ドイツ中戦車 パンサーD型 (プラモデル)ズベズダ 1/72 ミリタリー No.5010 スケール:1/72
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「ドイツ中戦車 パンサーD型 プラモデル (ズベズダ 1/72 ミリタリー No.5010 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の中戦車「パンサーD型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●従来の中戦車と比較して圧倒的な強力さを誇り、ドイツ軍から活躍を期待された「パンサーD型」を再現、長砲身の主砲と傾斜装甲を持ち、特徴的な円筒状の車長キューポラを装備した姿が表現されています 【 「パンサーD型」について 】●第2次世界大戦の開戦時、ドイツ軍は「1号戦車」~「4号戦車」という4種類の戦車を保有していましたが、1941年独ソ戦が開始されるとソ連軍の新鋭戦車「T-34」に苦戦を強いられました ●この「T-34」は避弾経始を考慮した傾斜装甲を大幅に採用、主砲も強力な「76.2mm砲」を搭載しており、同車は従来のドイツ軍戦車を一気に旧式化する存在となります ●これに対抗するために、ドイツ軍は既存の戦車の能力を向上させる一方、新型戦車として「5号戦車」の開発を開始、この「5号戦車」は従来の水平、垂直という面構成から避弾経始を考慮した傾斜装甲が採り入れられました ●当初、この「5号戦車」には「75mm対戦車砲 Pak40」の車載型が搭載される予定でしたが、より長砲身で強力な戦車砲「70口径 75mm戦車砲 KwK42」が開発され、これを搭載することが決定されます ●この「5号戦車」は1942年5月に制式化、「パンサー」という名称が付けられ、最初の量産型は「パンサーD型」となりました ●この「パンサーD型」は、車体前面装甲は80mm厚、砲塔前面と防盾の装甲は110mm厚という強固な防御力を誇り、主砲の「70口径 75mm戦車砲 KwK42」もその装甲貫通能力は有名な「88mm高射砲」と同等の威力を持っていました ●また、機動性能も高出力なエンジンの搭載により良好さを示し、攻撃力と防御力は重戦車に匹敵、機動力は中戦車以上の性能を誇り、第2次世界大戦時の最良の中戦車と言われています ●ただし、全ての設計が新規に行われたことにより、機械的な初期トラブルが続出、初陣となった1943年7月のクルスク戦においても多くの車両がトラブルに見舞われました ●これにより、その真価の発揮が期待された「パンサーD型」は不調に終わり、クルスク戦自体も中止されることとなります ●その後、「パンサーD型」は、機械的な問題点を徐々に改善、更には改良型である「パンサーA型」も登場します ●「パンサーD型」は、連合軍戦車相手に圧倒的な能力を誇示、更なる改良型の「パンサーG型」の登場後も既存の車両は継続して使用が続けられ、残存した車両は最後までその戦いを繰り広げました 【 「ドイツ中戦車 パンサーD型」のキット内容について 】●このドイツ軍の中戦車「パンサーD型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●接着剤不要の「スナップキット」としてパーツ数を抑えながらも、その内容は通常の組み立てキットと比べて全く遜色ないディテール表現で「パンサーD型」を再現した内容となっています ●この1/72シリーズや同社「ART OF TACTIC」シリーズで培われた技術により、細分化されたパーツ構成によりそのディテールを追求するものではなく、ディテールのポイントを捉えて模型化するという、本来の模型の視点に立ってミニスケールとして「パンサーD型」を再現しており、戦車模型の楽しさを充分に味わうことができることでしょう ●また、実車のフォルムはもちろん、ディテール表現自体も1/72スケールとして優れたものとなっていますので、ストレート組みで楽しむことや、更にディテールアップに挑戦するなど、戦車模型初心者からベテランユーザーに至るまで様々な楽しみ方が展開できるキットとなっています ●接着剤不要のスナップキットとなっています ●「パンサーD型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、パーツ数を抑えながらも、円筒型の車長キューポラ、側面のハッチ、ピストルポート、スコークディスチャージャー、そして複眼式の照準口など、「パンサーD型」の特徴がモールドとパーツ化により再現されています ●「70口径 75mm戦車砲 KwK42」の砲身はマズルブレーキも含めて一体成型となっています ・ 防盾は1パーツで構成 ・ 防盾(砲身)は、完成後も上下可動とすることができます ●砲塔は、上下分割式となっています ・ 側面ハッチと後部ハッチ、上部のベンチレーターはモールドで再現 ・ 上部の吊り下げフックは別パーツとなっています ・ スモークディスチャージャーは3連式にパーツ化 ・ 車長キューポラは下部が砲塔部に一体成型されており、上部は別パーツです ・ 車長ハッチは、キューポラにモールドされています 【 車体上部 】 ●車体上部は、「パンサーD型」としてのレイアウトを再現、装甲板の独特の接合面の分割、フェンダーのプレス構造、車体前部のトランスミッション用のパネルとボルト表現、そしてエンジングリル部の構造などが細かく表現されています ●車体上部は、前部のフェンダーを含めて一体成型されています ・ 前部のフェンダーは、更に前方を延長したタイプを再現 ・ 車体上部には、操縦手ハッチ、無線手ハッチ、前方の視察ハッチ、後部のエンジングリル部がモールドされ、エンジングリルは開口処理されています ・ 車載工具と予備履帯の固定ベースは車体に一体成型され、車載工具は個別にパーツ化、予備履帯は6枚分が1パーツで再現 ・ ジャッキ台には履帯交換用ワイヤーが巻いている状態が再現されています ・ 前照灯、トラベリングロック、ペリスコープ、ベンチレーター、牽引ワイヤー、クリーニングロッドケースがパーツ化 ・ エンジングリル下部の冷却ファンがパーツ化されています ・ 側面のサイドスカートは各1パーツで再現 【 車体下部 】 ●車体下部はバスタブ式に一体成型され、後部パネルは別パーツです ・ サスペンションアームは別パーツとなっています ・ 転輪は、内側の3列は縦方向に2分割され、一番外側の転輪は個別にパーツ化されています ・ 起動輪は左右分割式、誘導輪は3パーツで構成 ・ 後部のゲベックカステンは、本体部分が後部パネルに一体成型され、蓋と内側側面は別パーツです ・ 2本の排気管は1パーツで再現、先端部は開口処理されています 【 履 帯 】 ●履帯は弾力があるプラスチック素材による一体成型されたベルト式が付属しています ・ 裏表共細かなモールドとなっており、センターガイドも表現されています ・ 履帯パーツ中央の突起を転輪に巻きつけながら装着させて行きます 【 塗装とマーキング 】 ●「パンサーD型」のマーキングとして、クルスク戦時におけるドイツ軍仕様の2種類の塗装例が説明書に記載されており、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています ●2013年 完全新金型 ----------------------------------------------- 【 「ドイツ中戦車 パンサーD型」のワンポイント 】●上記のように、このキットはスナップキットとしての手軽さとスケールモデルとしての精密さを兼ね備えた優秀なキットです ●縦分割の転輪や、プラスチック製のベルト式履帯など、ズベズダ社のオリジナリティに溢れていますが、模型としてのフォルムの捉え方やディテール表現はミニスケールユーザーだけではなく1/35スケールユーザーにも充分納得できるものと思います ●パーツ数も抑えられていますので、コレクション性を重視するユーザーや、日頃の生活で模型作りになかなか時間が確保できないユーザーにもお勧めするキット内容となっています
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
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