Sd.Kfz.166 4号突撃戦車 ブルムベア 中期型 w/ツィメリットコーティング (プラモデル)ドラゴン 1/35 '39-45' Series No.6500 スケール:1/35
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「Sd.Kfz.166 4号突撃戦車 ブルムベア 中期型 w/ツィメリットコーティング プラモデル (ドラゴン 1/35 '39-45' Series No.6500 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の突撃戦車「Sd.Kfz.166 ブルムベア」の「中期型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●大口径砲による火力と高い防御力により陣地制圧や市街戦などで活躍した「Sd.Kfz.166 ブルムベア」を再現、角型で背の高い戦闘室に大口径の短砲身砲を装備した、特徴的なフォルムを再現した内容となっています ●ドラゴン社製「Sd.Kfz.166 4号突撃榴弾砲 ブルムベア 中期型 (2in1)」をベースに、戦闘室、車体などを新規パーツへと変更したツィメリットコーティングバージョンです 【 「Sd.Kfz.166 4号突撃戦車 ブルムベア 中期型 w/ツィメリットコーティング」のキット概要 】●細分化したパーツ構成と、エッチング、アルミ製パーツ、クリアパーツなどのマルチマテリアルな構成により細部再現に重きを置いた内容 ●ツィメリットコーティング済みキット、コーティングのモールドは浅めで、人の手による荒れも再現 ●通常型とアンテナを増設した指揮車型とを選択可能 ●各乗員ハッチは開閉状態を選択可能 ●照準器や砲隊鏡などを再現したクリアパーツが付属 ●誘導輪内側のリムやピストルポート栓のチェーンなどを再現したエッチングパーツが付属 ●履帯は、接地部分に滑り止めパターンが付いた「3/4号戦車」用の「後期型」履帯、軟質素材(DS素材)によるベルト式 ●塗装例はドイツ軍仕様4種、国籍マークや車体番号などを再現したデカールが付属 【 「Sd.Kfz.166 ブルムベア」について 】●第2次世界大戦前から、ドイツ軍は歩兵部隊が運用する短射程の火砲として「sIG33 150mm重歩兵砲」を運用しており、大戦が開戦すると、絶大な破壊力は前線の将兵から高い評価を受けました ●ただ、歩兵を近接支援する兵器としては重量が嵩み機動性に欠けていたため、前線付近で活用するニーズに応えるべく早々と自走化を進めることになります ●最初に登場したのが「1号戦車」をベースとした「1号 15cm自走重歩兵砲」で、「sIG33 150mm重歩兵砲」を車輪を付けたまま搭載するという応急的な車両でしたが、各戦線で活躍します ●この「1号 15cm自走重歩兵砲」が一定の評価を得たことで、この後「sIG33 150mm重歩兵砲」の自走化は、「2号戦車」ベースの車両や「38t戦車」をベースとした自走砲「グリーレ」シリーズへと発展することになります ●「sIG33 150mm重歩兵砲」が最も活躍したのが市街戦であり、大きな破壊力で建物に潜む敵兵を制圧できることから高い評価を獲得しています ●特に、1942年の「スターリングラード」を巡る大市街戦では「sIG33 150mm重歩兵砲」が活躍、ただし自走砲「グリーレ」は防御力に乏しいことから遮蔽物が多い市街戦への投入は自殺行為に近く、「sIG33 150mm重歩兵砲」を搭載しながらも一定の防御力を持つ車両を前線から切望されるようになります ●この要求を受け入れ、ドイツ軍は急造車両として「33B突撃歩兵砲」を生産、この「33B突撃歩兵砲」はスターリングラード戦に投入され、市街戦において「強力な火砲」と「厚い装甲」の組合せは、極めて有効であることを立証しました ●もっとも、「33B突撃歩兵砲」はあくまでも急造車輌であったため、厚い装甲を持った「sIG33 150mm重歩兵砲」搭載の自走砲として抜本的に開発されたのが「Sd.Kfz.166 ブルムベア」です ・ 「Sd.Kfz.166 ブルムベア」は「4号戦車」の車台をベースとして、主砲に「sIG33 