ドイツ 4号戦車 F2型 (プラモデル)トランペッター 1/16 AFVシリーズ No.00919 スケール:1/16
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「ドイツ 4号戦車 F2型 プラモデル (トランペッター 1/16 AFVシリーズ No.00919 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の中戦車「4号戦車G型 (F2型)」を1/16スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「4号戦車」シリーズ中、初めて長砲身75mm砲を搭載したタイプとなった「4号戦車G型」を再現、長砲身砲を搭載し均整の取れたフォルムを再現した内容となっています ●トランペッター社製「ドイツ 4号戦車 H型」をベースに、「4号戦車G型」を再現するために、砲身、戦闘室前面、フェンダー、車体ハッチ、デファレンシャルカバー、起動輪などを新規パーツへと変更したバリエーションキットです ●本キットで再現している「4号戦車G型」は ・ 主砲は「43口径 75mm戦車砲 KwK40」を搭載、マズルブレーキはシングルバッフルタイプとダブルバッフルタイプの2種から選択可能 ・ 砲身下部のアンテナ除けは未装着 ・ 砲塔にスモークディスチャージャーを装備 ・ 砲塔側面にクラッペが付く ・ 車体前方ハッチは、小ハッチを付けたタイプ ・ 車体及び戦闘室前面には、追加装甲を装着していない ・ シュルツェンは未装着 ・ 履帯は、接地部に滑り止めのない4号戦車用の中期型履帯を装着 という仕様となる、「4号戦車G型」の「初期型(F2型)」を再現しています 【 「ドイツ 4号戦車 F2型 (G型)」のキット内容について 】●ドイツ軍の中戦車「4号戦車G型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●戦前からの開発過程を経て誕生した「4号戦車」ならではの細かな構造を、細分化したパーツと、エッチングパーツ、クリアパーツを交えたパーツ構成で再現、そして、なによりも、1/16のビッグスケールだからこそできる高い解像度で車体構造を詳細に再現した内容となっています ●キットを構成するパーツ数は2000点以上になり、AFVモデルの中では極めて多いパーツ数になっていますが、1/35スケールではディテールアップの際にオーバースケール気味となっていた車外装備品の固定具を一体成型のパーツという最小パーツ数で再現しています ●もっとも、足周りを中心にパーツ数は多く、基本工作の作業量も多くなるため、上級者向けのキットとなります ●エンジン、トランスミッション、最終減速器などの動力伝達装置をはじめ、主砲の砲尾、砲弾の弾薬架、無線機、各座席、視察装置など細部に渡り「4号戦車G型」の内部構造も再現、狭い車内に多くの装備が詰まった様子と、武装強化を施した結果、最小限のスペースしか確保できていない状態を3次元化したプラモデルとして把握し、楽しむことができます ●「4号戦車G型」は、「砲塔」「車体上部」「前面パネル」「後部パネル」「車体下部」、左右の「フェンダー」の6ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●面構成の「4号戦車」の砲塔形状を再現、天板部のボルト穴や各装甲板の接合部などはモールドで再現しています ●「43口径 75mm戦車砲 KwK40」の砲身は、プラスチック製のパーツと金属製パーツの2種をセット、選択して使用することができます ・ プラスチック製パーツの砲身は左右に分割したパーツで再現 ・ 「マズルブレーキ」は、シングルバッフルタイプとダブルバッフルタイプの2種をセット、選択して使用することができます ・ 「マズルブレーキ」は、前後方向に3分割したパーツ構成となっており、内部中央部の仕切り板をパーツ化し、内部構造も再現しています ・ 「防盾」は、装甲スリーブも含めて4パーツで再現 ・ 「防盾」の「同軸機銃口」は貫通した状態で開口、付属の「MG34機関銃」を差し込んで「同軸機銃」を再現します ・ 「防盾」は、完成後も上下に可動させることができます ●砲塔の基本構造は、上部、底部、前部パネルの3パーツで構成 ・ 「側面ハッチ」上部の「雨樋」は一体成型のパーツで再現 ・ 各「クラッペ」は別パーツ化、開閉用のヒンジも再現しており、開閉状態を選択することができます ・ 「側面ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます ・ 「ゲベックカステン」はバスタブ状に一体成型となった下部パーツに天板と「蓋」を取り付けて作製します ・ 「ベンチレーター」は3層で再現、内部の「ファン」や上部の「アンテナマウント」を別パーツ化して再現しています ・ 「スモークディスチャージャー」は、1本ずつ個別にパーツ化、発煙弾が付属しており、装填の有無を選択することができます ・ 