陸上自衛隊 高機動車 (機関銃装備) (プラモデル)ファインモールド 1/35 ミリタリー No.FM041 スケール:1/35
|
|||||
「陸上自衛隊 高機動車 (機関銃装備) プラモデル (ファインモールド 1/35 ミリタリー No.FM041 )」です●陸上自衛隊の高機動汎用小型トラック「高機動車」の「機関銃搭載型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット ●不整地における走破性能とキャパシティーの大きさから陸上自衛隊の普通科部隊の足となって活躍している「高機動車」の「機関銃搭載型」を再現、プレス式の車体に機能性の高い足周りを装備した独特のスタイルを再現した内容となっています 【 「高機動車」について 】●アメリカ軍では、第2次世界大戦時から汎用小型トラック「ジープ」、そして、ジープの後継車両を汎用小型トラックとして運用していましたが、小型のために搭載能力が小さく、車体を大型化して増加した重量を強馬力のエンジンで補うという「ハンビー」を1985年に開発、部隊配備を行います ●わが国の陸上自衛隊は、創隊時の経緯からアメリカ軍の装備体系の影響を強く受けており、「ジープ」のライセンス生産版である「1/4t トラック」を使用していました ●この「1/4t トラック」は、若干大型化した「1/2t トラック (73式 小型トラック)」へと進化しましたが、各種装備を搭載するには大きさ不足が否めず、無反動砲や対戦車ミサイルを搭載するには大きな改造を必要としました ●アメリカ軍で「ハンビー」が導入されると、同じく陸上自衛隊でも車体が大きく馬力のある車両の導入を進め、1990年代中頃に採用されたのが「高機動車」です ●この「高機動車」は、車重2.6tの車体に170馬力のディーゼルエンジンを搭載、足周りは4輪駆動、4輪操舵装置、ダブルウィッシュボーンサスペンションを採用し、高い機動性能を持っています ●車内のキャパシティーは大きく、普通科隊員の1個班(10名)の人員を輸送することが可能で、さらには大馬力エンジンにより普通科部隊の支援装備である「120mm重迫撃砲」を牽引する能力も持っています(ただし、重迫専用の牽引車型があります) ●タイヤには、被弾しても一定の距離を走行できるランフラットタイヤを採用、ボディには耐弾性能はありませんが、ソフトスキン車両としては高い生存性を持っています ●この「高機動車」は、普通科連隊を中心とする普通科部隊を中心に配備が進み、従来の「73式小型トラック」と「73式大型トラック」を中心とした車両編成から、「高機動車」を中心とした編成へと変更、これにより普通科部隊は完全機械化となりました ・ それまでの陸上自衛隊の各部隊は、部隊の人員数を賄う程度の車両数は配備されておらず、部隊の人員の輸送時には輸送科部隊の支援を受ける必要がありました ●「高機動車」が登場した頃は、その外観がアメリカ軍の「ハンヴィー」に似ていることから、そのコピーを意味する「ジャンピー」とも呼ばれました ●ただし、「高機動車」は世界的に頂点の地位を占めるようになった日本の自動車技術力を結集したもので、その機動性能と4輪操舵システムによる大型車ながらも小回りの効く能力は自衛隊員から高く評価を獲得、不整地における機動性能は陸上自衛隊の車両の中でトップを誇ります ●また、各国の同様の車両は少なからずその外観が「ハンヴィー」と似た形状となっており、現代の技術力で機能性を追及すると、この姿に到達するものと思われます ●「高機動車」は、普通科部隊を中心とした陸上自衛隊の俊敏な足となり輸送任務に活躍、またその大きなキャパシティーを活かして対空ミサイル、レーダーなどの各種装備を搭載した様々な派生車両も登場しています ●「機関銃搭載型」は、そのような派生車両ではなく、オリジナルの「高機動車」に武装型として「5.56mm機関銃 MINIMI」を搭載したもので、前部座席上方に位置した機銃架に同機関銃が装備されています ・ この「機関銃搭載型」はその装備状況から火力支援用の車両ではなく、車両の防御用として機関銃を装備したタイプとなります 【 「陸上自衛隊 高機動車 (機関銃装備)」のキット内容について 】●この陸上自衛隊の高機動汎用小型トラック「高機動車」の「機関銃搭載型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●ファインモールド社の確かなリサーチ力に裏づけられた高い造形力と成型技術により「高機動車」の「機関銃搭載型」を再現、ただし、いたずらにディテールを追求するのではなく、模型としての適度な省略やモールドの表現力によりパーツ数が抑えられており、スケールモデルの精密感と模型本来の作る楽しさとを感じることができる内容となっています ●幌を外して車体後部にロールバーを装着、前部座席上方に「5.56mm機関銃 MINIMI」を装備した「高機動車」の「機関銃搭載型」を再現しています ●乗車中の自衛隊員を再現した2体のフィギュアが付属しています ●「高機動車 機関銃搭載型」は、「シャーシ」「キャビン」「ボンネット」の3ブロックで構成されています 【 シャーシ 】 ●シャーシは、複雑な構造となるサスペンション部分をパーツ数を抑えて再現しています ●シャーシのメインフレームは一体成型となっています ・ シャーシの前後を通るドライブシャフトは一体成型のパーツで再現 ・ ダブルウィッシュボーンサスペンションは、前後のユニットごとにパーツ化され、各サスペンションユニットは3層で構成されています ・ ショックアブソーバーは別パーツ化して再現しています ・ ステアリングは固定されています ●タイヤは輪切り状の3分割式となっており、トレッドパターンが再現されています ・ ホイールは外側のパーツと一体成型で再現 【 ボンネット 】 ●ボンネットは、スライド式金型によりその複雑な形状と側面のグリル部とを再現、前照灯、ウィンカーなどのガラス部分はクリアパーツとなっています ●ボンネットは、フェンダー部分も含めた一体成型となっています ・ 前照灯、フォグライト、ウィンカーはクリアパーツで再現 ・ ライトガードを再現するエッチングパーツが付属 【 キャビン 】 ●キャビン部は、特徴となる外装部分のプレス構造、キャビン床面のプレスパターンなどをシャープかつ表情豊かに再現、成型上表現が難しい車体内部側面部分のパターンも彫刻されています ●キャビン部は各パネルを貼り合わせる箱組み方式です ・ 後部のマッドフラップは後面パネルに一体成型されています ・ 側面ドアは別パーツ化されており、開閉状態を選択して組立てることができます ・ メーターパネルは1パーツにて再現、各メーター類を再現するデカールが付属しています ・ 変速レバー、サイドブレーキなどの各種レバー類も別パーツにて再現されています ・ 前部座席は、座席本体と下部のステーとで構成 ・ 後部のベンチシートは、各ブロックごとにパーツ化 ・ 後部のロールバーは、ロールバー本体と前部左右のステーとで構成されています ・ 尾灯、ウィンカーはクリアーパーツで再現されています ●前部ウィンドは、成型色の枠のパーツと、クリアパーツによるウィンド本体とで構成されています ・ バックミラー、サンバイザーは別パーツ化して再現されています ・ ワイパーはウィンド下部のパーツに一体成型して再現されています ●「5.56mm機関銃 MINIMI」は、機銃本体、弾薬箱、脚、左右に分割された機銃架とで構成されています ・ 機銃を装備するマウント部は、バーの部分と機銃架のプレートとが一体成型にて再現 【 フィギュア 】 ●ドライバー1体と機関銃手1体の合計2体のフィギュアが付属しています ・ 「高機動車」に乗車中の着座姿勢のポーズ(ドライバー)、「5.56mm機関銃 MINIMI」を構える立ち姿のポーズが再現されています ・ 服装は、「迷彩作業服」を着用、迷彩カバー及び偽装バンド付きのヘルメットを被った姿です ・ 服の皺の表現はスケールに沿っており、ポケット、サスペンダーは立体的な造形、服の縫い目などの細部は繊細なモールドで彫刻されています ・ フィギュアは、胴体、両腕、両足のパーツ構成となります ●各フィギュアのポージングについて ・ ドライバーのフィギュアは、操縦席に座り、両手でハンドルを持っているポーズ ・ 機関銃手のフィギュアは、立った姿勢で、「5.56mm機関銃 MINIMI」を持って構えているポーズです ●各ウィンドー、前照灯、尾灯、ウィンカーなどを再現するクリアーパーツが付属 ●ライトガードを再現するエッチングパーツが付属しています 【 塗装とマーキング 】 ●「高機動車」のマーキングとして、1種類の塗装例と5種類のマーキング例とが説明書に記載されています ・ 普通科教導連隊 (滝ヶ原駐屯地) ・ 第27普通科連隊 (釧路駐屯地) ・ 第16普通科連隊 (大村駐屯地) ・ 第14普通科連隊 (金沢駐屯地) ・ 第49普通科連隊 (豊川駐屯地) ●説明書のマーキング例に基づく、部隊表示、陸上自衛隊マーク、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています ●2014年 完全新金型 (ファインモールド社製「陸上自衛隊 高機動車 (キャンバストップ)」と同時発売)
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
|
|
||||