ドイツ 2号戦車 A型 w/インテリア (プラモデル)サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6687 スケール:1/35
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「ドイツ 2号戦車 A型 w/インテリア プラモデル (サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6687 )」です●第2次世界大戦初期におけるドイツ軍の軽戦車「2号戦車A型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●偵察用の軽戦車としての存在ながら戦車不足によって大戦初期には主力戦車として運用された「2号戦車A型」を再現、ドイツ的な直線を基調としたデザインを採用しながらも砲塔及び車体の前面が曲面で構成された特徴的なスタイルを再現した内容となっています 【 「2号戦車A型」について 】●ドイツ軍は、第1次大戦の休戦条約「ベルサイユ条約」により、戦車の保有が禁じられましたが、「ヒトラー」政権が樹立したことで1935年に条約を破棄して再軍備化が開始されます ●ドイツ軍の戦車の開発は、4つの車種による体系別に行われ、戦車の開発技術が未熟だったことから、「1号戦車」は戦車技術の習得と乗員の訓練、戦車運用の確立をいった訓練用の戦車、「2号戦車」は「1号戦車」を拡大させた軽戦車として偵察任務及び主力戦車の補助という役割が与えられました ●「3号戦車」「4号戦車」は、この「1号戦車」と「2号戦車」の経験を活かしながら同時進行的に開発が進められ、「3号戦車」は戦車部隊の中軸となる主力戦車、「4号戦車」は火力支援用戦車としての役割を持っていました ●「2号戦車」は、1935年10月に試作車が完成、当初の試作生産型である「a型」と「b型」は小型の転輪とそれを支えるガータービームを持つ足周りでしたが、試作生産型の「c型」と「A型」以降の量産型からは片側5個の大型転輪に変更されています ●「2号戦車」の最初の量産型の「A型」は、1937年7月に生産が開始、その形状は試作生産型の「c型」に準じていたものの、車体の視察クラッペが板状のタイプから3角断面状タイプに、車体上部には砲塔の隙間をカバーする跳弾板が付けられました ●また、車体側面部には車外から操作するタイプの対空機銃架が装備され、この装備が「A型」の特徴ともなっていますが、「c型」「B型」「C型」の一部には同様の対空機銃架が装着されている車両も存在しています ・ このため、「2号戦車A型」~「2号戦車C型」の外観上の区分は極めて難しく、視察クラッペ周囲のボルトの有無などの微細な違いが識別点となります ・ 特に、「2号戦車A型」と「2号戦車B型」との決定的な識別点は現在のところ明確化されていません ●「2号戦車」の「A~C型」は、「20mm戦車砲 KwK30」を装備、重量は8.9tで最高時速40km/hを発揮し、最大装甲厚は15mm程度でした ●この「A~C型」は、1940年4月までに各型合計1088両が作られ、その台数は「3号戦車」「4号戦車」を大きく引き離し、第2次世界大戦の開戦時にはドイツ軍の戦車部隊の中核となっていました ●そのため、「2号戦車」は大戦初期においては実質的なドイツ戦車部隊の主力戦車として、「ポーランド戦」「フランス戦」「バルカン半島戦」などで活躍、戦車の性能としては非力さが否めませんでしたが、作戦の妙と、諸兵連合、そして通信能力の高さなどから、緒戦の勝利を獲得し得たのでした ●「2号戦車」は、「3号戦車」や「4号戦車」の生産の伸びに伴い、戦線から徐々に姿を消して行きますが、「マーダー 2」や「ヴェスペ」などの自走砲型への車台として、そして戦車部隊の偵察、連絡用車両、もしくは対パルチザンの後方部隊用として大戦終了時まで活用されています 【 「ドイツ 2号戦車 A型 w/インテリア」について 】●このドイツ軍の軽戦車「2号戦車A型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●サイバーホビー社の1/35シリーズのフォーマットに則り細分化されたパーツ構成により「2号戦車A型」を再現、同社ならではの緻密な細部表現力により、小型の車体にディテールが詰まった姿が再現されています ●また、エンジンルーム以外の車体及び砲塔内部が再現されており、各種ハッチや視察クラッペなどは別パーツにより開閉状態が選択できますので、その内部再現を活かした演出も楽しむことができる内容となっています ●戦車の内部は比較的見過ごされがちですが、緻密に作製された内部構造がハッチから見える姿は模型の楽しさをより一層深めることになるでしょう ●ドラゴン社製「2号戦車 B型 (Pz.Kpfw.2 Ausf.B)」をベースに、「2号戦車A型」を再現するために、下部転輪をドラゴン社製「バイソン 2 15cm 33式重歩兵砲搭載 自走砲 (スマートキット)」のパーツへと変更、車体上部の跳弾板を別パーツ化したバリエーションキットとなります ・ これまでの資料では、跳弾板の装備は「2号戦車A型」からとなっていますが、キットでは跳弾板を付けていない状態(新資料?)