チャーチル歩兵戦車 Mk.4 NA75 (プラモデル)ドラゴン 1/72 ARMOR PRO (アーマープロ) No.7507 スケール:1/72
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「チャーチル歩兵戦車 Mk.4 NA75 プラモデル (ドラゴン 1/72 ARMOR PRO (アーマープロ) No.7507 )」です●第2次世界大戦時におけるイギリス軍の歩兵戦車「チャーチル Mk.4 NA75」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「チャーチルMk.4」をベースとして現地改修によって「M4中戦車」の防盾を移植した「チャーチルMk.4 NA75」を再現、「チャーチル戦車」シリーズの中でも異色な存在である特異なフォルムを再現した内容となっています 【 「チャーチル Mk.4 NA75」について 】●「チャーチル戦車」は、第1次世界大戦時の塹壕戦を考慮して超壕能力を重視、車体長の長い歩兵戦車として1940年11月に制式化されました ●このような前大戦での戦いを参考とした戦車は、第2次世界大戦においては全く役に立たない車両がほとんどでしたが、「チャーチル戦車」は古めかしいながら堅牢な足周りと装甲の厚さから高い評価を受け、対峙するドイツ軍にとっては撃破することが難しい存在として一目置かれるようになります ●しかし、同車の最大の欠点は搭載している主砲の攻撃力であり、重装甲で大きな車体の割りには通常の戦車と火力が同じで、用兵上の観点からは問題を抱えていました ●「チャーチル Mk.3」から主砲には装甲貫通能力に優れた「6ポンド砲」を搭載、従来の「2ポンド砲」からは飛躍的に火力が増強されています ●しかし、この「6ポンド砲」は「2ポンド砲」と同様に徹甲弾しか撃てないという欠点を持っており、対戦車戦闘には有利なものの、対戦車砲などの対人目標への効果は極めて限定的であり、戦車としての汎用性は低いものでした ●一方、アメリカからは徐々に「M3中戦車」や「M4中戦車」などが供与されるようになり、このシャーマン系列で装備された主砲「75mm戦車砲」は、装甲貫通能力では「6ポンド砲」に劣りましたが、榴弾や発煙弾などを発射することができ、主砲としての汎用性では「6ポンド砲」よりも優れていました ●そこで、北アフリカ戦線のイギリス軍の野戦修理工廠では、損傷により使用不能となった「M4中戦車」の活用方法として、主砲を防盾ごと「チャーチルMk.4」へと移植するという方式を採用、作業自体は「チャーチルMk.4」の砲塔前部を切り抜くという大掛かりなものでしたが、工廠の能力により120両余りが改造されています ●この改造を施された車両は「チャーチルMk.4 NA75」と呼ばれ、使用する戦車兵の評価も高く、その後の「チャーチル戦車」の後継タイプの登場後も継続して使用が続けられており、シシリー戦やイタリア戦線などを転戦しています 【 「チャーチル歩兵戦車 Mk.4 NA75」のキット内容について 】●このイギリス軍の歩兵戦車「チャーチル Mk.4 NA75」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●ミニスケールに沿った省略や一体成型化によるパーツ構成、そして微細な彫刻をパーツ上に施したディテール再現で「チャーチル Mk.4 NA75」を再現した内容となっています ●ドラゴン社製「イギリス軍 歩兵戦車 チャーチル Mk.4」をベースに、「チャーチル Mk.4 NA75」を再現するために、砲塔上部、砲身、防盾などを新規パーツへと変更したバリエーションキットとなります ●「チャーチル Mk.4 NA75」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、「チャーチル Mk.4 NA75」としての専用パーツが用意され、「M4中戦車」の防盾を装備した状態が表現されています ●「75mm戦車砲 M3」の砲身は一体成型となっており、砲口が開口処理されています ・ 防盾及び砲架は各1パーツで構成 ・ 同軸機銃がパーツ化され、銃口部分が開口処理済みです ・ 防盾(砲身)は、完成後も上下可動式とすることができます ●砲塔は、上下分割式となっています ・ 後部の雑具箱は別パーツです ・ 車長、装填手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 直接照準器、アンテナ基部、ペリスコープがパーツ化されています ・ 砲塔は左右旋回可能です 【 車体上部 】 ●車体上部はフェンダー上の独特なプレスラインやディテールが再現、パーツ数を抑えながらもペリスコープや前方機銃などのポイント部分は別パーツ化されています ●車体上部は、フェンダーも含めて一体成型されています ・ 戦闘室前面は別パーツで、機銃マウント、操縦手用の視察ハッチがモールドで再現 ・ 前後のマッドフラップは別パーツです ・ 工具類、牽引ワイヤーは車体にモールドされています 【 車体下部 】 ●車体下部は車体側面に転輪を一体成型することでパーツ数を抑えながらその複雑な足周りを再現、内側のサスペンションも表現されています ●車体下部はバスタブ式に一体成型されています ・ サスペンション部は左右2分割式で、転輪も一体に成型されています ・ 起動輪、誘導輪は左右2分割式です 【 履 帯 】 ●履帯は、接着及び塗装が可能なDS素材によるベルト式履帯が付属しています 【 塗装とマーキング 】 ●「チャーチル Mk.4 NA75」のマーキングとして、イギリス軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されています ・ ノースアイリッシュ騎馬連隊 C中隊 (イタリア / 1944年) ・ 所属不明 (イタリア / 1944年) ・ 所属不明 (イタリア / 1944年) ●説明書の塗装例に基づく、小隊表示、車台番号、パーソナルネームなどを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ製 ●2013年 一部新金型
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