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「CMP F15 フォード トラック イタリア軍捕獲仕様 プラモデル (ミラーモデルズ 1/35 AFVモデル No.35107 )」です●第2次世界大戦時におけるカナダ製のトラック「CMP フォード F15 トラック」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立てキットで、イタリア軍に捕獲され、「ブレダ 20mm機関砲 Model39」を搭載した対空自走砲型が表現されています ●カナダ製の「CMP フォード F15 トラック」のイタリア軍捕獲車両を再現、角形のボンネットを持ち、機関砲の射界を確保するためにフロントウィンドを含めた車体上部の構造物を全て取り去り、固定陣地用の機関砲となる「ブレダ20mm機関砲 Model39」を装備した、現地改造による独特な姿を再現した内容となっています 【 「CMP フォード F15 トラック」について 】●第2次世界大戦の開戦にあたりイギリスは軍備を拡張、その過程で、カナダ、オーストラリアなどのイギリス連邦の諸国に協力を依頼します ●ただ、カナダ、オーストラリアなどのイギリス連邦国は、比較的紛争が無縁な地域であり、軍事産業はほとんど成長していない関係で、兵器を生産することは難しく、人員の提供や兵器製造以外での負担がメインとなりました ●カナダは、その国情から隣国アメリカ合衆国と同じく自動車産業が発達、多くの自動車生産工場を抱えていました ●そこで、カナダ政府はトラックなどの軍用車輌を多く生産することでイギリスの依頼に応えることを決定、戦時の車輌として「CMP」(カナダ標準仕様)規格を制定し、この規格に基づき、各自動車メーカーが生産を行っています ●「CMP フォード F15 トラック」は、「カナダ・フォード」社が「CMP」規格によって生産した中型トラックで、95馬力のV型8気筒ガソリンエンジンを装備、10名の兵員を輸送することができました ●これらの「CMP」規格の車両は極めて大量に生産され、イギリス軍及びイギリス連邦軍の機械化に大きく貢献し、機械的信頼性の高さから捕獲した枢軸国軍でも好んで使用しています 【 「イタリア軍に捕獲されたCMP フォード F15 トラック」について 】●北アフリカ戦線では、他の戦線とは異なり、戦いは常に流動的で、それも戦場自体が広大な面積となったことから何よりも機動性が重要な要素となりました ●火砲類は機動性を確保するために自走化が望まれましたが、重量が嵩む榴弾砲や大型の対戦車砲を自走砲とするのは難しいものがありました ●その点、対空機関砲はそのような火砲と比べて重量的に軽く、牽引式の対空機関砲では陣地に布陣する時間も必要となることから、積極的に自走化が行われています ●イタリア軍では、元々トラックをベースとする自走対空機関砲を多数保有していましたが、北アフリカの地では補給がままならず、捕獲した車両による自走対空機関砲も現地改修によって作られました ●この捕獲した車両による自走対空機関砲の中で最も有名だったのが、「CMP フォード F15 トラック」をベースとした車両で、この「CMP フォード F15 トラック」は頑丈な造りとなっていたことから、機関砲だけではなく、小口径の榴弾砲を搭載した車両も登場しています ●また機関砲は、通常野戦において使用されていた「ブレダ 20mm機関砲 Model35」よりも固定陣地用の「ブレダ 20mm機関砲 Model39」を装備した車両が多くを占め、その軽快な機動性能と操作性に優れた機関砲により対空戦闘だけではなく、対地戦闘にも投入されて活躍を果たしたのでした ・ 「ブレダ 20mm機関砲 Model39」は、重量の重い砲架を持つ固定陣地用の対空機関砲ですが、「ブレダ 20mm機関砲 Model35」では旋回ハンドルを使用しているのに対して、「ブレダ20mm 機関砲 Model39」は後部のグリップを持って操作する方式で、目標への追従能力が高いのが特長でした 【 「CMP F15 フォード トラック イタリア軍捕獲仕様」のキット内容について 】●このイタリア軍に捕獲され、「ブレダ 20mm機関砲 Model39」を装備したカナダ製トラック「CMP フォード F15 トラック」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●ミラーモデルの持つ実車への深い造詣により「ブレダ 20mm機関砲 Model39装備型 CMP フォード F15 トラック」を再現、細分化されたパーツ構成とエッチングパーツによって同車の細部表現に重きを置いた内容となっています ・ インジェクションキットながらパーツ構成及び説明書などはガレージキットに近いものとなりますので、上級者向けのキットとなります ●「ブレダ 20mm機関砲 Model39装備型 CMP フォード F15 トラック」は、、「シャーシ」「エンジン」「キャビン」「荷台部」「機関砲」の5ブロックで構成されています 【 シャーシ 】 ●シャーシのメインフレームは、縦方向と横方向のフレームとを組み合わす構成となっています ・ リーフ式サスペンションは各1パーツで構成、基部はエッチングパーツです ・ 前部のステアリングゲージは6パーツの分割、後部のディファレンシャルは7パーツで構成されています ・ 前輪のステアリングは固定式です ●タイヤは、ホイール部とゴムの部分とに分割されています ・ タイヤゴムの部分は軟質素材のパーツで再現しています ・ ホイール部は3パーツもしくは4パーツで構成されています 【 エンジン 】 ●エンジンは17パーツで構成され、発電機、冷却ファンなどはの細部が再現されています 【 キャビン 】 ●キャビン部は、一体成型されたボンネットとフェンダー、そして各パネルとで構成されています ・ フロントグリルのメッシュはエッチングパーツとなります ・ 前照灯は前後に分割されたパーツで構成、ガラス部はクリアパーツです ・ メーターパネルはエッチングパーツにて再現、メーター部分を再現するデカールが付属しています ・ 操縦席部分は座席、ハンドル、ペダル類、レバー類がパーツ化、ペダルはエッチングパーツとなります 【 荷台部 】 ●荷台部は、金属製の荷台が再現されています ●荷台部分は、各パネルを貼り合せる箱組み式となっています ・ 荷台前部に装備される階段式のラックが再現され、弾薬箱(×4)が付属しています ・ 荷台下部のラックはエッチングパーツにて再現 ・ 荷台左右に装備されるサンドチャンネルはエッチングパーツで再現されています 【 機関砲 】 ●装備される固定陣地用の対空機関砲「ブレダ 20mm機関砲 Model39」が付属しています ●「ブレダ 20mm機関砲 Model39」の砲身は一体成型で、先端のフラッシュハイダーは上下分割のパーツとなっています ・ 機関部は左右分割のパーツで構成、グリップ部は別パーツ化されています ・ 砲架は左右分割のパーツで、上下に分割された台座へと取り付けます ・ 照準器用の支柱は、各フレームを組み合わせて作製します ・ 照準器は一体成型のパーツで再現 ・ グリップ部から延びる半弧状のフレームは左右各1パーツで再現されています ●アクセサリーパーツとして、エッチングパーツによる弾薬トレーと、プラパーツによる砲弾(×12)が付属しています ●前照灯のガラス部などを再現するクリアパーツが付属 ●フロントグリルのメッシュ、メーターパネル、サンドチャンネル、各部のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属しています ●イタリア軍仕様となる車台番号、ドイツ空軍仕様となる「WL」マーク、ボンネット部のホワイトの十字などを再現したデカールが付属しています 【 「CMP F15 フォード トラック イタリア軍捕獲仕様」のパッケージ内容 】・ イタリア軍 ブレダ20mm機関砲 Model39装備型 CMP フォード F15 トラック ×1 ・ デカールシート ×1枚 ●2014年 一部新金型
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