GAZ-AAA Mod.1943 カーゴトラック (プラモデル)ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア No.35133 スケール:1/35
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「GAZ-AAA Mod.1943 カーゴトラック プラモデル (ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア No.35133 )」です●第2次世界大戦時におけるソ連軍の主力トラック「GAZ-AAA」の「1943年型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●1920年代のアメリカトラックのデザインを引き継ぎ、各部を簡略化した「1943年型」を再現、トラックとして最小限の装備に絞った戦時下のソ連軍を象徴するかのようなスタイルが表現されています 【 「GAZ-AAAトラック 1943年型」について 】●大戦初頭、ソ連軍の持つ戦車の保有数は世界トップクラスであり、「T-34」や「KV-1」など、その先見性の有る設計と革新性は、世界のレベルを完全にリードしていました ●その一方、民間の自動車メーカーが凌ぎを削る他国と比べて、ソ連では国策によって車の開発や生産が計画された結果、国の力としては2次的と考えられたモータリゼーションに立ち遅れ、自国ではオートバイや乗用車、トラックの生産が満足に行なえませんでした ・ 最も問題となったのが搭載するエンジンだったようで、小型軽量、大出力のエンジンが開発できず、オートバイなどはドイツの車両を密輸してコピー生産が行なわれています ●しかし、軍の機械化の中心となるのは戦車ではなく、兵員の輸送や補給を行なうトラックの方が根幹であり、その開発と生産は、当時自動車大国であったアメリカの自動車メーカーのトラックをライセンス生産する方法が採ることになりました ●「GAZ-AA」は、1920年代後半に製造された「フォード社」の「AAトラック」を、「ゴーリキー自動車工場」でライセンス生産したモデルです ●この「GAZ-AA」は、「フォードAAトラック」と同様に4輪タイプでしたが、大型化して6輪タイプとしたのが「GAZ-AAA」です ●この「GAZ-AAA」は、基本設計が古く、1940年代では決して贅沢な装備を持っていませんでしたが、独ソ戦が開始され、ソ連軍が劣勢となると徹底的に簡略化が行われ、それにより登場したのが「1943年型」です ●「1943年型」では、前照灯を1灯式へと変更、ドアは木製となり、フェンダーも生産が行い易い角型へと変更されています ●また、バンパーも切り詰められて、予備タイヤもボンネット部分に装着されたため、元となった「GAZ-AAA」と比べると雰囲気がずいぶんと異なるものとなりました ●この「GAZ-AAA」の「1943年型」は、ソ連軍の機械化に寄与して同軍を支える貴重な足として広く使用されますが、そのスタイルから「貧乏型」とも呼ばれるようになりました 【 「GAZ-AAA Mod.1943 カーゴトラック」のキット内容について 】●このソ連の「GAZ-AAA」トラックの「1943年型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●キットは、「GAZ-AAA」トラック「1943年型」をシャープかつ詳細に再現、複雑な構造のデファレンシャル部やシャーシ構造などの細かなディテールと、そしてプレス加工のフェンダーや、木製ドアなどの特徴が表現された内容となっています ●ミニアート社製「GAZ-AAA カーゴトラック」をベースとして、「1943年型」を再現するため、ドア、フェンダー、予備タイヤのホイール部などを新規パーツへと変更したバリエーションキットとなります ●「GAZ-AAA 1943年型」は「シャーシ」「エンジン」「キャビン部」「荷台」の4ブロックで構成されています ●シャーシのメインフレームは、細分化された縦と横のフレームを組み合わせる構成となっています ・ 後部のデファレンシャルは前後各15パーツにて再現 ・ 各タイヤは、ホイール部とゴムの部分とが別パーツとなっており、ゴムの部分は輪切り状の7分割式で、複雑な形状のトレッドパターンが表現されています ●エンジンは19パーツにより、エンジン本体、クラッチ、トランスミッション、冷却ファンなどが再現されています ●キャビン部は、各パネルを貼り合わせる箱組み方式となっています ・ 運転席部分には、各種レバー、ペダル類がパーツ化されています ・ 左右の木製ドアは開閉状態が選択できます ・ ドアのウィンドーは、クリアーパーツが用意されています ●ボンネットの部分は、フロントグリル、側面板、左右分割された天板で構成 ・ ボンネットの天板と側面板を跳ね上げた状態とすることも可能です ・ フェンダーは一体成型で再現され、支持架は別パーツです ●フロントウィンドーは、枠の部分が成型色パーツ、ウィンドー部はクリアーパーツです ・ ワイパーはエッチングパーツによる別パーツで、動力装置はプラパーツとなっています ・ フロントウィンドー部は、開閉状態が選択できます ●荷台は、各パネルを貼り合わせる箱組み方式となっています ・ 各パネルには木目のモールドが彫刻されています ●各ウィンドーと前照灯のガラス部を再現するクリアーパーツが付属 ●ワイパーや各部のディテールを表現するエッチングパーツが付属しています 【 付属する「フィギュア」について 】●ソ連軍兵士を再現したフィギュアが5体付属、スタックしたトラックを動かすために、後方から押し出そうとしているシーンが表現されています ・ このフィギュアは、ミニアート社製「ソビエト 76.2mm 野戦砲 ZiS-3 ソビエト砲兵 5体入り (大砲移動中)」に付属しているフィギュアと同一のものです ●フィギュアの服装は、「ルパシカ」型野戦服にブーツを履いた姿です ・ この「ルパシカ」型野戦服は1943年頃以降から支給されています ●フィギュアは、ヘルメットを着用した状態と、略帽もしくは将校帽を被った状態とが選択できます ・ 頭部は、ヘルメット用としてベルトが付いたパーツと、帽子用のベルトが付かないパーツとがセットされています ●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目などのディテールは繊細な彫刻でモールドされています ・ 服の皺は、ミニアート社独特の細かなパターンとなっています ●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成です 【 「付属フィギュアのポージング」について 】●フィギュアの3体は、体重を前方に掛け、車体後部を両手で押しているポーズ ●フィギュアの2体は、木材をタイヤに噛ませて車体を持ち上げようとしているポーズとなっています ●付属している装備品類 ・ モシンナガンライフル ×2 ・ モシンナガンカービン ×2 ・ PPsh1941サブマシンガン ×1 ・ ヘルメット ×5 ・ 略帽 ×4 ・ 将校帽 ×1 ・ 拳銃ホルスター ×1 ・ ライフル用マガジンポーチ ×4 ・ 水筒 ×4 ・ 木材 ×2 など ●「GAZ-AAA 1943年型」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる2種類の塗装例(夏季塗装、冬季塗装)が説明書に記載されています ●2012年 一部新金型
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