



アメリカ中戦車 M4A1 シャーマン 後期型 ヘッジロウカッター付き (プラモデル)アスカモデル 1/35 プラスチックモデルキット No.35-022 スケール:1/35
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![]() 「アメリカ中戦車 M4A1 シャーマン 後期型 ヘッジロウカッター付き プラモデル (アスカモデル 1/35 プラスチックモデルキット No.35-022 )」です●第2次世界大戦時におけるアメリカ軍の中戦車「M4A1」の初期型車体の後期型を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。 ●「M4中戦車」シリーズにおいて、初期型車体を代表する存在となる「M4A1」の初期型車体の後期型を再現、独特の丸みを帯びた車体に短砲身の75mm砲を装備したアメリカのマスプロ戦車の象徴的姿を表現した内容となっています。 ●砲塔後部が傾斜したタイプの「初期型砲塔」に「75mm砲」を搭載、防盾部は「M34A1型 砲架 (幅広型防盾)」、車体部は「鋳造車体」の初期型、ギアハウジングは「ワンピース」、サスペンション部は「初期型VVSS式」となった「M4A1 初期型車体 後期型」を再現しています。 ・ 履帯は初期の車輌で良く見られたラバーシェブロンタイプの履帯「T48」をセットしています。 【 アメリカ M4A1 シャーマン 初期型車体後期型 について 】●第2次世界大戦前の時代、アメリカ軍は世界恐慌の余波や孤立主義の台頭などで軍備は縮小され、特に戦車の開発に関しては、世界的にも遅れていました。 ●しかし、第2次世界大戦が勃発すると、戦車の開発は、極めて高い工業生産力を背景に急ピッチで進められます。 ●アメリカ軍の中戦車として多砲塔型の旧態依然とした「M2A1」中戦車が存在していましたが、量産の途中で打ち切られ、「M3」中戦車の開発が行なわれます。 ●この「M3」中戦車は、当時のアメリカでは大型の砲塔を動力旋回させる技術が無く、そのためスポンソン部に「75mm砲」を搭載させるという苦肉の策が採られました。 ●ただ、この方法はあくまでも大型の砲塔を持つ次期中戦車の登場までの「繋ぎ」としての役割で、「M3」中戦車の開発が一段落すると、直ちに「M4」中戦車の開発が開始されます。 ●この「M4」中戦車は、「M3」中戦車の開発で培ってきたノウハウが活かされ、開発のスピードを上げるためにコンポーネントも極力共通化が図られました。 ●また、「M4」中戦車は、主力中戦車として大量生産体制が採られ、エンジンの供給率を上げるために4種のエンジンを用意、それぞれのエンジンに合わせて専用の車体が作られ、「M4」「M4A1」「M4A2」「M4A3」「M4A4」の5種類の形式が生まれました。 ・ 「M4」と「M4A1」とは同じエンジンで、溶接車体の「M4」に対して、高い溶接技術を持たない工場向けに鋳造の車体としたのが「M4A1」です。 ・ 「M4A5」はカナダの「ラム戦車」に与えられた番号で、「M4A6」は少数生産の実験車輌です。 ●「M4A1」は、「M4」中戦車シリーズの中では最初に生産が開始された形式で、当初は操縦手及び前方機銃手用に直視バイザーを装備、砲塔の防盾は狭小タイプとなっているのが特徴でした(この「M4A1」は、アスカモデル社のキット表示では「M4A1 初期型」となります)。 ●この「M4A1」は、北アフリカ戦線においてアメリカ軍、イギリス軍によって使用され、その堅牢な構造と、榴弾の火力、そして機械的信頼性などから高い評価を受けました。 ●ただし、戦訓により防御上の観点から直視バイザーが廃止され、後には防盾も幅広の「M34A1」防盾が採用されました(直視バイザーが廃止されたタイプは、タスカの表示では「M4A1 中期型」です)。 ●この新しいタイプの「M4A1」は、「M4A1」の初期型車体の後期型に区分され、後期型車体の登場後も、大戦の終結時までに広く使われています。 ・ このタイプの後に、前部ハッチが大型化された後期型車体が登場します。 ●「M4 中戦車」は、車体のスポンソン部に弾薬を搭載していましたが、この部分の側面装甲は垂直に切り立っており、防御上の弱点となっていました。 ●特に、被弾時において誘爆により火災が発生する事案が多発、このことにより多くの被害が生じました ●そこで、「M4 中戦車」シリーズ全体で増加装甲を取り付けられることなり、「M4A1 初期型車体後期型」にも弾薬庫に合わせた増加装甲「アップリケアーマー」が装着され、砲塔の砲手席の部分にも防御上の観点から同様の装甲が施されました。 ・ 後期型車体からは、湿式の弾薬庫が採用され、火災の発生率は大幅に改善されています。 ●1944年6月、ノルマンディ戦が開始されると、連合軍の戦車部隊はこの戦域で多く見られた生垣もしくは石垣で覆われた農地「ボカージュ」に苦しめられます。 ・ この「ボカージュ」は、視界が遮られるためにドイツ軍の歩兵や戦車猟兵の格好の隠蔽場所となり、戦車は近接戦闘により多くの被害を受けました。 ・ また、このような地形を乗り越える際に、戦車は弱点である底部を露出してしまうという問題が生じました。 ●このことから、現地部隊で考案されたのが「ヘッジロウカッター」で、ドイツ軍の戦車バリケードなどの廃材を利用して車体前部にスキッド状の構造物を取り付け、これにより「ボカージュ」を乗り越えることなく、そのまま突き進むことが可能となりました。 ●この「ヘッジロウカッター」は、ノルマンディ戦を終えると必要性が薄くなりましたが、大戦の末期においてもそのまま装着している車両が見られます。 ![]() 【 アメリカ中戦車 M4A1 シャーマン 後期型 ヘッジロウカッター付き (アスカモデル 1/35 プラスチックモデルキット No.35-22) プラモデルの内容 】●「M4A1 初期型車体 後期型」を再現したプラスチックモデル組立キットです。 ●アスカモデル社のリサーチ力と洞察力、そして高い成型技術により「M4A1 初期型車体 後期型」を再現しており、過度に細部重視に偏ることも無く、ディテールのポイントを押さえながらも、作り易さにも配慮した非常にバランスの取れた高品質な内容となっています。 ●アスカモデル社の高い成型技術により「M4A1 初期型車体 後期型」の細部のディテールが再現されており、車体及び砲塔の鋳造表現、防盾部の質感の違い、各パーツのディテールなども繊細なモールドで再現しています。 ・ また、最近のニューキットと比べてパーツ数は抑えており、同社らしくカッチリとした造りで組み易い内容になっています。 ●アスカモデル製「アメリカ中戦車 M4A1 シャーマン (中期型)」をベースとして、「M4A1 初期型車体 後期型」を再現するために、新型防盾、増加装甲、ヘッジロウカッターなどの新規パーツを追加したバリエーションキットとなります。 ●「M4A1 初期型車体 後期型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」「ヘッジロウカッター」の4ブロックに分割した構成となっています。 ■ 砲 塔 ●砲塔は、「M4A1 初期型車体 後期型」の丸い形状を再現、砲塔本体と防盾との質感の違いを表現しています。 ![]() ●「75mm戦車砲 M3」の砲身部分は左右に分割したパーツ構成。 ・ 砲身は、防盾部に内蔵するポリキャップで、上下に可動します。 ・ 防盾は、幅広の「M34A1」型をセットしています。 ●砲塔部は、実車の鋳造構造の分割ラインに合わせて上下に分割したパーツ構成。 ・ 砲塔は、装填手ハッチが無く、後部上面が斜めの初期型を再現しています。 ・ 側面に排莢ハッチが存在するタイプを再現、ハッチは別パーツ化していますので開閉状態を選択できます。 ・ 車長用の直接照準器も別パーツ化して再現。 ・ 車長キューポラは別パーツ化、取り付け位置を自由に選択できます ・ 車長ハッチも開閉状態を選択することができます。 ・ 増加装甲のパーツが付属、装着の有無を選択することができます。 ・ 砲塔は左右に旋回させることができます。 ●「M2 重機関銃」は、インジェクションキットとしては、非常に高いレベルで再現しています。 ・ 銃身は、銃身交換用の把手が付いた場合と、付いていない場合とを選択して組み立てることができます。 ・ 銃口は開口した状態で成型しています。 ・ 特徴的な放熱筒は、スライド式金型を使用して熱口の位置までも正確に表現しており、貫通した状態で成型しています。 ・ 機関部の蓋は別パーツ化しており、開閉状態を選択することができます。 ・ コッキングハンドルは別パーツ化して再現。 ・ 弾帯も別パーツ化して付属しています。 ![]() ■ 車体上部 ●車体上部は、「M4A1 初期型車体 後期型」の丸みを帯びた特徴的な形状を再現、表面部にはアメリカ戦車らしい平滑な鋳造肌をモールド化して再現しています。 ●「M4A1 初期型車体 後期型」の車体上部はエンジンルームを除き、一体成型化したパーツで再現しています。 ・ 前部のベンチレーターは別パーツ化、操縦手ハッチ、前方機銃手ハッチも別パーツ化しており開閉状態を選択することができます。 ・ エンジンルーム天板部分と点検ハッチは別パーツ化して再現。 ・ 前照灯のガラス部を再現するクリアパーツが付属。 ・ 後部のエアークリーナーは、角型と円筒型の2種のパーツをセット、選択して使用することができます。 ・ 増加装甲のパーツが付属、装着の有無を選択できます。 ・ 車体後部の吸気口のメッシュを再現するエッチングパーツが付属。 ・ 尾灯のライトガードも2種のパーツをセットしていますので、選択して使用することができます。 ●前部フェンダーは車体とは別パーツ化して再現。 ・ フェンダー上部にボルトが付いているタイプと、ボルト無しのタイプとが付属、選択して使用できます。 ●側面のサイドスカートを取り付ける基部のパーツが付属しています。 ■ 車体下部 ●「M4A1 初期型車体 後期型」の車体下部は箱組状に、四方の装甲板を貼り合せて組みたてます。 ●ギアハウジング(デファレンシャルカバー)は、丸みを付けたワンピースタイプを再現。 ● 「VVSS」サスペンションは、リターンローラーの支持架が水平になった初期型を再現しています。 ・ 各サスペンションユニットは14個のパーツにより細かく再現されています(全6ユニット)。 ・ サスペンションのアーム部分は可動、間に挟む特殊なゴムシートの弾性を利用してスムーズかつ反発性をもった動きを再現することができます。 ・ サスペンション部は左右に分割したパーツ構成、サポートローラーと垂直式バネ、ゴムシートなどを挟み込み、これにサスペンションアームを取り付けるパーツ構成となっています。 ●起動輪、誘導輪、転輪は2種もしくは3種用意されており、選択して使用します。 ・ 起動輪は、肉抜き穴が有る「標準型」、肉抜き穴が斜めに付いている「クライスラー型」、そして肉抜き穴の無い「後期型」の3タイプが付属しています。 ・ 誘導輪及び転輪は、前期のスポークタイプと、後期のプレスタイプの2種が付属しています。 ・ 起動輪、誘導輪、転輪、リターンローラーは可動させることができます。 ■ 履 帯 ●履帯は、接着及び塗装が可能な素材によるベルト式履帯が付属しています。 ・ 履帯は、中央部がラバー製で、楔形の滑り止めが付いたラバーシェブロン型の履帯「T48」を再現しており、モデルカステン製「M4シャーマン戦車用履帯 T48型 (可動式)」がこれに対応しています。 ・ 履帯パーツの接着には瞬間接着剤、塗装に関してはラッカー系塗料を使用することを指定しています。 ■ ヘッジロウカッター ●「ノルマンディ戦」で見られた「ヘッジロウカッター」が付属しています。 ・ 「ヘッジロウカッター」は、その取り付けの有無を選択できます。 ・ 「ヘッジロウカッター」は、本体部分は6パーツで構成され、細部パーツを取り付けることにより数種類のタイプを選択して製作することが可能です。 ■ フィギュア ●戦車長のフィギュアが1体付属しています。 ・ 両手をハッチ周囲に置いて佇んでいるポーズとなっています。 ・ 服装は、「HBTツナギ服」を着用、布製レギンスを履き、戦車ヘルメットを被った姿です。 ・ 服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目などの細部は繊細なモールドで彫刻されています。 ・ フィギュアは、頭部、胴体、両腕のパーツ構成です。 ・ ゴーグル、ホルスター、マガジンポーチのアクセサリーパーツが付属。 ■ アクセサリー ●以下のアクセサリーパーツが付属しています。 ・ ジェリカン ×2 ・ 水用ジェリカン ×2 ![]() ●ペリスコープや前照灯のガラス部などを再現するクリアーパーツが付属しています。 ●吸気口のメッシュ、エンジン点検ハッチのメッシュなどを再現するエッチングパーツが付属しています。 【 アメリカ中戦車 M4A1 シャーマン 後期型 ヘッジロウカッター付き (アスカモデル 1/35 プラスチックモデルキット No.35-22) 塗装とマーキング 】●「M4A1 初期型車体 後期型」のマーキングとして、アメリカ陸軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されています。 ・ 第2機甲師団 第66、もしくは第67機甲連隊 D中隊 32号車 (ノルマンディ / 1944年6月) ・ 第2機甲師団 第70機甲連隊 (ノルマンディ / 1944年6月) ・ 第7機甲師団 第31戦車大隊 (フランス / 1944年8月) ●説明書の塗装例の基づく国籍マーク、部隊番号、車台番号などを再現したデカールが付属しています。 【 アメリカ中戦車 M4A1 シャーマン 後期型 ヘッジロウカッター付き (アスカモデル 1/35 プラスチックモデルキット No.35-22) パッケージ内容 】・ M4A1 シャーマン ×1 ・ ジェリカン ×2 ・ 水用ジェリカン ×2 ・ エッチングシート ×1 ・ ゴムシート ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●2010年:一部新金型 ![]() ![]() ![]() ![]()
![]() 通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
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