自衛隊 73式 小型トラック (機関銃装備) (プラモデル)ファインモールド 1/35 ミリタリー No.FM035 スケール:1/35
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「自衛隊 73式 小型トラック (機関銃装備) プラモデル (ファインモールド 1/35 ミリタリー No.FM035 )」です「自衛隊 73式 小型トラック (機関銃装備) (ファインモールド 1/35 ミリタリー FM035)」です●陸上自衛隊の旧「73式小型トラック (1/2t トラック)」の「機関銃装備型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●陸上自衛隊の「顔」というような存在だった旧「73式小型トラック」を再現、偵察部隊用の「武装ジープ」である「機関銃装備型」を再現した内容となっています 【 旧「73式小型トラック(1/2t トラック)」について 】●陸上自衛隊は、創隊当初(当時の名称は「警察予備隊」)はアメリカ軍から供与、貸与された車輌を使用していましたが、これらの車輌が生産されたのは第2次世界大戦時であり、1950年代の半ばには旧式化したために、国産化が進められました ●この車輌の中で最も小型だったのが「ウィリス MB ジープ」であり、その後継車両として開発されたのが「ウィリス」社で作られた民生型の「ジープ」を「三菱自動車」がノックダウン生産した「三菱ジープ」で、これは日本国内で使用するため、従来の左ハンドルから右ハンドルに変更、エンジンもガソリンエンジンからディーゼルエンジンに換装されています ●この「三菱ジープ」は、陸上自衛隊では「1/4t トラック」と呼ばれ、偵察や連絡、軽輸送などの任務に住持しました ●1960年代末には、基本的に大戦時の設計をベースとしたこの「1/4t トラック」は性能的に旧式化しており、後継車両の開発が進められることとなります ●この開発にあたっては、コストの削減という観点から極力「1/4t トラック」の部品を流用することが行われ、エンジン出力の向上と、車体の大型化、積載量の増加が図られています ●その結果、1973年に制式化されたのが「73式小型トラック」で、主に部隊では従来の「1/4t トラック」と区別するために、その積載量から「1/2t トラック」と呼ばれました ●この「73式小型トラック」は、車体の大型化により「1/4t トラック」が4人乗りだったのに対して、6人の乗員を乗せることが可能となり、無反動砲や対戦車ミサイルなどの武装も搭載できるようになりました ●同車は、「1/4t トラック」と同様に、演習時には、偵察や連絡、軽輸送に活躍、また、通常の業務として駐屯地外に運用されることも多く、最も国民の目に触れる車輌として「73式小型トラック」は陸上自衛隊の顔となります ●また、各師団、旅団の偵察隊(中隊規模)や、戦闘行動を行う各部隊内の偵察小隊向け車輌として機銃架装備の「73式小型トラック」が配備、偵察車輌として使用されています ・ 従来は、この機銃装備型の「73式小型トラック」が偵察部隊の主力車輌でしたが、「87式偵察警戒車」の配備により補助的な車輌となっています ●しかし、この「73式小型トラック」は、不整地での踏破性を重視して設計された関係から整備が行き届いた国内の道路では、それが逆効果となり、自動車としての乗り心地はあまり良くありませんでした ●特に、高速道路での高速走行時には、会話がほとんど聞こえない程の車内騒音となり、乗員の疲労度は高いものとなります ●また、国内での排ガス規制は「73式小型トラック」も対象となったことから、新型車輌の開発が行われ、同じ「三菱自動車」の市販車である「パジェロ」をベースとした「新型73式トラック」が登場、順次この車輌への変更が進んでいます 【 「自衛隊 73式 小型トラック (機関銃装備)」のキット内容について 】●この陸上自衛隊の旧「73式小型トラック」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●ファインモールド社の確かなリサーチ力により、保有する実車を元にして「73式小型トラック」を忠実に再現、ただし、いたずらにディテールを追求するのではなく、スケールモデルとしての省略や表現力により、模型本来の作る楽しさを感じることができる内容となっています ●「機関銃装備型」仕様となる本キットでは、大型の機銃架と「M2 重機関銃」を装備した状態が表現されています ●「73式小型トラック」は、「シャーシ」「ボディ」「フロントグリル」「機銃」の4ブロックで構成されています ●シャーシのメインフレームは、後部のバンパーも含めて一体成型となっています ・ 前後のデファレンシャルは各1パーツで構成、リーフ式サスペンション、ショックアブソーバーは別パーツです ・ タイヤは、本体部分と裏側内部の2分割式です ●ボディは、後部パネル、ボンネット部を除いて一体成型されています ・ フロントシールドは別パーツで、起倒状態が選択できます ・ フロントウィンドーはクリアーパーツです ・ バックミラー、サンバイザーがパーツ化、ワイパーはフロントシールドに一体成型されています ・ 後部の予備タイヤの支持架は1パーツで構成 ・ 尾灯類、ウィンカーは成型色パーツです ・ 後部に装備されるジェリカン及びラックが再現、4パーツで構成され、ジェリカンに描かれる「軽油」と「火気厳禁」の文字を再現したデカールが付属しています ●フロントグリルは、グリル本体とラジエターの2パーツで構成されています ・ 前照灯のガラス部はクリアーパーツとなっています ・ 前照灯のガードはプラパーツにて再現 ●車体内部が細かく再現されています ・ 前部座席は3パーツで構成、後部座席は下部のクッション部と背もたれ部分の2分割式です ・ 無線機のパーツが付属、後部右座席の位置に搭載した状態と、無線機を装備しない状態とを選択できます ・ メーターパネルは1パーツで構成、各メーター類を再現したデカールが付属しています ・ 操縦席部分の各ペダル、レバー類、ライフルラックがパーツ化 ●機銃は、「M2 重機関銃」、弾薬架、機銃架、機銃台座の3ブロックで構成されています ・ 「M2 重機関銃」は、機銃架の一部(揺架)が一体成型されており、握把、後座ハンドル、機関部の蓋が別パーツです ・ 「M2 重機関銃」は、放熱口がモールドにて再現 ・ 弾薬架は4パーツで構成され、弾薬箱固定具も再現されています ・ 機銃架は、射撃時と移動時の固定時を選択できます ●フロントウィンドー、前照灯のガラス部を再現するクリアーパーツが付属しています ●「73式小型トラック」のマーキングとして、陸上自衛隊の4種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第10偵察隊 所属車両 (春日井駐屯地) ・ 第3偵察隊 所属車両 (千僧駐屯地) ・ 第34普通科連隊 所属車両 (板妻駐屯地) ・ 所属不明 ●説明書の塗装例に基づく、陸上自衛隊マーク、部隊表記、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています ●2012年 完全新金型(同社「自衛隊 73式 小型トラック (キャンバストップ)」と同時発売) --------------------------------------- 【 「自衛隊 73式 小型トラック (機関銃装備)」のワンポイント 】●この機関銃装備の「73式小型トラック」は、前述のように偵察任務用として配備されました ●この車輌は通常の場合、フロントシールドを立てていましたが、演習時には倒した状態で使用されました ●ただ、このシールドのウィンドー部は光線を反射する関係で目立ってしまうため、倒した上からバラキューダー(偽装網の一種)などで覆われました ●また、キットでは「M2 重機関銃」がセットされていますが、「62式機関銃」などの軽機関銃の装備例の方が比較的多くなっています
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