ドイツ Pz.Kpfw.6(P) ポルシェティーガー w/ツィメリットコーティング (プラモデル)サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6797 スケール:1/35
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「ドイツ Pz.Kpfw.6(P) ポルシェティーガー w/ツィメリットコーティング プラモデル (サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6797 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の重戦車「VK4501(P)」の「実戦型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「VK4501(P)」の「実戦型」として、ツィンメリットコーティングを施した状態が再現されています ●「ティーガー 1」の座を巡る競作によって破れながらも試作車として少数が生産された「VK4501(P)」(通称「ポルシェティーガー」)の「実戦型」を再現、エンジンと発電機を搭載したハイブリッド方式の動力を装備し、車体の前寄りに砲塔を搭載した独特のスタイルを再現した内容となっています ●ドラゴン社製「Sd.Kfz.181 ポルシェタイガー (プレミアムエディション)」をベースに、砲塔及び車体の主要パーツにツィンメリットコーティングを彫刻したパーツへと変更したバリエーションキットとなります 【 「VK4501(P) ポルシェティーガー 実戦型」について 】●ドイツの車両メーカーである「ポルシェ」社と「ヘンシェル」社は第2次世界大戦の前から重戦車の研究を行っており、この2社には独ソ戦が開始される直前の1941年5月に競作による重戦車「ティーガー 1」の開発が正式に通達されました ●この重戦車「ティーガー 1」は、当時のドイツ軍では最も大きな「4号戦車」よりも2倍程度重い45tの重量を予定しており、その最大の特徴は戦車キラーとして名高い「88mm高射砲」を車載化した「88mm戦車砲 KwK36」を搭載したことで、「ポルシェ」社の試作車は「VK4501(P)」、「ヘンシェル」社の試作車は「VK4501(H)」という名称で付けられています ●「ポルシェ」社の試作車「VK4501(P)」は、当時はトランスミッションの技術が未熟だったために、45tもの大重量に適合するトランスミッションがなく、エンジンによって発電した電力により大型もモーターを動かすというハイブリッド方式の動力が用いられました ●それに対して、「ヘンシェル」社の試作車「VK4501(H)」は、従来の技術を発展させるという手堅い方式を採り、動力関係は通常のガソリンエンジンと車体前部にトランスミッションが装備されていました ●当初、「ポルシェ」社の試作車「VK4501(P)」は、「ティーガー 1」の本命と思われていましたが、軍の立会いによる比較テストの際に、「VK4501(P)」は足周りの脆弱さを露呈、その結果「ヘンシェル」社の「VK4501(H)」が「ティーガー 1」の座を獲得しています ●試作車として5両程度が作られた「VK4501(P)」は訓練用として用いられましたが、重駆逐戦車「エレファント」を装備している唯一の部隊である「第653重戦車駆逐大隊」からの依頼によって、「VK4501(P)」を指揮戦車として用いることが要求され、同大隊に1両の「VK4501(P)」が引き渡されています ・ 重駆逐戦車「エレファント」は、先行して生産された「VK4501(P)」の車体を有効利用したもので、動力系統や足周りが同一のために、指揮戦車として回転砲塔を持つ「VK4501(P)」が求められのでした ・ 比較テストの際の「VK4501(P)」は、足周りや動力系に大きな問題点を発生させましたが、この頃になると調整が行き届き、当初予定していた通りの機動性能を持つようになっていました ●この「VK4501(P)」の1両は「実戦型」と呼ばれ、通常の「VK4501(P)」とは異なる仕様となっており、砲塔は「ティーガー 1」に準じたものとなり、それに伴い「VK4501(P)」独特の砲塔上部の膨らみはなくなっています ●また、当時のドイツ軍の戦闘車両には対磁気地雷用のツィンメリットコーティングが塗布されており、「VK4501(P)」の「実戦型」も同コーティングが施されています ●第653重戦車駆逐大隊に配備された「VK4501(P)」の「実戦型」は、指揮戦車としての車両番号「003」というマーキングが塗られて実戦に投入、「ティーガー 1」に準じた能力で活躍したと言われています 【 「ドイツ Pz.Kpfw.6(P) ポルシェティーガー w/ツィメリットコーティング」のキット内容について 】●このドイツ軍の重戦車「VK4501(P)」の「実戦型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●ドラゴン/サイバーホビー社のディテール表現力により「VK4501(P) 実戦型」を再現、実車のフォルムを捉えながら、試作車である「VK4501(P)」や「ティーガー 1」(砲塔部分)とは異なる細かな仕様変更を入念なリサーチによって再現した内容となっています ●ベースとなるキット「Sd.Kfz.181 ポルシェタイガー (プレミアムエディション)」は、ドラゴン/サイバーホビー社がパーツの細分化を進める以前の製品であり、本キットも同社製の現在のニューキットと比較してパーツ数を抑え、一体成型を多用しながらモールドを中心としてその細部を再現しています ●「VK4501(P) 