1/35 '39-'45 Series ドイツ軍 武装親衛隊 1941-1943 Dragon Models (ドラゴン モデルズ)

「ドイツ軍 武装親衛隊 1941-1943 プラモデル (ドラゴン 1/35 '39-'45 Series  No.6707 )」です

●第2次世界大戦における武装親衛隊の兵士4体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

【 「武装親衛隊」について 】

●武装親衛隊は、ナチス党の警護を担当する「親衛隊」において、戦闘部隊として編成された「特務部隊」が発展したものです

●当初は、あくまでも私兵集団としての扱いでしたが、野戦においては国防軍の指揮下に入ることが明確化されていました

●ポーランド戦には3個連隊が戦場に投入、フランス戦、バルカン半島戦にも参加し、その勇猛な戦い振りにより国家首脳部や国防軍から高い評価を受け、その規模が徐々に拡大されて行きました

●武装親衛隊は、プロイセン帝国の流れを汲む国防軍とは異なり、新しい軍隊として従来の伝統、訓練方式に捉われなかったのが特徴で、それに魅力を感じた国防軍の将兵から武装親衛隊に移籍する兵士も多く存在しました
　・ 武装親衛隊では、国内での訓練時にも将校、下士官共に一般の兵卒と寝食を共にし、それが戦場での一体感を生みました

●ドイツ国内の徴兵権は国防軍が掌握していたので、親衛隊は志願制を採っていました

●ところが、「ヒムラ－」などの親衛隊の首脳部は、武装親衛隊の大幅な拡大を計画、その人員の確保を占領地や枢軸国のドイツ系住民に求めたため、兵員の質の低下が否めない状況となります

●その結果、一部の師団（1、2、3、5、9、10、12の番号の師団）はエリート部隊でしたが、その他の師団、特に国外の義勇兵を中心とした師団は士気の低い2戦級の部隊となります

●度重なる激戦によりエリート師団も兵員の消耗が激しく、その補充先として空軍や海軍、帝国労働奉仕団などから人員が捻出されます
●このような補充兵は、国外の義勇兵よりも遥かに質が高いものでしたが、従来のエリート部隊兵士には及ばず、全体的な戦闘能力は低下して行きました

【 「ドイツ軍 武装親衛隊 1941-1943」のキット内容について 】

●このドイツ武装親衛隊の兵士を再現した組立てキット

●フィギュアは、武装親衛隊の兵士が立って佇んでいる状態が表現されており、ジオラマに登場させたり、車輌の単品作品の傍に配置して作品の表現力を高めたりと、様々なシーンで使用できる非常に汎用性の高いポージングとなっています

●フィギュアの服装は、各フィギュアごとに違っており、大戦初期から中期における武装親衛隊の代表的な姿が個別に表現されています
　・ キットの表記では「1941～1943」となっていますが、従来の服装は継続使用されたため、1943年以降にも使用できます

●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目のモールドなどは深めに彫刻されています

●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成で、防寒服のフードの部分は別パーツにより立体的な造形となっています

【 「ドイツ軍 武装親衛隊 1941～1943」のフィギュアのポージングについて 】

●フィギュアの1体は、片手にライフルを持ち、もう一方の手で水筒の水を飲んでいるポーズです
　・ 野戦服の上から「迷彩スモック」を着用、レギンスと短靴を履いています
　・ レギンスと短靴の着用は、1943年頃からとなります
　・ 1944年頃からの「迷彩スモック」は、偽装用のループが付けらたタイプとなります

●フィギュアの1体は、両手でサブマシンガンを持っているポーズ
　・ 防寒アノラックを着用、M43規格帽（山岳帽？）を被り、両腕には識別帯を付けています
　・ この服装は1943年からとなります

●フィギュアの1体は、肩に機関銃を背負っているポーズです
　・ 「M36野戦服」を着用、略帽を被り、ブーツを履いた姿です

●フィギュアの1体は、両手でライフルを持ち、装弾しているポーズとなっています
　・ 「M36野戦服」を着用、ブーツを履いた姿です


●フィギュアランナーに付属している装備品類
　・ モーゼル Kar98k 狙撃ライフル ×1
　・ 機関銃用50発ドラムマガジン ×4
　・ ドラムマガジン用ラック ×2
　・ M43規格帽 ×1
　・ 弾帯 ×2
　・ 略帽 ×1
　・ 水筒 ×1
　・ 水筒の蓋 ×1　
　など

●ドラゴン製「GEN2 Gパーツ」「武装 Wパーツ」が付属、フィギュアの一部の装備品は、このパーツの中から選択して使用します
　＜ドラゴン GEN2 Gパーツ＞
　・ ヘルメット ×4
　・ 双眼鏡 ×1
　・ P-38 ピストル ×1
　・ P-08 ピストル ×1
　・ 飯盒 ×4
　・ 柄付き手榴弾 ×3　
　・ MP-40用マガジンポーチ（2種） ×2
　・ MP-43用マガジンポーチ ×2
　・ P-38用ホルスター ×1
　・ P-08用ホルスター ×1
　・ ワルサーPPK用ホルスター ×1
　・ 機関銃用工具入れ ×1
　・ 雑嚢 ×4
　・ マップケース ×1
　・ ポンチョ ×4
　・ 防毒シート ×4
　・ モーゼル Kar98ｋ用マガジンポーチ ×6
　・ 銃剣 ×4
　・ ガスマスクケース ×4
　・ 水筒 ×4

　＜ドラゴン 武装 Wパーツ＞
　・ モーゼル Kar98k ライフル ×4
　・ MP-38 ×1
　・ MP-40 ×1
　・ MP-40（ストック展開状態） ×1
　・ MP38、MP-40用予備マガジン ×2
　・ モーゼル Kar98ｋ用5連弾クリップ ×4
　・ MG-34 ×1
　・ MG-42 ×1
　・ Gew43 ×1
　・ MP-43 ×1
　・ 機関銃用50発入りドラムマガジン ×3
　・ MP-43用予備マガジン ×2
　・ Gew43用弾薬クリップ ×3

　・ 他に携帯シャベル2種 ×各4が付属


●2012年 フィギュアランナー完全新金型