1/35 ミリタリー コレクション ドイツ 3号戦車 L型 ロンメル野戦指揮セット (人形6体付き) タミヤ模型

「ドイツ 3号戦車 L型 ロンメル野戦指揮セット (人形6体付き) プラモデル (タミヤ 1/35 ミリタリー コレクション  No.32405 )」です

●第2次世界大戦時の北アフリカ戦線における「3号戦車L型」と、その砲塔上で作戦を練る「ロンメル将軍」と戦車搭乗員のフィギュア6体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●タミヤ社製「ドイツ 3号戦車 L型 （Sd.Kfz.141/1）」と、マスターボックス社製「ドイツ DAK アフリカ軍団 ロンメル将軍 ＆ 司令部将校 戦車上 （Rommel and German Tank Crew）」をパッケージしたバリューパックとなります

【 「ロンメル将軍とドイツアフリカ軍団」について 】

●1940年9月、イタリア軍は大軍を持って当時のイタリア領リビアから隣国のイギリス領エジプトを侵攻しました

●しかし、その大軍は近代的装備に欠けており、戦車も豆戦車「L3」が主力で、機動力を持った少数のイギリス軍に撃退されて、逆にリビアに攻め込まれてしまいます
●イタリアと同盟国であったドイツは、地中海方面の覇権を失うのを恐れたためにドイツ軍を北アフリカの地に派遣することを決定、1941年2月に「ロンメル将軍」を長とする「ドイツ アフリカ軍団 （DAK）」を編成してリビアに派遣します

●ドイツアフリカ軍団は派遣早々イギリス軍を撃破、重要拠点を次々と占領し、エジプトへと迫ります
●しかし、当時ヨーロッパ大陸から駆逐されていたイギリス軍は、北アフリカ戦線を反攻への礎とするべく大量の増援部隊を派遣、以後、戦力に勝るイギリス軍とドイツアフリカ軍団を中心とする枢軸連合軍との間に激闘が行なわれ、シーソーゲームの様相を呈します

●イギリス軍が悩まされたのが「ロンメル将軍」の作戦能力で、将軍自ら前線を飛び回り戦況を把握、的確にイギリス軍の気勢を制しました
●また、その攻撃は神出鬼没で、イギリス軍の裏を斯き、戦力や補給状況が有利な筈のイギリス軍を翻弄、遂にはエジプトの最大都市アレクサンドレアの玄関口であるエル・アラメインまで追い込みます
●しかし、イギリス軍は必死の抵抗でエル・アラメインを死守、その後、イギリス軍は増援とアメリカ製の大量の戦車を揃えて戦力を回復、更には圧倒的に有利となるまで戦力の充実が図られます

●1942年10月、イギリス軍は圧倒的な戦力と物量で攻勢を開始、枢軸連合軍は攻勢を予期して防御を固めていましたが、戦力で押し切る形でイギリス軍は突き進み、ドイツアフリカ軍団は大損害を受けてリビアの奥深くまで撤退をしました
●その後、戦線はチュニジアへと移り、「ロンメル将軍」はドイツアフリカ軍団の残余の指揮を採りましたが、エル・アラメイン戦以降は「柔軟な作戦で戦いを制する」という余地は少なく、戦争は「物量が戦いの全てを握る」という非情なものへと変化したのでした

【 「北アフリカ戦線の3号戦車」について 】
●砲撃力が戦車の価値の重要なポイントとなる東部戦線に対し、北アフリカ戦線では戦車の総合能力が重視され、「3号戦車」はドイツアフリカ軍団の主力戦車として終始活躍しています

●この地に送られた「3号戦車」は、当初は短砲身の「42口径 50mm戦車砲」を搭載する「F型」「G型」でした
●この「42口径 50mm戦車砲」は、イギリス軍の巡航戦車に対して強力な火力を示しましたが、強固な装甲を誇る歩兵戦車「マチルダ 2」には苦戦、火力強化が求められました

●そこで、長砲身の「60口径 50mm戦車砲」を搭載した「3号戦車J型」が登場、続いてその防御力強化型となる「3号戦車L型」が同戦線に送られます
●この長砲身型は、イギリス軍戦車及び後に参加するアメリカ軍の戦車を相手に活躍、イギリス軍将兵から「マーク3 スペシャル」と呼ばれ、恐れられる存在となっています

【 「ドイツ 3号戦車 L型 ロンメル野戦指揮セット （人形6体付き）」のキット内容について 】

●この北アフリカ戦線におけるドイツ軍の「3号戦車L型」と「ロンメル将軍」、そして戦車兵達を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●北アフリカ戦線で実際に撮影されたシーンを再現しており、戦車の砲塔上に座る「ロンメル将軍」とそれを取り囲む戦車兵の風景となっています

●タミヤの名作キット「3号戦車L型」と、フィギュア造形力を誇るマスターボックス社のフィギュアにより、北アフリカ戦線の情景を再現、車両とフィギュアが織り成す風景、空気感、そして兵士の息吹など、暑き地で戦った同戦線でのワンシーンが蘇ります

●フィギュアは「3号戦車」にマッチしたポージングが行われており、このままキットを組立てる事で情景シーンを作製することができます
●また、他の車両やベースなどを絡めることにより、より広がりを持つシーンへと展開することもできるでしょう

●各キット内容の詳細については
　・ 「ドイツ 3号戦車 L型 （Sd.Kfz.141/1）」
　・ 「ドイツ DAK アフリカ軍団 ロンメル将軍 ＆ 司令部将校 戦車上 （Rommel and German Tank Crew）」
　それぞれの個別ページを参照して下さい

【 「ドイツ 3号戦車 L型 ロンメル野戦指揮セット （人形6体付き）」のパッケージ内容 】

　・ 「3号戦車L型」 ×1
　・ フィギュア ×6体
　・ フィギュア用の組立て説明書 ×1（説明書内に「ロンメル将軍」のフィギュアが持つ地図がプリントされています）


●2013年 スポット生産品