実戦型」の特徴の一つである、ツィンメリットコーティングがパーツ上に凹凸あるモールドで再現されており、各部によるパターンの違い、適度な歪み、そして実車の構造を踏まえて控えめな表現など、リアルなコーティング表現が施されています ・ 現在、ツィンメリットコーティングの再現は様々な方法が考案されていますが、少なからず時間と労力を必要とするものであり、本キットではパーツの状態でコーティングが施されていますから、「気軽に」コーティングが施されている姿を楽しむことができます ・ ただし、戦闘室前面パネルにはツィンメリットコーティングが施されておらず、エッチングパーツによる再現となりますので、注意して下さい ●「VK4501(P) 実戦型」は「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、馬蹄形をした特徴的なフォルムを再現、車体部分よりも若干大きなパターンでツィンメリットコーティングがモールドされています ●「88mm戦車砲 KwK36」の砲身は一体成型のパーツ構成で再現され、マズルブレーキは別パーツ化されています ・ 砲身は前後に3分割したパーツも付属、一体成型の砲身パーツとを選択して使用します ・ マズルブレーキは、本体、中央の間仕切り、先端部の3パーツで構成され、その内部構造も再現 ・ 防盾は、装甲スリーブ、防盾本体、防盾裏面、防盾基部の4パーツで構成 ・ 同軸機銃は別パーツ化されています ・ 砲尾も再現され、防危板、薬莢受けなどもパーツ化 ・ 防盾(砲身)は、完成後も上下に可動させることができます ●砲塔は、砲塔本体と天板との2パーツで構成されています ・ 装填手ハッチは別パーツで、開閉状態を選択できます ・ ベンチレーターは、通常の状態と防水カバーが付いている状態が選択できます ・ 後部脱出ハッチ、ピストルポートは別パーツにて再現 ●車長キューポラは一体成型のパーツで再現され、スライド金型を使用して視察口、上部の水抜き穴も再現されています ・ キューポラ内部の視察装置はクリアパーツで再現 ・ 車長ハッチは別パーツで、開閉状態を選択できます ・ 車長ハッチは、円形の開口部が設けられたタイプと円形の凹みとなったタイプとが用意されており、選択して使用します ・ キューポラ後部の通信筒用のカゴはプラパーツにて再現 ●砲塔後部のゲベックカステンは上下に分割したパーツ構成となっています ・ ゲベックカステンの固定具はエッチングパーツで再現され、下部の固定具はプラパーツとエッチングパーツとを選択して使用します 【 車体上部 】 ●車体上部は、面構成のシルエットでエンジンデッキ部分が広く設けられた「VK4501(P)」の車体レイアウトを再現、ツィンメリットコーティングが繊細なモールドで再現され、視察口、ボルト部分などには放射状のパターンが刻まれています ●車体上部は、箱組み状に各パネルを貼り合わせて作製します ・ 戦闘室前面パネルにはツィンメリットコーティングが施されておらず、コーティングパターンがプリントされたエッチングパーツを貼り付けて再現します ・ 操縦手用のペリスコープはクリアパーツにて再現 ・ 前方機銃は、6パーツの構成によりその内部機能が再現されています ・ 車載工具類の固定具は車体パーツ上に一体成型されています ・ 牽引ワイヤーは、巻かれた状態でパーツ化されています ●吸気グリルと排気グリルは車体上部パーツとは別パーツとなっています ・ 吸気グリル内部の整風板は1枚ずつパーツ化されています ・ 吸気グリルと排気グリルのメッシュを再現したエッチングパーツが付属しています ・ 排気グリルのメッシュは、枠を再現した金属製パーツにエッチングのメッシュパーツを取り付けて再現します ●フェンダーは、一体成型のパーツで構成され、後部のマッドフラップは別パーツです ・ 前後のマッドフラップを固定するバネは別パーツ化しています 【 車体下部 】 ●車体下部は、シンプルな構造となる「VK4501(P)」に則りパーツ数を抑えて再現、車体底部のディテールも表現されています ●車体下部は、バスタブ状に一体成型したパーツで再現 ・ サスペンションユニットは各5パーツで構成されています ・ 転輪、起動輪、誘導輪は前後に分割したパーツで再現 【 履 帯 】 ●履帯は、接着及び塗装が可能な素材によるベルト式履帯が付属しています ・ 履帯は、重駆逐戦車「エレファント」と同じシングルピン式履帯が再現されており、モデルカステン製「エレファント駆逐戦車用履帯 (可動式)」がこれに対応しています ●車長キューポラと操縦手クラッペの防弾ガラス部、ペリスコープなどを再現するクリアパーツが付属 ●エンジングリルのメッシュ、ゲベックカステンの固定具、戦闘室前面パネルのコーティングなどを再現するエッチングパーツが付属しています 【 「VK4501(P) 実戦型」の塗装とマーキング 】 ●「VK4501(P) 実戦型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第653重戦車駆逐大隊 (東部戦線 / 1944年) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製 【 「ドイツ Pz.Kpfw.6(P) ポルシェティーガー w/ツィメリットコーティング」のパッケージ内容 】・ ドイツ軍 重戦車 VK4501(P) 実戦型 ×1 ・ デカールシート ×1 ●2014年 一部新金型 ドイツ Pz.Kpfw.6(P) ポルシェティーガー w/ツィメリットコーティング (プラモデル)サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6797 スケール:1/35
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