ドイツ軍 4号駆逐戦車 L/70(A) ラング w/国民擲弾兵 (プラモデル)サイバーホビー 1/35 AFVシリーズ (Super Value Pack) No.9127 スケール:1/35
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「ドイツ軍 4号駆逐戦車 L/70(A) ラング w/国民擲弾兵 プラモデル (サイバーホビー 1/35 AFVシリーズ (Super Value Pack) No.9127 )」です●「ドイツ軍 4号駆逐戦車 L/70(A) ラング w/国民擲弾兵」です●第2次世界大戦後期におけるドイツ軍の「4号駆逐戦車 ラング」のバリエーションのうち、アルケット社で生産されたタイプ「Sd.Kfz.162/1 4号駆逐戦車/70(A)」と、大戦後期に見られる初冬の装備をした「国民擲弾兵」4体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「4号戦車」の車体に「4号駆逐戦車」の戦闘室を組み合わせた車高の高いシルエットと、側面の金網式シュルツェンを持つ姿は、ドイツ戦車コレクションの中でも異彩を放つでしょう ●第2次世界大戦勃発時、ドイツ軍は主力戦車として「3号戦車」を開発、生産していましたが、ソ連軍の「T-34」などが登場すると、搭載する火砲の威力不足が目立ち始め、より強力な火砲を搭載できる車格の大きな「4号戦車」が主力となって行きます ●「4号戦車」は当初「24口径 75mm戦車砲 KwK37」を装備、対戦車火力を増大させるために「43口径 75mm戦車砲 KwK40」に換装され、これは更に威力を増した「48口径 75mm戦車砲 KwK40」に変更されます ●激化する戦闘においては、将来的にこの火砲も威力が不足すると見込まれ、「パンター戦車」と同じ「70口径 75mm戦車砲 KwK42」を装備させることが検討されました ●しかし、「4号戦車」の車体では回転砲塔式にこの「70口径 75mm戦車砲 KwK42」を搭載することには無理が有り1943年の夏には計画が一旦中止されます ●ただ、「70口径75mm戦車砲KwK42」を搭載することへの要望は強く、ドイツの戦車メーカーの1社である「アルケット」社は固定式に搭載することを提案、1944年7月に試作車が完成しました ●この車両は「4号戦車」の車体に「フォマーク」社で生産されていた「4号駆逐戦車」の戦闘室を改設計したものを搭載しており、「フォマーク」社の「4号駆逐戦車」に比べて車高が高いのが欠点でしたが、戦車の車体をそのまま流用することが可能で、生産の問題からは優れていました ●この車両は、「4号駆逐戦車/70(A)」と呼ばれ、1944年8月から1945年3月の間に278両が生産されることになります ●「Sd.Kfz.162/1 4号駆逐戦車/70(A)」は、当初「4号戦車」の火力支援型として戦車部隊に装備されましたが、その後は突撃砲部隊に分散して配備、その高い砲火力によりドイツ敗戦時まで奮戦を繰り広げたのです ●この「4号駆逐戦車/70(A)」を再現したプラスチックモデル組立キットで、4体のフィギュアを含めてパッケージされた内容となっています ●同社「Sd.Kfz.162/1 ドイツ 4号駆逐戦車/70 (A)」のキットをベースに「ドイツ第352国民擲弾兵師団 (アルデンヌ1944)」と「マジックトラック キャタピラ」をセットしたバリューパックとなります ・ 「Sd.Kfz.162/1 ドイツ 4号駆逐戦車/70 (A)」のキット自体は、ドラゴン社の初期の製品ですが、現在のニューキットと比べてパーツ数が少ないながらもツボを押さえた表現が施されており、手軽に組んで同車の魅力を楽しんだり、自分のテクニックに応じたディテールアップを試みるのも一興でしょう ●車体上部は、車体前部、フェンダー、エンジングリル部が一体成型され、これに戦闘室及びフェンダー後部を取り付ける構成となっています ●戦闘室は、戦闘室本体、戦闘室前部、後部の3分割式となっています ・ 戦闘室上部には特徴的な分割式の照準器レール、車長ハッチ周囲のボルトなどのディテールが再現されています ・ 車長ハッチ、砲隊鏡ハッチは別パーツとなっており、開閉状態が選択できます ・ 照準器カバーは別パーツです ・ トラベリングロックは3パーツで構成され、可動式となっています ●砲身は左右分割式となっています ・ 防盾内側のパーツにより、上下左右に可動します ●車体下部はバスタブ式に一体成型されています ・ 下部転輪は、前方4組が鋼製転輪、後方4組がゴム付きの通常の転輪となっています(この状態が「4号駆逐戦車/70(A)」の標準) ・ 誘導輪は鋳造型とパイプ式とが付属、選択して使用できます(説明書では鋳造型が指示されていますが、パイプ式の使用例も存在します) ●履帯はマジックトラックによる接着連結式となっています ・ 履帯は、「3/4号戦車」用の軽量型履帯が再現されています ●金網式シュルツェン(トーマシールド)は、ナイロン製のメッシュにプラパーツの枠を取り付ける方式となっています ・ シュルツェン架は薄く成型され、実物の薄い造りが表現されています ●擲弾兵を再現したフィギュアが4体付属しています ・ このフィギュアは、ドラゴン社の「ドイツ第352国民擲弾兵師団 (アルデンヌ1944)」と同一のものです ●防寒アノラックを着用した兵士が2体、オーバーコートの上からアノラックを被った兵士が1体、そしてオーバーコート姿の兵士が1体と、新式の武装を持ちながらも兵士の服装はバラバラという大戦後期のドイツ兵の雰囲気を表した内容となっています ・ 装備している武装は「ワルサー Gew43 自動小銃」と「MP-43 突撃銃」で、これは当時の最新式の武装であり、装備が優良な一線級の部隊の兵士が表現されています ●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成で、コートの裾の部分は別パー化され、立体感有る造形となっています ●服の皺の表現はスケールに沿っており、防寒着の着膨れした状態が再現されています ●各フィギュアは、装備する武装を持ちながら歩いているポーズとなっています 各「フィギュア」について ●オーバーコートにアノラックを被っている兵士フィギュアは、 両腕で「ワルサー Gew43 自動小銃」を持っているポーズ ●防寒アノラックを着用している兵士フィギュアの1体は、両腕で「MP-43 突撃銃」を下に向けて持っているポーズ ●オーバーコート姿の兵士フィギュアは、両腕で「ワルサー Gew43 自動小銃」を下に向けて持っているポーズ ●防寒アノラックを着用している兵士フィギュアの1体は、片手に「MP-43 突撃銃」を持ち、もう一方の手で「パンツァーファースト」を肩に担いでいるポーズとなっ ています ●付属する装備品パーツ ・ 「ワルサー Gew43 自動小銃」 ×2 ・ 「MP-43突撃銃」 ×2 ・ 「パンツァーファースト60」 ×1 ・ 「パンツァーファースト60」(射撃時) ×1 ・ 「パンツァーファースト30クライン」 ×1 ・ 「パンツァーシュレック」 ×1 ・ 「パンツァーシュレック」砲弾 ×1 ・ 柄付き手榴弾 ×7 ・ 卵型手榴弾 ×1 ・ 銃剣 ×4 ・ ヘルメット ×3 ・ 迷彩カバー付きヘルメット ×1 ・ 自動小銃用マガジンポーチ ×2 ・ ライフル用マガジンポーチ ×2 ・ 「MP-43」用マガジンポーチ ×4 ・ 雑嚢 ×4 ・ 飯盒 ×2 ・ 携帯シャベル ×2 ・ 水筒(前期型) ×2 ・ 水筒(後期型) ×2 ・ ガスマスクケース ×2 ・ 双眼鏡 ×1 ●マーキングは、2種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 所属不明(アルデンヌ / 1944年) ・ 第116戦車師団(ベルギー / 1944年) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製 ------------------------------------------- ●ワンポイント ・ この「4号駆逐戦車/70(A)」は、1/35のスケールでは当キットが唯一のキットとなります ・ 前述のように、パーツは少ないながらも基本形はしっかりとしており、新たにマジックトラックの履帯も付属していますので、ディテールアップの素材としても最適かと思われます ・ 特に付属する工具類は形状的に少々甘いですから、タミヤの「4号戦車車外装備品セット」などを流用するだけで、印象が格段に良くなるでしょう
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