ドイツ パンター D型 V2 (試作2号車) (プラモデル)ドラゴン 1/35 '39-'45 Series No.6822 スケール:1/35
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「ドイツ パンター D型 V2 (試作2号車) プラモデル (ドラゴン 1/35 '39-'45 Series No.6822 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の中戦車「パンター」の試作車 「VK30.02(M)」の「2号車(V2)」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●ドイツ軍の傑作中戦車「Sd.Kfz.171 パンター」シリーズの始祖となる試作車 「VK30.02(M) 2号車(V2)」を再現、シングルバッフルタイプのマズルブレーキ、後部の向かって絞った砲塔、形状の異なる起動輪など、後の「パンター」シリーズとは雰囲気の異なる開発中の試作車としてシンプルなフォルムを再現した内容となっています 【 「VK30.02(M) 2号車」について 】●ドイツ軍は、1935年の再軍備化によって「1号戦車」~「4号戦車」という4種の戦車の本格的な開発を開始しましたが、1938年に主力戦車としての「3号戦車」と、支援戦車としての「4号戦車」との両方の役割を担う20t級の新型戦車「VK20.01」の開発を始めます ●しかし、この「VK20.01」の開発は遅々として進まず、試作車すら登場しない状態で1941年6月を迎えます ●1941年6月、独ソ戦が開戦、怒涛のようにソ連領内へと突き進むドイツ軍でしたが、ソ連軍の新鋭戦車「T-34」「KV-1」などが立ちはだかり苦戦します ●特に「T-34」には避弾経始に優れた傾斜装甲が多用され、それまで避弾経始という思想が希薄だったドイツの戦車開発陣にとってこの「T-34」のデザインは大きな衝撃を与えることになりました ●この「T-34」との対峙をきっかけに、「VK20.01」計画をスケールアップした30t級の戦車「VK30.02」の開発が始まります ●この「VK30.02」の開発は「ダイムラー・ベンツ」社と「MAN」社の2社による競作となり、「ダイムラー・ベンツ」社の試作車は「VK30.02(D)」、「MAN」社の試作車は「VK30.02(M)」という名称を与えられています ●「ダイムラー・ベンツ」社の試作車「VK30.02(D)」は、「T-34」をそのままコピーしたような形状で、エンジンも「T-34」と同じくディーゼルエンジンを搭載する予定でしたが、このディーゼルエンジンの開発に手間取り、結局採用は見送られます ●「MAN」社の試作車「VK30.02(M)」は紆余曲折を重ねながらも徐々に完成形となり、仕様変更を経て重量も40t級と拡大、1942年9月に「1号車」が完成します ●しかし、この「1号車へ搭載する砲塔の製造が間に合わず、ダミーの砲塔を載せた状態で走行試験を行いました ●続いて、1942年10月に「VK30.02(M)」の2号車(V2)が完成、この2号車には砲塔を装備し、真の意味での「パンター」の試作車となりました ●「VK30.02(M) 2号車」は、砲塔形状など後の量産型になる「パンターD型」とは細部では異なるものの、基本的には極めて似た外観を持っていました ●「VK30.02(M) 2号車」は、ドイツ軍の戦車部隊の主力となる「Sd.Kfz.171 パンター」シリーズの始祖として、ドイツ戦車史に欠かせない存在と評価できるでしょう 【 「ドイツ パンター D型 V2 (試作2号車)」のキット内容について 】●このドイツ軍のパンター試作車「VK30.02(M) 2号車(V2)」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●ドラゴン/サイバーホビー社の「Sd.Kfz.171 パンター」シリーズのフォーマットを踏襲しながらも、車載装備品類などを取り付けていない試作車ということもあり、パーツ数を抑えて「VK30.02(M) 2号車(V2)」を再現した内容となっています ・ モールドやパーツの一部を加工する必要がありますので、中級者以上のユーザーを対象としたキットとなります ●「VK30.02(M) 2号車」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●「パンターD型」とは異なる、後部を絞った「VK30.02(M) 2号車(V2)」の砲塔形状を再現、キメの細かな梨地状のモールドを施し圧延鋼板の表面も再現しています ●「75mm戦車砲 KwK42」の砲身は左右に分割したパーツ構成、「マズルブレーキ」は別パーツ化しています(砲身に一体成型化しているダブルバッフルのマズルブレーキを切り取る必要があります) ・ 「マズルブレーキ」は前後に分割したパーツで再現 ・ 「防盾」は一体成型のパーツで再現、「同軸機銃」は別パーツ化しています ・ 「防盾」は、完成後も上下に可動させることができます ●砲塔は上下及び前後に分割したパーツ構成 ・ 「ピストルポート」は開口した状態となっており、「ピストルポート栓」を別パーツ化しています ・ 「ベンチレーター」「吊り下げフック」、側面の「ハッチ」を別パーツ化 ・ 「後部ハッチ」も別パーツ化、内部の開閉機構も再現しており、開閉状態を選択することができます ・ 「スモークディスチャージャー」は1本ずつ個別にパーツ化、ベースへと取り付けます ●車長キューポラは5層のパーツで構成 ・ 車長ハッチは別パーツ化、開閉状態を選択できます 【 車体上部 】 ●「パンター」シリーズとは異なる、装甲板の噛み合わせがない「VK30.02(M) 2号車(V2)」のフラットな車体形状を再現、前部の点検パネルのライン、ボルト穴などの細部のディテールをシャープなモールドで再現しています ●車体上部は、一体成型のパーツで再現 ・ 「操縦手ハッチ」「無線手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択できます ・ 「ハッチロック」は、各3パーツで構成 ・ 操縦手用の「視察ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択できます ・ 「ペリスコープ」「ペリスコープガード」はそれぞれ独立したパーツで再現 ・ 「ボッシュライト」は前後に分割したパーツで再現 ・ 「トラベリングロック」は、砲身を固定した状態と、砲身から外された状態とを選択することが可能です ・ エンジングリルの円形のグリル部分は別パーツ化して再現しています ●前部フェンダーは左右それぞれ一体成型のパーツで再現、スポンソン部も一体成型化しています ・ 前部のマッドフラップの固定具を別パーツ化(マッドフラップは付属していません) 【 車体下部 】 ●車体下部は、バスタブ状に一体成型となったパーツで再現、後部パネルは別パーツとなっています ・ 「サスペンションアーム」は別パーツ化 ・ 「転輪」は1枚ずつ個別にパーツ化 ・ 「起動輪」は前後に分割したパーツで再現しています ・ 「誘導輪」は、前後方向に4分割したパーツで再現 ●車体後部パネルは、上下に分割したパーツで再現しています ・ 「排気管」は前後に分割」したパーツで再現 ・ 「ゲペックカステン」は上下に分割したパーツで再現しています 【 履 帯 】 ●履帯は、接地部分にハの字状の滑り止めパターンが無い「パンター」用の「Kgs64/660/150」履帯を再現 ・ 接着及び塗装が可能なDS素材の「ベルト式」履帯で再現しています ・ 履帯をより立体感ある履帯へと交換する場合には、「パンター戦車用 履帯 初期型 (可動式) 」が対応しています 【 「VK30.02(M) 2号車」の塗装とマーキング 】 ●「VK30.02(M) 2号車」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる4種類の塗装例が説明書に記載されており、国籍マーク、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています 【 「ドイツ パンター D型 V2 (試作2号車)」のパッケージ内容 】・ VK30.02(M) 2号車 ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●2015年 一部新金型
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