮所「LSO」は別パーツ化、窓の部分を一段凹んだ状態で再現しています。 ■ 海上自衛隊 イージス護衛艦 あたご 艦上構造 ●上部構造物 ・ 上部構造物は、前部構造物と後部構造物、そして中央の上甲板とを一体成型のパーツで再現。 ・ 艦橋、煙突上部、ボートデッキ、後部パネル、そして各フラットは別パーツ化しています。 ・ 艦橋は一体成型のパーツで再現、艦橋窓は窓の部分を一段凹んだ状態で再現。 ・ 艦橋に装備する「フェイズドアレイレーダー」は別パーツ化して再現。 ・ 上部構造物には、扉、梯子、グリル、手摺兼足掛けなどのディテールを繊細な凹凸あるモールドで再現しています。 ・ 上部構造物に配置する「CIWS ファランクス」(×2)、「チャフ発射機」(×4)、「ハープーン発射機」(×2)、「SPG-62 イルミネーター」(×2)、「USC-42衛星通信アンテナ」(×2)、「NOLQ-2 電子戦装置」(×2)、「NORA 1 スーパーバードアンテナ」(×2)、「NORQ-1C スーパーバードアンテナ」(×2)、「NORC-4B スーパーバンドアンテナ」(×2)、NORQ-1衛星アンテナ」(×1)、「水平燈」(×2)などは別パーツ化しています。 ●メインマスト ・ メインマストは、一体成で再現した塔状のマスト本体パーツに、ヤード、各フラット、支柱を取り付ける構造となっています。 ・ メインマストに装備する、レーダー、アンテナ類はマストに一体成型化して再現しています。 ●主砲塔部 「Mk.45 127mm 単装速射砲」 ×1 ・ 砲塔は上下に分割したパーツで再現、砲身を挟んで接着します。 ・ 砲身は上下に可動させることができます。 ・ 砲塔を船体に差込むことで、旋回させることができます。 ●垂直式ミサイル発射機 「Mk.41 VLS」 ×2 ・ 「Mk.41 VLS」は上甲板と上部構造物上に施されたモールドで再現。 ●対水上ミサイル 「ハープーン 3連装発射機」 ×2 ・ 発射機本体は、左右に分割したパーツ構成で、上下2基のキャニスターと1基のキャニスターとを合わせて3連装とします。 ●近距離防御兵器 「CIWS ファランクス」 ×2 ・ 一体成型のパーツで再現、艦橋前と後部構造物の後端に装備します。 ・ 「CIWS ファランクス」は船体に差込むことで、旋回させることができます。 ●魚雷発射管 「HOS-302 3連装短魚雷発射管」 ×2 ・ 魚雷発射管は一体成型のパーツで再現、上甲板中央部に配置します。 ●膨張式ボートコンテナ ×6 ・ 前部構造物の各部に4組、後部構造物の両舷部に各1組、計6組を装備します。 ●艦載艇 「11m作業艇」 ×2 ・ 上甲板中央部に装備されており、ボートダビットが付属しています。 ●ボート 「RIB複合型作業艇」 ×1 ・ 後部構造物後部に装備します。 ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ 艦首、艦尾旗竿 ・ 錨 ・ 煙突のホイップアンテナ ・ 艦尾アンテナ などを独立したパーツで再現しています。 ■ 海上自衛隊 イージス護衛艦 あたご 付属の艦載機 ●「DDG-177 あたご」の搭載ヘリコプターとして ・ SH-60K 哨戒ヘリコプター ×1 が付属しています。 ・ 「SH-60K」の機体本体は左右に分割したパーツで構成、これにメインローター(展開した状態)、下部のドーム、テールローター、水平尾翼を取り付けて組み立てます ■ 海上自衛隊 イージス護衛艦 あたご のディスプレイ ●フルハルモデル時に展示するディスプレイスタンドが付属しています。 【 海上自衛隊 イージス護衛艦 あたご (ハセガワ 1/450 有名艦船シリーズ Z02) 塗装とマーキング 】●組立説明書内に「イージス護衛艦 あたご」の「マーキング及び塗装図」をモノクロで記載しています。 ・ 塗装の際に使用する塗料の種類も記載しています (Mr.カラー / 水性ホビーカラー)。 ・「イージス護衛艦 あたご」の細部ディテールに使う色指定は、組立説明書内の各工程内にて指示しています。 ●マーキング図に対応したデカールが付属。 ・ 「DDG-177 あたご」の甲板上の歩行帯、ヘリ甲板の表示線、艦番表示、艦橋窓、艦首旗竿に取り付ける「日章旗」と、艦尾旗竿に取り付ける「自衛艦旗」などを再現したデカールとシールの2種が付属しています。 ・ デカールとシールを選択して使用します。 