グランドパワー 2016年11月号 (雑誌)ガリレオ出版 月刊 グランドパワー No.270 スケール:書籍
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「グランドパワー 2016年11月号 雑誌 (ガリレオ出版 月刊 グランドパワー No.270 )」です(2016年9月27日発売)●第1次世界大戦から現代に至るまでの戦闘車両をピックアップして、キャプションのついた写真や線図イラストとともに深く掘り下げて解説する「月刊 グランドパワー」です ●今月の「グランドパワー 2016年11月号」では、ドイツ軍の主力戦車となった「Sd.Kfz.171 パンター」シリーズのうち、最初の量産型である「パンターD型」を特集、開発までの経緯と構造、そして生産開始後の改修点を中心に解説します 【 「グランドパワー 2016年11月号」について 】■特集 : パンターD型 ●ドイツ軍は1935年の再軍備化によって本格的な戦車の開発を開始、「1号戦車」~「4号戦車」という4種類の戦車が誕生しました ●この4種類の戦車は、誕生後も逐次改良が施され、より強力な戦車となって行きますが、ドイツ軍ではこの4種の戦車だけではなく、最大の「4号戦車」よりも大型の戦車の基礎研究を行っていました ●この研究が重戦車「ティーガー1」へと結実する元になったのは有名ですが、この「ティーガー1」よりも後に誕生した中戦車「パンター」の開発にも大いに活かされ、「1号戦車」~「4号戦車」とは基本設計が全く異なったものでありながら、「独ソ戦」の開戦からわずか1年半程の短い期間で、性能の次元も異なる戦車「パンター」を生み出す原動力にもなりました ●「パンター」は、元々は「T-34」に対抗できる性能を持つ中戦車として開発が進められましたが、「1号戦車」~「4号戦車」で培われた戦車開発技術と、上記のような大型戦車の基礎研究をも利用して、当初よりハイスペックな戦車として開発が進み、その後の性能要求から車体の大型化や搭載する武装も強化され、最終的には重戦車並みの重量と装甲防御力、そして「ティーガー1」に匹敵する火力を持つに至ります ●この「パンター」の能力は、当時の中戦車としては破格なものでしたが、「パンター」は当初より機動力を重視していたことから、そのような破格な能力を持ちながらも、機動力も当時の他国の中戦車を凌駕し、「走」「攻」「守」に優れた第2次世界大戦の最優秀戦車でした ●「パンターD型」は、「パンター」シリーズの最初の量産型として、試作車の「VK3002(M)」の「V2」の特徴を色濃く残したタイプであり、「ティーガー1」に並ぶドイツ軍最強の戦車として「クルスク戦」に挑みました ●「クルスク戦」時の「パンターD型」は、生産初期に見られるトラブルの続発と、作戦自体が時期を逸していたことなどにより不本意な戦いとなってしまいましたが、戦訓に基づいた改良を重ねて真価を発揮、本格的な改良型の「パンターA型」と共に、ドイツ軍の戦車部隊を代表する存在へと成長するのです ●今月の「グランドパワー 2016年11月号」では、この「Sd.Kfz.171 パンター」シリーズの最初の量産型である「パンターD型」を特集、戦前の大型戦車の研究からはじまる開発の経緯と、細部の構造、そして生産開始後の改修を詳細に解説します ●構造では、各部位ごとにスペックを交えて詳しく解説、改修点に関しては、かなり細かな点も含んで時系列順に紹介します ●「Sd.Kfz.171 パンター」シリーズのトップバッターとして、対峙したソ連軍に鮮烈なイメージを与えた「パンターD型」、その特徴と構造、そして細部の変更点などを詳しく解説した、現時点における「パンターD型」の資料として決定版的な内容となっています 【 「グランドパワー 2016年11月号」の内容目次 】●平成28年度 富士総合火力演習 ●開発中の米海兵隊車両 ●現存するMBV機動装甲列車 ●パンター戦車D型 ・ パンター戦車D型 写真集 ●マニュアルで見るM36B2駆逐戦車 その4 ●ソ連軍のMBV機動装甲列車 【 「グランドパワー 2016年11月号」の内容について 】■巻頭カラーページ (16ページ) ●2016年8月に行なわれた、「平成28年度 富士総合火力演習」に参加した戦闘車輌、ヘリコプター、支援器材を掲載、夜間演習時における投光器を照射する「74式戦車」と実弾射撃の様子、そして演習後の装備品展示として「16式機動戦闘車」の試作車や「装甲防護車」などの写真も収録しています ●後半は、「AAV-7 A1」の改良型として開発中の「AAV SU」の第1号車と貨物輸送用水陸両用車「UHAC」の試作型の写真を収録 ●末項には、記事に合わせてクビンカ戦車博物館に展示していた「MBV-2」のカラー写真を掲載しています ■パンター戦車D型 (106ページ) ●「パンターD型」の開発の具体的な経緯として、独ソ戦前から研究と開発が行われていた「VK20」「VK2001(D)」「VK2001(K)」「VK2001(M)」「VK30」、そして「T-34ショック」後に開発が始まった「VK3001/3002(D)」の各シリーズとともに、「パンターD型」の試作車となる「VK3002(M)」の試作車輌「V1」「V2」の誕生までの道程を各車両ごとに解説します ●「パンターD型」の構造は、装甲車体、走行装置、車外装備、車内装備、武装、照準器等の細目に区分して詳細に解説 ●生産過程での主な仕様変更では、1943年1月~9月までの変更部分を解説するとともに、1943年3月までに生産したD型の部隊配備前に改修した部分、部隊配備後に行なわれた変更部分を時系列に沿って細かく解説します ●後半はパンター戦車D型写真集として、各戦線の「パンターD型」の写真を収録、クルスク戦から始まり、クルスク戦後の状況、その後の東部戦線、そしてイタリア戦線や珍しい西部戦線での姿までを収めています ■マニュアルで見るM36B2駆逐戦車 その4 (12ページ) ●1945年7月刊行の「M36B2駆逐戦車 技術マニュアル TM9-745」から図版掲載ページを抜粋 ●今回は、燃料タンクや点火プラグなどのエンジン周囲の付属品を紹介します ■ソ連軍のMBV機動装甲列車 (4ページ) ●実戦において多用され、陸軍だけではなく内務省軍も運用したソ連軍の装甲列車、その謎多きソ連軍の装甲列車の中で、中戦車「T-28」の砲塔を搭載した装甲列車「MBV」を解説します ●その開発の経緯、構造、武装、戦歴、近代化改修の項目に区分して解説、実車の写真も掲載しています 【 「グランドパワー 2016年11月号」の仕様 】●版型 : B5版 ●全144ページ / モノクロ写真166枚、カラー写真32枚収録 ●発行日 : 2016年11月1日 ●コード : 4910135011160
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