150mm重歩兵砲」を車載用として改良した「StuH43 150mm突撃榴弾砲」を搭載、砲身には防御のために装甲カバーを付けています ・ 戦闘室には傾斜をつけ避弾経始を考慮しながらも角型で背の高いものとなり、最大装甲は100mm厚と、ベースの「4号戦車」よりも防御力が格段に向上しています ・ しかし、その分重量が重くなり、車体前部には大きな荷重が掛かるため「中期型」以降は前部の転輪を「鋼製タイプ」に換装しています ・ 「Sd.Kfz.166 ブルムベア」の生産は、1943年4月から始まり、「4号戦車」の型式の推移に従い、「4号戦車G型」~「4号戦車J型」までの車体をベースとした車両が登場、合計300両程度が作られています ●「Sd.Kfz.166 ブルムベア」は、1943年7月の「クルスク戦」が初陣となり、同じく同戦が初陣の重駆逐戦車「フェルディナント」と共に「第656重駆逐戦車連隊」を編成、激しい陣地攻略戦を展開しますが、「クルスク戦」の中止に伴い順次前線から撤収して行きます ●前線から引き上げられた「ブルムベア」は、「フェルディナント」と同様に全面改修が行われ、「クルスク戦」以降に生産されたタイプとほぼ同じ仕様に変更、「ツィメリットコーティング」も全車に施しています ●その後、「Sd.Kfz.166 ブルムベア」は、「アンツィオの戦い」「ノルマンディ戦」や「アルデンヌ戦」などに投入され、大火力の主砲と分厚い装甲により敵陣地の制圧などに活躍したのです 【 「Sd.Kfz.166 4号突撃戦車 ブルムベア 中期型 w/ツィメリットコーティング 」のキット内容について 】●このドイツ軍の突撃戦車「Sd.Kfz.166 ブルムベア」の「中期型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●ドラゴン社の「4号戦車」シリーズのフォーマットを踏襲し、細分化したパーツ構成とエッチング、アルミ製パーツ、クリアパーツを含んだマルチマテリアルな構成で「Sd.Kfz.166 ブルムベア 中期型」のディテール再現に重きを置いた内容となっています ●車体パーツ上には凹凸ある「ツィメリットコーティング」をあらかじめ再現しています ・ 比較的彫りの浅い薄めの「コーティング」を再現しており、人の手で塗られたことを再現する適度の「荒れ」も再現、砲身部分を中心として放射状のパターンで描かれた難易度の高いツィメリットコーティングを施した姿を手間なく再現することができます ●通常型と、戦闘室後部にスターアンテナを装備した「指揮車型」とを選択して作製することができます ●「Sd.Kfz.166 ブルムベア 中期型」は、「戦闘室」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています 【 戦闘室 】 ●傾斜装甲で構成した角型の「ブルムベア」の戦闘室形状を再現、前面のコーティングは放射状のパターンを再現しています ●「StuH43 150mm突撃榴弾砲」の砲身は一体成型のパーツで再現、砲口は開口しています ・ 球形の「防盾」は一体成型のパーツで再現、 ・ 防盾は、完成後も上下に可動させることができます ・ 戦闘室内側の「砲尾」は上下に分割したパーツで再現、「閉鎖器」は別パーツ化しており、開閉状態を選択できます ・ 「砲架」は左右に分割したパーツで再現、「操作ハンドル」「砲手席」などを別パーツ化して再現 ・ 「照準器」はクリアパーツで再現 ●戦闘室は、一体成型のパーツで再現、天板は別パーツ化しています ・ 「ピストルポート栓」は別パーツ化、戦闘室の部分には装甲の厚みを考慮した穴を開口しており、装甲栓を開放した状態も再現できます ・ 「車長ハッチ」「装填手ハッチ」「後部ハッチ」を別パーツ化、開閉状態を選択することができます ・ 「車長ハッチ」には、「砲隊鏡」を取り付けることが可能、「砲隊鏡」はクリアパーツで再現しています ・ 装填手ハッチを開いた場合に使用する「MG34機関銃」が付属しています ・ 「指揮車型」の戦闘室後部に装備する「スターアンテナ」は、アンテナ本体とアンテナマウントに分割しており、それぞれ上下に分割したパーツで再現しています 【 車体上部 】 ●「4号戦車」の構造をそのまま継承して戦闘室のみを変更した「ブルムベア」の車体上部レイアウトを再現、細分化したパーツ構成で複雑な構造を再現しています ●車体上部は、車体前部、エンジンデッキ、左右フェンダーの各ブロックに分割した構成となっています ●車体前部は、一体成型のパーツで再現 ・ 「ブレーキ点検ハッチ」とハッチ上の通気口の「装甲カバー」は別パーツ化して再現 ・ 「予備履帯固定具」はプラスチック製パーツで再現 ●エンジンデッキは前後に分割したパーツで再現、側面の吸気グリルと点検ハッチは別パーツ化しています ・ 「予備転輪ラック」は2連タイプを再現、ラックは一体成型のパーツで再現しています ・ 「エンジン吸気口のカバー」はプラスチック製パーツで再現 ●「フェンダー」は、フェンダー本体、前後のマッドフラップ、前部内側などの5パーツに分割して再現 ・ 各車載工具類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています ・ 「足掛け」は、個別にパーツ化しています ・ 「牽引ワイヤー」は、アイの部分はプラスチック製パーツ、ワイヤー本体は付属の金属製ワイヤーを使用して作製します 【 シュルツェン 】 ●シュルツェン本体はアルミ製パーツ、シュルツェン架は薄く成型したプラパーツでその構造を再現、シュルツェンは1枚ずつ個別にパーツ化しています ●シュルツェンは、シュルツェン架も含めて「装着状態」と「未装着状態」とを選択して組み立てることができます ・ シュルツェンは、1枚ずつに分割したアルミ製パーツで再現、 ・ シュルツェン架は、一体成型のパーツで再現したフレームに、一体成型化した支持架を取り付けて組み立てます 【 車体下部 】 ●「ブルムベア 中期型」として「4号戦車H型」に準じた車体下部構造を再現しています ●車体下部は、バスタブ状に一体成型となったパーツで再現、前面パネルと後部パネルは別パーツ化しています ・ 「サスペンションユニット」は各4パーツに分割して再現 (全8ユニット) ・ 「起動輪」「誘導輪」は表・裏に分割したパーツで再現、「誘導輪」内側のリムはエッチングパーツで再現しています ・ 「誘導輪」は、鋳造タイプとパイプ状タイプの2種をセット、選択して使用します ●後部パネルは上下に分割したパーツで再現 ・ 誘導輪基部は4パーツで再現 ・ 「排気管」は横置きの円筒形のタイプを再現しており、7パーツに分割して再現 【 履 帯 】 ●履帯は、接地部分に滑り止めパターンが付いた「3/4号戦車」用の「後期型」履帯を再現しています ・ 履帯は、接着及び塗装が可能な軟質素材(DS素材)によるベルト式となっています ・ より精密で立体感ある履帯に交換したい場合には、「3/4号戦車 後期型用履帯 (タイプA) (可動式)」がこれに対応しています ●照準器や砲隊鏡などを再現したクリアパーツが付属 ●誘導輪内側のリムやピストルポート栓のチェーンなどを再現したエッチングパーツが付属しています 【 「Sd.Kfz.166 ブルムベア 中期型」の塗装とマーキング 】 ●「Sd.Kfz.166 ブルムベア 中期型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第216突撃戦車大隊 (イタリア / 1944年) ・ 第216突撃戦車大隊 (イタリア / 1944年) ・ 第216突撃戦車大隊 (ポニリ / 1943年) ・ 戦車師団 「シュレーゼン」 (フランクフルト / 1945年) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車両番号などを再現したデカールが付属しています 【 「Sd.Kfz.166 4号突撃戦車 ブルムベア 中期型 w/ツィメリットコーティング 」のパッケージ内容 】・ Sd.Kfz.166 ブルムベア 中期型 ×1 ・ エッチングシート ×1 ・ 金属製チェーン ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●2009年 一部新金型
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