砲塔は車体上にのせて置くようになっており、固定用のツメなどはありません ●車長キューポラは、3層のパーツで構成、視察部の「装甲カバー」は別パーツ化しています ・ 「車長ハッチ」は別パーツ化しており、開閉状態を選択できます ・ 視察装置の「防弾ガラス」はクリアパーツで再現 ・ 「車長用指針」はエッチングパーツで再現しています ●砲塔内部を再現、以下のパーツで構成しています ・ 砲塔バスケット ・ 砲尾 ・ 照準器 ・ 防危板 ・ 薬莢受け ・ 即応弾薬架 ・ 機銃 ・ ベンチレーター ・ 各座席 ・ 砲塔旋回装置 ・ 砲手用の方位盤 など 【 前部パネル 】 ●車体前部パネルは一体成型のパーツで再現 ・ 「ブレーキ点検ハッチ」は別パーツ化しており、開閉状態を選択することができます ・ 「予備履帯固定具」は個別にパーツ化 【 車体上部 】 ●面で構成した車体上部形状とレイアウトを再現、天板部のボルト穴や溶接跡をモールドで再現しています ●車体上部は、一体成型の本体部分に前面パネル、後部パネルを取り付けて作製します ・ 「操縦手ハッチ」「無線手ハッチ」、そして「エンジン点検ハッチ」は別パーツ化しており、開閉状態を選択することができます ・ 操縦手の「視察装置」は2パーツで再現、「装甲バイザー」は任意の位置で固定することができます ・ 操縦手の「視察装置」の「防弾ガラス」の内側はクリアパーツで再現しています ・ 「前方機銃マウント」は、「ボールマウント」と「装甲カバー」の2パーツで再現 ・ 「前方機銃」は、内側から「MG34機関銃」を差し込んで作製します ・各「クラッペ」は別パーツ化、開閉用のヒンジ部なども再現しており、開閉状態を選択することができます ・ 後部の「吸気グリル」は3パーツで再現、「吸気口カバー」は4枚が連なった状態で一体成型したパーツで再現しています ・ 後部に装着する「牽引ワイヤー」は、アイの部分をプラスチック製のパーツ、ワイヤー本体は付属の銅製ワイヤーを使用します ・ 「発煙装置」は9パーツで構成、内部の発煙筒も再現しています 【 フェンダー 】 ●ドット状の滑り止めパターンを記した「4号戦車」のフェンダーを再現、内側の構造も再現しています ●「フェンダー」は、フェンダー本体と後部の「マッドフラップ」の2パーツで構成 ・ 「フェンダー」前部内側のディテールはモールドで再現しています ・ 「マッドフラップ」の「固定バネ」を再現するための金属製スプリングが付属しています ・ 「ノテックライト」は5パーツで再現、ガラス部はクリアパーツとなっています ●車載工具類は、固定具が付いていない状態でパーツ化しています ・ 「固定具」は、固定用の「蝶ネジ」を含めてそれぞれ一体成型のパーツで再現、蝶ネジの穴を開口しています ・ 「固定クランプ」はエッチングパーツで再現しており、3パーツに分割したパーツで再現しています 【 後部パネル 】 ●後部パネルは、平面状となったパネル本体にフレームを取り付けて作製します ・ 「誘導輪基部」は6パーツで再現 ・ 「予備エンジン排気管」は前後に分割したパーツで再現、先端部は別パーツ化しています ・ 「排気管」は、排気管本体と固定バンド部とに分割したパーツ構成で、5パーツで再現しています ・ 車体上部と車体下部とを接続するプレートは一体成型のパーツで再現、固定ボルトをモールドで再現しています 【 車体下部 】 ●車体下部は、バスタブ状に一体成型となったパーツで再現、これに前部パネル及び後部パネルを取り付けて作製します ・ 「転輪」は、ホイール部分、ゴムの部分、ハブキャップとに分割しており、ゴムの部分もプラスチック製のパーツです ・ 「ボギー式サスペンション」は、1ユニットが8パーツ、転輪を含めると22パーツで構成しています(全8ユニット) ・ 「起動輪」「誘導輪」は前後に分割したパーツで再現 ・ 「ダンパー」はそれぞれ2パーツで再現 【 履 帯 】 ●履帯は、接地部分に滑り止めが付かない、「4号戦車」用の「中期型履帯」を再現しています ・ 履帯は、1枚ずつに分割した連結可動式履帯となっています ・ 履帯は、「履帯ピン」の部分が貫通した状態で開口しており、これに「履帯ピン」のパーツを差し込んで繋いで作製します 【 車体内部 】 ●車体内部を再現しており、以下のパーツで構成しています ・ 最終減速器 ・ トランスミッション ・ トランスミッション通気管 ・ クラッチ板 ・ メーターパネル (メーター面は付属のデカールで再現) ・ 操行レバー ・ ペダル類 ・ 操縦席 ・ 変速レバー ・ 前方機銃マウント ・ 無線機 (ステーはエッチングパーツ) ・ 無線手席 ・ 変圧器 ・ 戦闘室床面 ・ バッテリー ・ ドライブシャフト ・ 砲弾弾薬架 ・ 隔壁 ・ スポンソンのラック (エッチングパーツ) ・ 砲弾 (×77 底部はエッチングパーツ) ・ エンジン ・ 補助エンジン ・ 燃料タンク ・ ラジエター ・ エンジン冷却装置 など ●車長キューポラの視察装置、クラッペ及び視察口の防弾ガラスなどを再現したクリアパーツが付属 ●車載工具の固定クランプ、砲弾の底部、スポンソンのラック、無線機のフレームなどを再現したエッチングパーツが付属しています 【 「4号戦車G型」の塗装とマーキング 】 ●「4号戦車G型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる2種類の塗装例がカラー塗装図に記載されており、国籍マーク、車体番号、砲弾の弾種表示、消火器のマークなどを再現したデカールが付属しています ●「ドイツ 4号戦車 F2型」の完成時のサイズ ・ 全長 : 438mm ・ 全幅 : 207mm ●パーツ数 : 2000点以上 【 「ドイツ 4号戦車 F2型」のパッケージ内容 】・ 4号戦車G型 ×1 ・ 金属製砲身 ×1 ・ エッチングシート ×7 ・ 金属製スプリング ×4 ・ 銅製ワイヤー ×1 ・ デカールシート ×2 ・ 組立て説明書 ×1 ・ カラー塗装図 ×1 ●2016年 一部新金型 【 「Sd.Kfz.161 4号戦車G型」について 】●1935年、ドイツは再軍備化を開始、それまで水面下で進められていた戦車開発は本格的な開発へと移行します ●この戦車開発にあたっては、「1号戦車」~「4号戦車」という4種の戦車に区分が行われ、「4号戦車」はあくまでも中戦車のカテゴリーに入っていましたが重戦車としての役割も担っており、他の戦車を火力で支援することから、24口径という短砲身ながらも当時としては大口径となる75mm砲を搭載していました ●戦車部隊の主力となる「3号戦車」が最新式の懸架装置となるトーションバーサスペンションを採用したのに対して、「4号戦車」は従来のタイプを引き継いだボギー式サスペンションを採用、地形への追従能力は「3号戦車」が勝りましたが、「4号戦車」は高い信頼性を持ち、これは大戦を通じて高い評価を得ています ●「3号戦車」の生産が遅延したため、大戦初期のポーランド戦やフランス戦などでは「2号戦車」や「4号戦車」、そして「38(t)戦車」が「3号戦車」の穴埋をして活躍、その後、「3号戦車」の生産が安定し、部隊の必要数が満たされ、1941年の独ソ戦の頃になると、ほぼドイツ軍が想定した戦車戦力で挑むことができました ●しかし、独ソ戦が始まると、ソ連軍の新鋭戦車「T-34」や「KV-1」に対してドイツ戦車部隊は苦戦、特に、ドイツよりも先進的な設計思想の下で開発された「T-34」は、ドイツ軍戦車を一気に旧式化してしまいました ●ドイツ軍は「3号戦車」の性能向上を図り、戦車戦での優位性を回復しようとしますが、「3号戦車」の主砲を長砲身「60口径 50mm戦車砲 KwK39」へと換装したタイプが登場しても、劣勢は変わりませんでした ●そこで、「60口径 50mm戦車砲 KwK39」よりも強力な威力を持つ「43口径 75mm戦車砲 KwK40」を「3号戦車」へと搭載するよう企てましたが、車格の小さな「3号戦車」への搭載は難しく、この代替として「4号戦車」に同砲を搭載することが決定、「4号戦車G型」として実現します ・ この「43口径 75mm戦車砲 KwK40」を搭載した「4号戦車」は、以前は「4号戦車F2型」と呼ばれていましたが、最近の考証では「4号戦車G型」の「初期型」に区分されています ●「43口径 75mm戦車砲 KwK40」の搭載は、これまで支援戦車であった「4号戦車」の役割が「主力戦車」へと変わったことを意味しており、生産数も一気に増加することになりました ●「43口径 75mm戦車砲 KwK40」は、対戦車砲「75mm対戦車砲 PaK40」を車載化したものであり、車内での取り回しを行いやすいように砲弾形状(薬莢)は変わりましたが、ドイツ軍を苦しめたソ連軍の野砲「76.2mm野砲 F-22」と同等の装甲貫通能力を持つ優秀な火砲でした ●この強力な戦車砲は、通常の交戦距離(1500m前後)で「T-34」の正面装甲を貫く威力があり、やっと「T-34」に対する優位性を回復させることができました ●また、北アフリカ戦線においては、総合的な火力に劣る連合軍戦車相手に「4号戦車G型」は能力を如何なく発揮、連合軍将兵から「マーク4 スペシャル」として恐れられる存在となります ●しかし、「4号戦車」は基本的に戦前の設計思想の下で造られていたため、避弾経始は考慮されておらず、車体前部に点検用のハッチがあるなど、防御上の問題点を抱えていました ●「4号戦車G型」では、砲塔及び車体の前面装甲を50mm厚として防御力を高めていましたが、それではとても十分とは言えず、「後期型」からは車体には30mm厚の追加装甲を装着するようになりました ●「4号戦車G型」はドイツ軍の戦車部隊の主力として各戦線で活躍、1943年4月からは「4号戦車G型」のマイナーチェンジ版である「4号戦車H型」に生産は移行しますが、既存の車両は損耗するまで運用が続きました ●「4号戦車G型」は、長砲身砲を装備した「4号戦車」の基礎となり、ドイツ戦車兵の軍馬として、酷暑の北アフリカから酷寒のロシアの地まで、運命と栄光を共にしたのです
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