【 海上自衛隊 イージス護衛艦 あたご (ハセガワ 1/450 有名艦船シリーズ Z02) パッケージ内容 】・ 海上自衛隊 ミサイル護衛艦 DDG-177 あたご ×1 ・ SH-60K 哨戒ヘリコプター ×1 ・ ディスプレイスタンド ×1 ・ デカールシート ×1 ・ シールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 【 海上自衛隊 イージス護衛艦 あたご (ハセガワ 1/450 有名艦船シリーズ Z02) 製品仕様 】●プラスチックモデル組立キット ●製品素材 : PS ●パーツ数 : 155(同社同シリーズの1/450 大和は282点) ●パーツ成型色 : ライトグレー ●「海上自衛隊 イージス護衛艦 あたご」 完成時のサイズ ・ 全長 : 372mm ・ 全幅 : 52mm ●2014年 完全新金型 【 海上自衛隊 イージス護衛艦 あたご型 について 】●米ソ冷戦時代、海上自衛隊ではシーレーン防御を最大の目的としており、シーレーン防衛ラインに対する最大の脅威は潜水艦と捉え、護衛艦は対戦能力を重要視していました。 ●6隻から8隻で編成される海上自衛隊の各護衛隊群には、艦隊防空の要となるミサイル護衛艦を1隻配備するか、もしくは1隻も存在していない状況が永らく続いていました。 ・ これは、防空任務は航空自衛隊が担当することとなっており、ソ連から太平洋方面の船舶を爆撃機などにより破壊するには日本列島の防空圏を通らざるを得ず、効率を考えると真っ当な判断でした ・ また、ミサイル護衛艦の建造は、通常の護衛艦よりも費用が高く、予算の限られた自衛隊としてはやむをえない判断でもありました。 ●しかし、冷戦後期、ソ連軍の爆撃機「Tu-22M バックファイアー」などが極東方面に配備がされると艦隊防空の重要性が認識されるようになり、あまりにも貧弱な防空体制に大きなメスが入れられることになります。 ●日本国土を護る際、最前線となる海上での防空体制を見直した結果、誕生したのがイージス艦「こんごう型」です。 ・ 「こんごう型」が建造される前のミサイル護衛艦は「あまつかぜ」「たちかぜ型」「はたかぜ型」で、基本的に1つの目標ずつにミサイルを発射、誘導することしかできず、多数の航空機やミサイルの同時攻撃には対処できませんでした。 ・ これに比べ「こんごう型」は多数の飛行目標を同時捕捉、攻撃、そして誘導を行うことができるイージスシステムを搭載、「こんごう型」の登場により海上自衛隊の艦隊防空能力は飛躍的に向上しています。 ●ところが、1991年にソ連邦が崩壊、これに伴い冷戦体制は終結し、この後、世界は協調平和の時代に向かうものと予想され、ソ連の脅威がなくなった以上、建造費のかさむ「こんごう型」は存在意義を問われるようになります。 ●しかし、アメリカとソ連という2大国体制が崩れたことにより、それまでソ連邦の枠内にあった東欧諸国を始めとする各国において民族、宗教を原因とする紛争が多発、極東の日本においても国土を巡る周辺事情は冷戦時代よりも厳しさを増してしまいました。 ●また、自衛隊の役割も、これまでのに「専守防衛」だけではなく、国連加盟国間で負担を分担する必要が急激に高まったため、海外における支援、災害派遣、護衛任務などを求められ、防空能力と情報処理能力の高い「こんごう型」は必要不可欠な存在としてクローズアップされることになります。 ●「こんごう型」は4隻を建造、続いて従来のミサイル護衛艦「たちかぜ型」の退役艦の代替として建造が行われたのが「あたご型」です。 ・ この「あたご型」は、「こんごう型」を踏襲した改良型となる7000t級の護衛艦で、「こんごう型」ではヘリ甲板のみを装備していたのに対してヘリコプターを収容できる格納庫を増設、メインマストは従来のトラス状に代わり、ステルス性の高い塔状へと改装されました。 ・ また、主砲は「こんごう型」のイタリア製の「オート・メラーラ」からアメリカ製の「Mk.45」へと変更、発射速度は減少しましたが、射程距離が1.5倍に拡大、攻撃力が向上しています。 ●「あたご型」は、最新のイージス艦として極めて高い防空能力と情報処理能力を備え、艦隊防空だけではなく、日本を守る艦として運用が行われているのです。 【 海上自衛隊 イージス護衛艦 DDG-177 あたご について 】●イージス護衛艦「あたご型」の1番艦「DDG-177 あたご」は、三菱重工長崎造船所で2004年に起工しました。 ●「DDG-177 あたご」は2007年3月に竣工、第3護衛隊群第63護衛隊に編入、舞鶴基地に配備が行われました。 ●ところが、2008年2月「DDG-177 あたご」は千葉県沖において漁船との衝突事故を起こしてしまいます。 ●2008年3月になると、部隊改編によって「DDG-177 あたご」は第3護衛隊群第3護衛隊に編入。 ●同年9月には領海内で国籍不明の潜水艦を発見、追尾を行いますが、見失います ●2010年5月に環太平洋軍事演習「リムパック2010」に参加、2013年にはアメリカでの統合訓練「ドーンブリッツ13」に参加しました ●2012年12月にアメリカ議会は最新のミサイルシステムの日本への売却を決定、「DDG-177 あたご」にはこのシステムを搭載する予定となっています。
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