ドイツ 4号駆逐戦車 ラング L/70(V) 1944年8月生産型 w/ツィメリットコーティング (プラモデル)ドラゴン 1/35 '39-'45 Series No.6589 スケール:1/35
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「ドイツ 4号駆逐戦車 ラング L/70(V) 1944年8月生産型 w/ツィメリットコーティング プラモデル (ドラゴン 1/35 '39-'45 Series No.6589 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の駆逐戦車「4号駆逐戦車 L/70(V)」(ラング)1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キットで、その初期生産型(1944年8月生産型)が表現されています ●低く地を這うような低いシルエットに、長砲身砲を装備した「4号駆逐戦車 L/70(V)」を再現、傾斜装甲によるシャープなフォルムを持つ、同車の魅力が表現された内容となっています 【 「4号駆逐戦車 L/70(V)」について 】●第2次世界大戦前、ドイツ軍は比較的重装甲を持つ歩兵用の直接支援車両「3号突撃砲」を開発します ●この「3号突撃砲」は、フランス戦から実戦に参加、開発当初の歩兵支援に活躍しましたが、無砲塔式の低いシルエットに重装甲を持ち、対戦車戦にも有効性が認められました ●この対戦車性能が評価され、この「3号突撃砲」は後に長砲身砲を搭載し、対戦車兵器としての性格が強くなって行きます ・ この「3号突撃砲」は、砲塔を持たない関係で生産コストが低く、戦闘室に直接に砲を搭載するために戦車型よりも大きな砲を積むことが可能という長所を持っており、戦車不足に悩むドイツ軍の大きな助けとなりました ●この「3号突撃砲」の成功から、より対戦車能力に特化した車両「駆逐戦車」の開発が開始されます ●この車両は「4号戦車」をベースに、避弾経始を考慮した傾斜装甲を装備、砲架は前面装甲に直接取り付ける形式が採られ、「4号駆逐戦車」という名称が付けられました ●この「4号駆逐戦車」は1944年初旬から生産が開始され、対戦車戦闘で活躍します ●ただし、「4号駆逐戦車」が搭載する75mm砲は48口径のタイプで、これは「4号戦車」や「3号突撃砲」と同一のものであり、より強力な火砲を搭載することが望まれます ●これにより登場したのが70口径75mm砲を搭載したタイプの「4号駆逐戦車 L/70(V)」で、1944年8月から生産が開始されました ・ この「4号駆逐戦車 L/70(V)」は、当初「ラング」という名称が与えられていましたが、長砲身「4号戦車」と混同してしまうので、後に廃止されます ・ 「4号駆逐戦車 L/70(V)」の「(V)」は、生産工場「フォマーク」社を示すものであり、「アルケット」社で生産された背の高いタイプ「4号駆逐戦車 L/70(A)」と区別するものです ●この「4号駆逐戦車 L/70(V)」は、1944年の末頃から実戦に参加、その長砲身砲の威力により対戦車戦闘に活躍し、以後戦車猟兵大隊(駆逐戦車大隊)の主力車両として使用され、ドイツ敗戦時まで運用されています ●「4号駆逐戦車 L/70(V)」は、ドイツ装甲車両の特徴の一つとして、生産の過程で数々の改良が実施されています ●生産当初に生産されたタイプは、対磁気地雷用のツィンメリットコーティングが施されており、下部転輪も全て通常のゴム外装式タイプを装備しているのが特徴です ・ ツィンメリットコーティングは、連合軍側が吸着地雷を使用しないことが判明、1944年9月に全面廃止されています ・ 「4号駆逐戦車 L/70(V)」は、大型の砲を搭載したことにより前部に荷重が掛かり、転輪の磨耗を防ぐために、中期以降の生産タイプには下部転輪の前部に鋼製転輪が装着されました 【 「ドイツ 4号駆逐戦車 ラング L/70(V) 1944年8月生産型 w/ツィメリットコーティング」のキット内容について 】●この「4号駆逐戦車 L/70(V)」の初期生産型を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●サイバーホビー社のディテール表現力によって「4号駆逐戦車 L/70(V)」を詳細に再現、正確なリサーチにより、その初期生産型の特徴が表現されています ●車体パーツには初期生産型で見られたツィンメリットコーティングを再現、コーティングはスケールに沿った表現となっており、微妙な荒れなど、実感に優れた彫刻となっています ・ コーティングは、戦闘室、防盾、車体前後部、エンジングリル装甲板、車体側面に彫刻されています ●「4号駆逐戦車 L/70(V)」は、戦闘室、エンジングリル部、左右フェンダー、車体下部の4ブロックで構成されています ●砲身は一体成型となっており、スライド式金型により砲口が開口処理されています ・ 砲尾、砲架、照準器などがパーツ化されています ・ 砲架部分は、実車の「カルダン式砲架」が再現されており、砲身は左右上下に可動します ●戦闘室は、本体部分と天板との2分割式です ・ 照準器カバーは、レール部分と一体成型されたパーツと、カバーとレールが分割されたパーツとを選択できます ・ 車長ハッチ、砲隊鏡ハッチ、装填手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 上部の「Sマイン発射器」は、装備した状態と、装備されずに蓋が付けられている状態とを選択可能です ・ 前方の機関銃ポート部の構造が再現、装甲カバーは別パーツとなっています ・ 照準器、砲隊鏡、ペリスコープはクリアーパーツです ●エンジングリル部は、本体部分、後部パネル、吸気口グリル部のパーツ構成です ・ エンジングリルの点検ハッチは別パーツです ・ 後部の予備履帯ラックは、長短2タイプが付属しています ・ 車載工具類には工具固定具が一体成型されています ●フェンダーは、フェンダー本体と前後のマッドフラップとの3分割式です ・ 「4号駆逐戦車 L/70(V)」の特徴である、滑り止めパターンの無いフェンダーが表現されています ・ フェンダー裏面の支持架の一部も再現 ●車体下部はバスタブ式に一体成型されています ・ 前部パネルと後部パネルは別パーツです ・ 後部の牽引装置は、従来型と後期の大型タイプとの選択式です ・ ブレーキ点検ハッチは別パーツです ・ 各サスペンションユニットは4パーツで構成(全8ユニット) ・ 上部転輪は、鋼製タイプとなっています ●履帯は、1枚ずつが分割されたマジックトラックによる接着連結式履帯が付属しています ・ 履帯は「4号戦車」の軽量型が表現されています ・ 履帯の左右を区別するために、成型色が分けられています ●側面のシュルツェンが付属しています ・ シュルツェンは一体化された本体と、シュルツェン架との吊下げフックで構成されています ●エンジングリルのシャッターを再現するエッチングパーツが付属 ●照準器、砲隊鏡、ペリスコープなどを再現するクリアーパーツが付属しています ●マーキングは、4種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 戦車猟兵大隊「ミッテ軍集団」 (ワルシャワ / 1944年) ・ SS第9戦車師団「ホーヘンシュタウフェン」 (ハンガリー / 1945年) ・ 「フェルトヘルンハレ」戦車師団 戦車猟兵大隊 (ブダペスト / 1945年) ・ 所属不明 (1945年) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製 ●2011年 一部新金型
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