1/35 AFVモデル ドイツ Hf.7 四輪輸送馬車 Riich Models (リッチモデル)

「ドイツ Hf.7 四輪輸送馬車 プラモデル (リッチモデル 1/35 AFVモデル  No.RＶ35043 )」です

●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の4輪馬車「Hf.7」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●ドイツ軍の物資輸送を陰で支えた4輪馬車「Hf.7」を再現、クラシカル存在の馬車でありながら金属製の車体やゴム製タイヤなど、近代的な装備を施された状態を再現した内容となっています

【 「ドイツ軍の馬曳き輸送」について 】

●第2次世界大戦時、装備を完全に機械化していたのは「アメリカ軍」と「イギリス軍」だけでした

●他の国の軍隊では、兵站部隊や砲兵部隊など、戦線よりも若干後方で活動する部隊では「馬曳き」が中心であり、場合によっては牛や水牛を用いる場合もありました

●ドイツ軍は「電撃戦」を実施したことで高度に機械化が行われた軍隊というイメージが強いのですが、実態は「馬曳き」がまだまだ多く、特に歩兵師団では「馬曳き」による輸送が中心となっていました

●「馬曳き」は、1頭から6頭の馬で曳く方法が採られ、4頭曳き以上は主に火砲の牽引で用いられ、物資輸送用の馬車では2頭曳きが中心でした

●2頭曳きの場合、牽引能力は2馬力であり、速度は遅く、低速であるため馬車の車輪には木製タイプを使用することが多かったようです

●4輪馬車「Hf.7」は、規格化した馬車のタイプの一つで、金属製の車体とゴム製のチューブ式タイヤを装備、木製の馬車よりも堅牢な造りと軽快な走行性能を持っていました

●4輪馬車「Hf.7」は、輸送能力は低かったものの、自動車化が進んでいない部隊にとって欠かせない存在であり、ドイツ軍を陰から支えた存在となったのです

【 「ドイツ Hf.7 四輪輸送馬車」のキット内容について 】

●このドイツ軍の4輪馬車「Hf.7」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●細分化したパーツ構成と、エッチングパーツ、金属製チェーンなどのマルチマテリアル構成で4輪馬車「Hf.7」の細部再現に重きをおいた内容となっています

●幌は展開した状態と幌枠のみの状態とを選択して作製することができます


【 4輪馬車 Hf.7 】
●4輪馬車「Hf.7」は、「運転台下部」「荷台」の2ブロックで構成しています

●「運転台下部」は、予備タイヤを収めるベース部分に、足掛け、シャーシ、牽引装置などを取り付けて作製します
　・ ベース部分の前扉は別パーツ化しており、開閉状態を選択することができます
　・ 足掛けは前後に分割したパーツで再現
　・ シャーシは3層で構成、下部の車軸は上下に分割したパーツで再現しています

●「荷台」は、各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します
　・ フロアパネルには補強用のプレスパターン、各パネルには補強用のフレームをモールドで再現
　・ 側面の収納庫の蓋は別パーツ化しており、開閉状態を選択して組み立てることができます
　・ 側面のステップは個別にパーツ化、ステップの支持架はエッチングパーツで再現しています
　・ 荷台の天井部分に装着する、格子のパーツが付属しています
　・ 前部に装着する「前照灯」と「ランタン」を再現したパーツをセット、「前照灯」のフレームと「ランタン」のガードはエッチングパーツで再現します
・ 車載工具類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています
　・ ライフルラックは別パーツ化し、装着する「モーゼル Kar98k ライフル」（×2）が付属しています

●タイヤは、ホイール部とゴムの部分とに分割したパーツ構成となっています
　・ ゴムの部分は軟質素材製で、トレッドパターンを深めの彫刻で再現しています

●展開した状態を再現した幌のパーツと、幌枠のみのパーツ（×5）が付属、再現したい状態に合わせて使用します

●アクセサリーパーツとして
　・ バケツ ×1
　が付属しています

【 馬 】
●4輪馬車「Hf.7」を曳く、馬2頭が付属しています
　・ 馬は、ゆっくりと歩んでいる姿を再現、2頭の馬は若干異なるポージングとなっています
　・ 馬は、頭部、左右に分割した胴体、後頭部、尻尾のパーツ構成です
　・ 1頭分の「鐙」「鞍」などを再現したパーツが付属、装着の有無を選択できます

●馬に装着する馬具はモールドで再現、以下の部分は別パーツとなります
　・ 「たずな」「蹄鉄」は、エッチングパーツ
　・ 牽引装置とを繋ぐチェーンは、付属の金属製チェーン
　・ 旋回用の棒とを繋ぐワイヤーは、付属の紐
　で再現しています

【 フィギュア 】
●馬車の運転台に座るドイツ兵を再現した2体のフィギュアが付属しています
　・ フィギュアの内訳は、御者1体、助手1体の合計2体です
　・ 服装は、「M36 野戦服」を着用、ブーツを履き、無帽の状態の姿です
　・ 服の皺の表現はスケールに沿った凹凸モールドで再現、服の縫い目などの細部はシャープなモールドで再現しています
　・ フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツに分割したオーソドックスなパーツ構成となっています

●フィギュアのポージングは
　・ 御者は、両手でたずなを持っているポーズ
　・ 助手は、両手を膝の上に置いているポーズ
　となっています

●フィギュアの装備品として
　・ マガジンポーチ（×4）が付属しています

●たずな、蹄鉄、前照灯のフレームなどを再現したエッチングパーツが付属しています


【 「Hf.7 四輪輸送馬車」の塗装とマーキング 】
●「Hf.7 四輪輸送馬車」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる5種類の塗装例が説明書に記載されており、戦術マーク、部隊マーク、車両番号、赤十字マークなどを再現したデカールが付属しています

【 「ドイツ Hf.7 四輪輸送馬車」のパッケージ内容 】

　・ ドイツ軍 4輪馬車 Hf.7 ×1
　・ 馬 ×2
　・ ドイツ兵フィギュア ×2
　・ エッチングシート ×2
　・ 金属製チェーン ×1
　・ 紐 ×1
　・ デカールシート ×1
　・ 組立て説明書 ×1


●2015年 完全新金型