アメリカ中戦車 M4A1シャーマン 初期型 (直視バイザー型) (プラモデル)アスカモデル 1/35 プラスチックモデルキット No.35-L027 スケール:1/35
|
|||||
「アメリカ中戦車 M4A1シャーマン 初期型 (直視バイザー型) プラモデル (アスカモデル 1/35 プラスチックモデルキット No.35-L027 )」です●「アメリカ中戦車 M4A1シャーマン 初期型 (直視バイザー型)」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット●第2次世界大戦時におけるアメリカの主力中戦車である「M4A1」を再現したキットで、「M4」戦車シリーズの中で最も早く生産されたタイプである「M4A1」の極初期型をモデル化しています ●同社のリサーチ力と洞察力、そして高い成型技術により「M4A1 初期型」を再現しており、過度に細部重視に偏ることも無く、ディテールのポイントを押さえながらも、作り易さも考慮された非常にバランスの取れた高品質な内容となっています 【 「M4A1シャーマン 初期型」について 】●第2次世界大戦前の時代、アメリカ軍は世界恐慌の余波や孤立主義の台頭などで軍備は縮小され、特に戦車の開発に関しては、世界的にも遅れていました ●しかし、第2次世界大戦が勃発すると、戦車の開発は、極めて高い工業生産力を背景に急ピッチで進められます ●中戦車としては多砲塔型の旧態依然とした「M2A1」中戦車が存在していましたが、量産の途中で打ち切られ、「M3」中戦車の開発が行なわれます ●この「M3」中戦車は、当時のアメリカでは大型の砲塔を動力旋回させる技術が無く、そのためスポンソン部に「75mm砲」を搭載させるという苦肉の策が採られました ●ただ、この方法はあくまでも大型の砲塔を持つ次期中戦車の登場までの「繋ぎ」としての役割で、「M3」中戦車の開発が一段落すると、直ちに「M4」中戦車の開発が開始されます ●この「M4」中戦車は、「M3」中戦車の開発で培ってきたノウハウが活かされ、開発のスピードを上げるためにコンポーネントも極力共通化が図られました ●また、「M4」中戦車は、主力中戦車として大量生産体制が採られ、エンジンの供給率を上げるために4種のエンジンを用意、それぞれのエンジンに合わせて専用の車体が作られ、「M4」、「M4A1」、「M4A2」、「M4A3」、「M4A4」の5種類の形式が生まれました ・ 「M4」と「M4A1」とは同じエンジンで、溶接車体の「M4」に対して、高い溶接技術を持たない工場向けに鋳造の車体としたのが「M4A1」です ・ 「M4A5」はカナダの「ラム戦車」に与えられた番号で、「M4A6」は少数生産の実験車輌です ●「M4A1」は、「M4」中戦車シリーズの中では最初に生産が開始された形式で、操縦手及び前方機銃手用に張り出し部の前方に直視バイザーを装備、サスペンションは、「M3」中戦車と同一のリターンローラーが上方に付いているタイプの「VVSS」サスペンションで、砲塔の防盾は狭小タイプとなっているのが特徴です ・ その後、直視バイザーは防御上の観点から廃止され、「VVSS」サスペンションは、サスペンションコイルのストロークを長くするためにリターンローラーを後方に移動させたタイプへと変更、砲塔部の防盾はより広いタイプの「M34A1」が採用されるようになります ●この「M4A1」は、イギリス軍に供与され、北アフリカ戦の「エルアラメインの戦い」から実戦に参加、アメリカ陸軍においても同じ北アフリカの「チュニジア戦」に参戦、当時では強固な装甲と、強力な火力により枢軸国軍を相手に活躍しました ●また、戦いがヨーロッパに移り、「M4」中戦車シリーズの数々の改良型が登場して行く中でも1戦級兵器として活躍し続けました 【 「アメリカ中戦車 M4A1シャーマン 初期型 (直視バイザー型)」のキット内容について 】●この「アメリカ中戦車M4A1シャーマン 初期型 (直視バイザー型)」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●砲塔後部が傾斜したタイプの「初期型砲塔」に「75mm砲」を搭載、防盾部は「M34型砲架(狭小型防盾)」、車体部は「鋳造車体」の極初期型、ギアハウジングは「3ピース型」、サスペンション部は「極初期型VVSS式」となった「M4A1 シャーマン 初期生産型」を再現した内容となっています ・ 履帯は初期の車輌で良く見られたラバータイプの「T51 履帯」がセットされています ●同社の高い成型技術により、細部のディテールが再現されており、車体及び砲塔の鋳造表現、シリアルナンバーなども繊細なモールドにより表現されています ●また、最近のニューキットと比べてパーツ数は抑えられ、同社らしくカッチリとした造りで組み易い内容となっています ●「75mm砲」の砲身部分は左右分割式となっています ・ 砲身は通常型と極初期型とを選択できます ・ 砲身は、防盾部に内蔵されるポリキャップにより、上下に可動します ・ 防盾は「M34」砲架用の狭小型防盾が用意され、砲身基部の箇所に跳弾板の無い初期型のタイプが表現されています ●砲塔部は、実車の鋳造構造の分割ラインに合わせた上下分割式となっています ・ 砲塔は、装填手ハッチが無く、後部上面が斜めの初期型が再現されています ・ 側面に排莢ハッチが存在するタイプが表現され、ハッチは別パーツにより開閉状態が選択できます ・ 車長用の直接照準器もパーツ化 ・ 車長ハッチは開閉状態が選択できます ・ 砲塔は左右旋回可能 ●「M2 重機関銃」は、インジェクションキットとしては、非常に高いレベルで再現されています ・ 銃身は、銃身交換用の把手が付いた場合と、付いていない場合とが選択できます ・ 銃口は開口処理されています ・ 特徴的な放熱筒は、スライド式金型により放熱口の位置が正確に表現され、貫通した状態で成型されています ・ 機関部の蓋は別パーツで、開閉状態が選択できます ・ コッキングハンドルは別パーツ ・ 弾帯が付属 ●「M4A1 初期型」の車体上部はエンジンルームを除き、一体成型されています ・ 前部のベンチレーターは別パーツです ・ 操縦手ハッチ、前方機銃手ハッチは別パーツで開閉状態が選択できます ・ エンジンルーム天板部分と点検ハッチは別パーツとなっています ・ 前照灯のガラス部を再現するクリアーパーツが付属 ・ 後部のエアークリーナーは、角型と円筒型とを選択できます ・ 直視バイザーは2パーツで構成され、バイザー部は開閉状態が選択できます ●前部フェンダーは車体とは別パーツとなっています ・ 側面に取り付けるサイドスカートのパーツが付属、再現する車輌によってその装着を選択します ●車体下部は各装甲板を貼り合せる箱組み方式となっています ●ギアハウジング(デファレンシャルカバー)は、3分割式のタイプが表現されています ・ 接合部分は2分割されたパーツで構成され、実際の接合ラインが再現できます ● 「VVSS」サスペンションは、リターンローラーが上部に配置された極初期型が再現されています ・ 各サスペンションユニットは14個のパーツにより細かく再現されています ・ サスペンションのアーム部分は可動式で、内蔵させる特殊なゴムシートによりスムーズ且つ反発性の有る動きが再現されています ・ サスペンション部は左右分割式で、サポートローラーと垂直式バネ、ゴムシートなどを挟み込み、これにサスペンションアームを取り付けるパーツ構成となっています ・ 起動輪、誘導輪、転輪、リターンローラーは可動式です ●履帯は接着、塗装が可能なベルト式履帯が付属しており、ラバータイプの「T51 履帯」が再現されています ●戦車長のフィギュアが1体付属しています ・ 戦車兵用のツナギを着用し、両手をハッチ周囲に置いて佇んでいるポーズとなっています ・ フィギュアは、胴体と足が一体成型されており、これに両腕と頭部を取り付ける構成です ・ ゴーグル、ホルスター、マガジンポーチのアクセサリーパーツが付属 ●アクセサリーパーツが付属 ・ ジェリカン ×2 ・ 水用ジェリカン ×2 ●ペリスコープや前照灯のガラス部などを再現するクリアーパーツが付属しています ●マーキングは、アメリカ陸軍仕様となる4種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第1機甲師団 第1機甲連隊 E中隊 9号車 (チュニジア / 1943年2月) ・ 第1機甲師団 第1機甲連隊 G中隊 1号車 (チュニジア / 1943年2月) ・ 第1機甲師団 第13機甲連隊 (イタリア / 1943年11月) ・ 第5軍 第756戦車大隊 A中隊 (南フランス / 1944年10月) ●説明書の塗装例の基づく国籍マーク、部隊番号、車台番号などを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製 ●限定品
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
|
|||||