1/350 Modern Sea Power Series アメリカ海軍 潜水艦 フロリダ SSGN-728 Dragon Models (ドラゴン モデルズ)

「アメリカ海軍 潜水艦 フロリダ SSGN-728 プラモデル (ドラゴン 1/350 Modern Sea Power Series  No.1056 )」です

●現用アメリカ海軍の原子力巡航ミサイル潜水艦「SSGN-78 フロリダ」を1/350スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●弾道ミサイル潜水艦「オハイオ級」の3番艦として建造され、原子力巡航ミサイル潜水艦へと改修された「SSGN-78 フロリダ」を再現、多数のミサイル発射機と「SEALS」隊員用のエアロックを装備してアップデートされた姿を再現した内容となっています

【 「原子力巡航ミサイル潜水艦 SSGN-78 フロリダ」について 】

●米ソ冷戦時代、潜水艦に弾道核ミサイルを搭載した弾道ミサイル潜水艦は、固定用のミサイルサイトとは異なり隠密性を持つことから核戦力の重要な一翼を担いました

●原子力潜水艦「オハイオ級」は、1970年代後期から建造が始まった弾道ミサイル潜水艦で、船体中央部に24基の弾道ミサイル発射機を装備、その前方に艦橋を持つというレイアウトを採用し、18隻が建造されました

●しかし、1990年代初めに米ソ冷戦は終結、従来の弾道ミサイル潜水艦が持っていた核による抑止力は必要性が低くなります
●また、米ソ冷戦体制が崩壊したことにより、世界各地では紛争が多発、様々な理由によりその紛争にアメリカ軍が巻き込まれたり、介入したりすることも少なくありませんでした

●そこで、アメリカ海軍は必要性が低下した弾道ミサイル潜水艦「オハイオ級」の一部の艦を、汎用性が高い巡航ミサイル潜水艦へと改装することを決定します

●原子力潜水艦「SSBN-78 フロリダ」は、「オハイオ級」の3番艦として1983年6月に竣工、上記の海軍の決定により2006年に巡航ミサイル潜水艦へと改装され、「SSGN-78 フロリダ」となります

●この巡航ミサイル潜水艦へと改装された「SSGN-78 フロリダ」は、弾道ミサイル発射機部分が巡航ミサイル「トマホーク」の発射機へと改造、154基の「トマホーク」を搭載する能力を持っています
●また、艦橋後部には「SEALS」隊員用のエアロック「ドライデッキ・シェルター」が2基装備され、この装置には沿岸地域に潜入・脱出可能な潜水艇を格納することが出来ます

●この「SSBN-78 フロリダ」は、2011年3月の「オデッセイの夜明け作戦」においてリビアに展開、この時リビアの防空施設に向かって、約90発のトマホーク巡航ミサイルが発射されています

●「SSBN-78 フロリダ」のような巡航ミサイル潜水艦は通常の駆逐艦よりも多数の「トマホーク」ミサイルを搭載、「SEALS」隊員用のエアロックも装備されていることから、現在における紛争や対テロ活動に適した能力を持っており、今後も様々な任務での活躍が期待されているのです

【 「アメリカ海軍 潜水艦 フロリダ SSGN-728」のキット内容について 】

●この現用アメリカ海軍の原子力巡航ミサイル潜水艦「SSGN-78 フロリダ」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●1/350スケールの潜水艦モデルとして全体のパーツ数を抑え、船体表面のディテールはパーツ上に施したモールドを中心として原子力巡航ミサイル潜水艦「SSGN-78 フロリダ」を再現した内容となっています


●「SSGN-78 フロリダ」の船体は上下分割のパーツで構成、これに艦橋構造物、安定板、推進装置などを取り付ける構成となっています

●船体
　・ 船体は、上下で分割したパーツで区政され、船体上部の膨らみ部分は別パーツ化して再現しています
　・ 船体上部の膨らみ部分は前後に分割したパーツで再現
　・ 船体の全体には縦方向のパネルラインが凹モールドで再現されています
　・ 艦首の魚雷発射管部分は別パーツで、パーツを選択することで魚雷発射管の扉の開閉状態を選ぶことができます
　・ 後ろ半分の巡航ミサイル発射装置の蓋は個別にパーツ化され、開閉状態を選択して組み立てることができます
　・ 船体に内蔵される巡航ミサイル発射装置が再現されています

●艦橋構造物
　・ 艦橋構造物は左右に分割したパーツで構成
　・ 艦橋構造物の上部パーツは、潜望鏡用のハッチが開いた状態のパーツと、全てが閉じられたパーツとが付属、潜望鏡の取り付けの有無により選択して使用します
　・ 潜望鏡は個別にパーツ化されています
　・ 艦橋左右の安定板は個別にパーツ化

●推進装置
　・ 艦尾の上部水平安定板は船体パーツに一体化して成型されています
　・ 7枚タイプのスクリューは船体とは別パーツ化して再現、一体成型のパーツとなっています
　・ スクリューは回転可動とすることができます
　・ 垂直安定板は個別にパーツ化

●ドライデッキ・シェルター
　・ 艦橋後部の2基のドライデッキ・シェルターは、上下で分割され、蓋は別パーツとなります


●ディスプレイスタンドが付属

●「SSGN-78 フロリダ」の艦番表示、喫水表示、ハッチ表示などを再現したデカールが付属しています

【 「アメリカ海軍 潜水艦 フロリダ SSGN-728」のパッケージ内容 】

　・ アメリカ海軍 原子力巡航ミサイル潜水艦 SSGN-78 フロリダ ×1
　・ デカールシート ×1
　・ ディスプレイスタンド ×1


●2014年 一部新金型