となります ・ ただし、跳弾板のパーツは含まれていますので、跳弾板を装備した状態を再現することは可能です ●「2号戦車A型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、前面に追加装甲が付いていない「2号戦車」の「初期型」のオリジナルタイプを再現、開口部分の装甲の薄さや、溶接跡、ボルト穴などの砲塔表面のディテールが詳細に表現されています ●「20mm戦車砲 KwK30」の砲身は一体成型で、スライド金型により砲口が開口処理されています ・ 同軸機銃も銃口が開口処理済みです ・ 防盾部は、内側部分のクラッペが別パーツとなっており、開閉状態が選択できます ・ 防盾部は完成後も上下方向に可動させることが可能です ●砲塔は上下分割式です ・ 車長ハッチは別パーツで開閉状態が選択できます ・ 各視察クラッペは別パーツで、内部機能も再現され、開閉状態を選択することができます 【 車体上部 】 ●車体上部は、「2号戦車A型」の車体レイアウトを再現、ハッチや視察クラッペなどの開口部は別パーツ化により開閉状態を選択することができるようになっています ●車体上部は、フェンダー部分も含めて一体成型されています ・ 戦闘室前面パネルは別パーツです ・ 操縦手ハッチ、無線手ハッチへ別パーツで、開閉状態を選択することができます ・ エンジン点検ハッチは別パーツで再現 ・ 戦闘室前部の視察装置はヒンジ部分も含めて別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 各視察クラッペは別パーツで、内部機能も再現され、開閉状態を選択することができます ・ エンジングリル側面の吸気用のスリット部には、ガードを再現する為の金属製パーツが用意されています ・ 前照灯は前後分割式で、前部パーツは管制スリットが入ったタイプとなっています ・ 対空機銃架は3パーツで構成されています ●車載工具類は、固定具が一体成型されているパーツと、固定具をエッチングパーツで再現するための固定具がモールドされいないパーツが付属、選択して使用します ・ エッチングパーツを使用する場合、固定クランプは3パーツで構成 【 車体下部 】 ●車体下部は、板バネ式サスペンションを採用した「2号戦車」の足周りと、独特の曲面で構成された車体前面部とが再現されています ●車体下部はバスタブ式に一体成型され、前面及び後部パネルは別パーツです ・ 板バネ式サスペンションは、車体下部とは別パーツで、板バネ部分とアーム部分とが一体成型されています ・ 下部転輪は、本体と裏側内部との2パーツで構成 ・ 誘導輪は、本体と左右のリング部分との3分割式です ●排気管は4分割式で、先端部分は開口処理されています ・ パンチング状の排気管カバーを再現するエッチングパーツが付属 【 履 帯 】 ●履帯は、1枚ずつが分割された接着連結式履帯(マジックトラック)が付属しています ・ 履帯は、シングルピン式の「2号戦車」用履帯が再現されており、モデルカステン製「2号戦車/ヴェスペ用履帯 (片側ピン接着式) (可動式)」がこれに対応しています 【 内部再現 】 ●エンジンルーム内部を除く車体及び砲塔内部が再現されています ●砲塔部分の再現内容 ・ 機関砲の砲尾 ・ 機関砲の砲架 ・ 同軸機関銃の機関部 ・ 照準器 ・ 車長用の椅子 ・ 砲塔旋回装置とハンドル類 ・ 視察クラッペの内部機能(クリアーパーツ) など ●車体部分の再現内容 ・ 操縦席 ・ 操向レバー ・ 変速レバー ・ トランスミッション ・ クラッチ ・ 最終減速装置 ・ エンジンルームの隔壁 ・ エアクリーナー ・ 燃料注入口 ・ ドライブシャフトカバー ・ 無線手席 ・ 無線機 ・ 変圧器 ・ 機関砲弾予備弾倉 ・ ガスマスクケース ・ 機銃弾弾薬箱 ・ ドラム弾倉 ・ 視察クラッペの内部機能(クリアーパーツ) など ●排気管カバーや、工具固定具などを再現するエッチングパーツが付属 【 塗装とマーキング 】 ●「2号戦車A型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる6種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第2戦車師団 第3戦車連隊 (ギリシャ / 1941年) ・ 第101火炎放射戦車大隊 (中央ロシア / 1941年) ・ 第18戦車師団 第18戦車連隊 (中央ロシア / 1941年) ・ 第11戦車師団 第15戦車連隊 (南ロシア / 1941年) ・ 第8戦車師団 第10戦車連隊 (ロシア / 1941年) ・ 第7戦車師団 第25戦車連隊 (ロシア / 1941年) ●説明書の塗装例に基づく国籍マーク、車体番号、部隊マークなどを再現したデカールが付属 ・ デカールのプリントは、カルトグラフ社製 ●2013年 一部新金型
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