「マリアナ沖海戦 母艦搭乗員 激闘の記録 本 (大日本絵画 船舶関連書籍
)」です
●「マリアナ沖海戦 ~母艦搭乗員 激闘の記録~」です
●「マリアナ沖海戦」とは何だったのか?マリアナ沖海戦は本当に「ターキー・ショット」だったのか?
●飛行機が主役であったと言われる太平洋での戦い、昭和19年6月に行われた「マリアナ沖海戦」
●その中でも「航空母艦」対「航空母艦」の海戦は、日本から「9隻」、アメリカから「15隻」の空母が参加するという、太平洋上、いや歴史上でも最大級の海戦でした
●しかしその知名度は低く、「ハワイ沖海戦」「ミッドウェー作戦」「レイテ沖海戦」に比べ詳しく語られた研究がなく、「アウトレンジ作戦が悪い」「搭乗員の練度が低い」という漠然としたイメージで語られることが多いのがこの戦いの特徴でした
●では「アウトレンジ作戦」の「どこが悪いのか?」、「搭乗員の練度が低い」というのは「どうしてなのか?」、という根拠が語られる事はあまり見ることはできず、母艦搭乗員はどんな人が、どんな訓練をしたのかなど、各航空隊の生い立ちから、マリアナ沖海戦に至るまで、当時の生存者に調査をしたものは「戦史叢書 マリアナ沖海戦」ぐらいのものでした
●本書では、昭和17年に行われた「南太平洋海戦」の後、日本航空部隊に何があったのか、マリアナ沖海戦までにどのような訓練を実施され、どのように戦ったのかを空母搭乗員にスポットをあて、これまで顧みられることの少なかった記録、記憶を、たんねんにつなぎ合わせまとめました
●あまり語られる事がなかった海戦の真相を歴史の証言とともに説き起こす「マリアナ海戦ドキュメント」
●内容目次
・ 序章
・ 母艦飛行隊 陸上基地へ
・ 一航戦壊滅す
・ 第二航空戦隊も陸上へ
・ 次期作戦に備えて
・ 低速の商船改造空母
・ 一航戦再建へ
・ 三航戦(六五三空)編成
・ 第二航空戦隊、またもや再建
・ タウイタウイ
・ サイパンへ
・ 決戦の日 (6月19日)
・ 勝敗は決定的に (6月20日)
・ 退却
・ マリアナ沖海戦総括
・ その後の空母飛行隊
・ 後書きにかえて
・ 参考文献・史料リスト
・ 協力者リスト
・ 付録
●著:川崎まなぶ
●A5版 / ハードカバー
●全384ページ
●発行:2007年11月30日 初版発行