M10 パンター (M10駆逐戦車偽装型) (プラモデル)ドラゴン 1/72 ARMOR PRO (アーマープロ) No.7491 スケール:1/72
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「M10 パンター (M10駆逐戦車偽装型) プラモデル (ドラゴン 1/72 ARMOR PRO (アーマープロ) No.7491 )」です●第2次世界大戦後期におけるドイツ軍の反攻作戦「ラインの守り作戦」の際の製作された「M10 偽装型パンター」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●敵に欺瞞するため、「パンターG型戦車」にアメリカ軍の駆逐戦車「M10」に似せたボディを装着した「M10 偽装型パンター」を再現、偽装車両ながら本格的な改造が施された特徴的なフォルムを再現した内容となっています 【 「M10偽装型パンター」について 】●ノルマンディ戦で致命的な損害を受けた西部戦線のドイツ軍部隊は、壊走状態となりドイツ国境付近にまで撤退をします ●ドイツ軍の撤退により連合軍は無人の野を行く勢いで進撃しますが、ドイツ軍の後退工作で主要な港は破壊されてしまったため、ノルマンディ海岸からの補給路が前線まで充分に到達せず、ドイツ国境付近で戦線は一旦膠着してしまいます ●ドイツ本国に向けた連合軍の進撃に対し、「ヒトラー」はこの危機的な状況を打破するため、なけなしの機甲予備兵力を投入して大規模な反撃作戦を立案、この作戦は「ラインの守り作戦」と名が付けられました ●「ラインの守り作戦」は、地形の複雑さから連合軍の守りが手薄となっていたアルデンヌ地方をドイツ軍部隊が突破、ベルギーの主要港アントワープ(ドイツ軍の工作により港は破壊されていたものの着実に修復が進んでいました)にまで到達することで連合軍の戦線を分離、その後の展開を有利にしようと計画していました ●「ラインの守り作戦」の実施にあたり、武装親衛隊の「スコルツェニー中佐」を指揮官とする「第150戦車旅団」を編成、この「第150戦車旅団」はアメリカ軍に化けて敵戦線深くに侵入、連合軍を混乱に陥れることを目論みます ●ところが、敵部隊に偽装するために用いられるはずであった連合軍からの鹵獲車両を充分に集めることができず、苦肉の策としてドイツ軍の戦闘車両をアメリカ軍車両に見せるための偽装改造が行われることになります ●この偽装改造によって誕生した車両の一つが「M10 偽装型パンター」です ●「M10 偽装型パンター」は、「パンターG型」をベースとして、車体と砲塔を覆う形でアメリカ軍の「M10」に似せた外装パネルを装着、車長キューポラを取り外すなど、本格的な改造を施された車両でした ●「パンターG型」は5両程度が改造され、「第150戦車旅団」の戦車戦力の中核として配置されます ・ 第150戦車旅団は、規模的には大隊強であり、同車を含めて戦車、突撃砲が1個中隊程度の数が配備されています ●「ラインの守り作戦」では、先行する味方部隊が連合軍の戦線を突破することができず、「第150戦車旅団」が行うはずの浸透作戦は実施できなくなってしまい、結局マルメディへの攻撃に際しての通常戦力として投入されています ・ 当初目的としていた浸透作戦は所属する小規模の偵察部隊が行っています 【 「M10 パンター (M10駆逐戦車偽装型)」について 】●このドイツ軍の「M10 偽装型パンター」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●「パンター戦車」シリーズにおいて最も特異な存在である「M10 偽装型パンター」を再現、ミニスケールらしくパーツ数を抑えながら全体のフォルムとディテールとを表現した内容となっています ●「M10偽装型パンター」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●装甲板を外装式に装備して「M10」のシルエットに似せた砲塔部を再現 ●「70口径 Kwk.42 75mm砲」砲身はマズルブレーキを含めて一体成型され、砲口部分は開口処理されています ・ 「M10」に似せた防盾は、大きさが若干異なる2種類のタイプが用意されており、選択して使用します ・ 防盾上部のガードがパーツ化 ・ 防盾(砲身)は、完成後も上下可動式とすることができます ●砲塔部は偽装用の外装パネルを含めて上下分割式、後部パネルは別パーツ化して再現しています ・ 外装パネルの内側の「パンター戦車」の砲塔はモールドと成型により再現 ・ 外装パネルの取り付け構造が表現されています ・ 車長ハッチ、後部ハッチがモールドにて再現 【 車体上部 】 ●車体前面、側面に外装式の装甲板を装備して「M10」のシルエットを演出した車体部を再現しています ●車体上部は、側面のフェンダー部分も含めて一体成型されています ・ 前部ハッチ、エンジングリル、トラベリングロックなどがモールドで再現 ・ 側面の予備履帯は別パーツです ・ 後部の排気管は、外装パネルから突き出た構造を再現 ●偽装として車体側面に装備された「M10」用の予備履体パーツもセットされています 【 車体後部 】 ●車体下部はバスタブ式に一体成型され、後部パネルは別パーツです ・ サスペンションアームは車体下部に一体成型 ・ 転輪、起動輪、誘導輪は個別にパーツ化 ●後部パネルは、排気管も含めて一体成型されています 【 履 帯 】 ・ 履帯部は、接着及び塗装が可能なDS素材によるベルト式履帯となっています ●「M10偽装型パンター」のマーキングとして、ドイツ軍が連合軍に偽装した2種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第150戦車旅団 B7号車 (アルデンヌ / 1944年) ・ 第150戦車旅団 B4号車 (アルデンヌ / 1944年) ●説明書の塗装例に基づいた、連合軍の星型の国籍マーク、所属表示、車両表示などを再現したデカールが付属しています ●2013年 一部新金型 (足周りなどはドラゴン社製「Sd.Kfz.171 パンサーG型 初期型」と同一)
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