日本海軍 秋月型駆逐艦 照月 1942 (プラモデル)ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ No.W-084 スケール:1/700
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「日本海軍 秋月型駆逐艦 照月 1942 プラモデル (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ No.W-084 )」です●「日本海軍 秋月型駆逐艦 照月 1942」です●太平洋戦争時における帝国海軍の防空駆逐艦(「乙型駆逐艦」)「秋月型」の2番艦「照月」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●艦隊防空の要として活躍しながらも短い一生となった防空駆逐艦「照月」を再現、駆逐艦としては大型の船体に、前後に2基ずつ主砲と塔型の艦橋を配置した端整なシルエットが表現されています 【 「駆逐艦 秋月型」について 】●第1次世界大戦に初めて戦場に投入された航空機は、その後急速な性能の発達により爆弾や魚雷の搭載能力が向上し、1930年代中頃より列強国の海軍では航空機に対する艦艇として防空巡洋艦などの建造が開始されました ●帝国海軍でも、このような世界的な流れと帝国海軍自体の航空機運用から防空艦の必要性を認め、当初は旧式化しつつあった5500tクラスの軽巡洋艦を防空巡洋艦に変更する計画が立案されましたが、この5500tクラスの艦は水雷戦隊用として船体の幅が狭く、搭載できる高角砲の数は充分と言えず、新規建造という形で防空駆逐艦「秋月型」が建造されることとなりました ●駆逐艦「秋月型」は、主砲を従来の駆逐艦が装備していた「12.7cm砲」から、1938年に制式化された「65口径 98式 10cm連装高角砲」(通称「長10cm高角砲」)を搭載しているのが最大の特徴となっています ●この「65口径 98式 10cm連装高角砲」は、当時の主力高角砲であった「40口径 89式 12.7cm連装高角砲」よりも砲口径は小さくなったものの、射程(射高)、初速、発射速度などの能力が大幅に向上、「40口径 89式 12.7cm連装高角砲」に対して1.5倍程度の能力を擁すると言われました ●また、従来の駆逐艦は仰角を引き上げることで対空射撃を行うことが可能なように改良が施されましたが、元々が対空能力を持たない発射速度の遅い砲であり、有効な対空射撃は期待できず、「65口径 98式 10cm連装高角砲」を装備した「秋月型」との対空能力の差は歴然でした ●この「65口径 98式 10cm連装高角砲」を4基搭載するため、「駆逐艦 秋月型」は排水量は3000tを超えた大型の船体となり、軽巡洋艦「夕張」に匹敵する規模となりました ●また、艦隊戦を重視した帝国海軍は、この防空駆逐艦にも魚雷の搭載を要求しており、次発装填装置付きの4連装魚雷発射管を備え、発射速度の速さによる砲撃力と魚雷により艦隊戦での活躍も期待されました ●「秋月型」は、その防空能力により艦隊防空に活躍して高い評価を獲得、特に機動部隊の護衛として重用されました ●同艦はその能力から39隻の大量の建造計画が立てられましたが、戦時による資材の不足などにより建造は進まず、竣工隻数は12隻にとどまっています 【 「駆逐艦 照月」の戦歴について 】 ●駆逐艦「照月」は、「秋月型駆逐艦」の2番艦として1942年8月に竣工しました ●竣工後、「照月」は早速機動部隊の直衛として艦隊に編入、南方へと進出します ●1942年10月に発生した「南太平洋海戦」において「照月」が護衛する機動部隊はアメリカ機動部隊と交戦、同艦は対空戦闘に活躍しましたが、夜間における飛行艇からの爆撃により損害を受け、トラック島で修理を受けました ●続く1942年11月、「照月」はガダルカナル島のアメリカ軍飛行場を砲撃する挺身作戦の護衛として参加、待ち構えるアメリカ艦隊との間で「第3次ソロモン海戦」が発生、この海戦では両軍の艦艇が入り乱れての激戦が繰り広げられます ●この海戦において、「照月」は夜間でのアメリカ巡洋艦や戦艦などとの砲撃戦を行い、昼間では損傷して航行不能に陥った戦艦「比叡」の護衛などを行って活躍を見せますが、帝国海軍は第1夜では「比叡」を、第2夜では同「霧島」を失う損害を受けてしまいます ●翌月の1942年12月、「照月」はガダルカナル島への輸送任務に参加、昼間の航空機攻撃は防いだものの、夜間の物資揚陸中にアメリカ軍の魚雷艇による攻撃を受け、同艦は魚雷2本を被雷してしまいます ●「照月」は航行不能に陥って更に弾薬庫に引火、火災が発生して状況な絶望的となり、遂に自沈処分が下され、その短い生涯を閉じました 【 「日本海軍 秋月型駆逐艦 照月 1942」のキット内容について 】●この帝国海軍の防空駆逐艦「照月」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●ピットロード社が長年培ってきた小型艦を中心とした艦船モデル技術により防空駆逐艦「照月」を再現、同社ならではのシャープな彫刻と模型としてのメリハリのある造形により同艦のフォルムとディテールとが表現された内容となっています ● ピットロード社製「日本海軍駆逐艦 秋月 1944」をベースに、「照月」を再現するために船体の一部を変更したバリエーションキットとなります ●「照月」の1942年における竣工時の姿が再現されています ●艦体喫水線までが再現されたウォーターラインモデルです ●「照月」の船体は左右分割式となっており、上甲板は別パーツです ・ 船体は平らとなる船底部分が一体成型され、喫水線部分までが再現されています ・ 船体部には舷外電路、舷窓、鋼板継ぎ目などが彫刻されています ●上甲板は、船首楼部分と後部甲板とに分割されています ・ 甲板上には、リノリウム押さえ、滑り止め、魚雷運搬用軌条、爆雷用軌条、ボラード、アンカーチェーンなどがシャープなモールドで再現 ・ 主砲台座及び魚雷発射管の台座、煙突部の基部が甲板上に一体成型されています ●上甲板上の構築物となる「艦橋部」「主砲部」「魚雷発射管」「煙突部」「後部構造物」などを個別にブロック化して構成、それぞれを甲板上に取り付けて完成させます 「照月」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています ●艦橋 ・ 艦橋は下部が前後分割式、上部が2層で構成され、上部の「94式高射装置」は別パーツとなっています ・ 艦橋窓枠がモールドされています ・ 艦橋下部の舷窓や梯子などのディテールがモールドで再現 ●メインマスト、後檣 ・ メインマストと後檣は三脚檣型となっており、メインマストは6パーツで構成、後檣は前後分割式です ●煙突 ・ 煙突は左右分割式で、トップは別パーツです ・ トップは3分割された状態を再現 ・ 煙突には各管が一体成型され、副管は別パーツとなっています ●機銃台座 ・ 煙突後部の機銃台座は、スポンソン部と支柱とが一体成型されています ・ 機銃台座に装備される「25mm 3連装機銃」(×2)、方位測定器(×1)、2m測距儀(×1)が付属 ●後部構造物 ・ 後部構造物の後部と予備魚雷装填装置は甲板に一体成型されており、前部及び探照灯台座は別パーツです ・ 後部構造物に装備される「94式高射装置」(×1)、90cm探照灯(×1)、パラベーン(×2)がパーツ化 ●主砲塔 「65口径 98式 10cm連装高角砲」 ×4 ・ 砲塔は、砲塔本体と1本ずつ分割された砲身部とで構成されています ●4連装魚雷発射管 「92式 61cm 4連装魚雷発射管」 ×1 ・ 魚雷発射管は一体成型です ●対空機銃 「25mm連装機銃」 ×2 ・ 連装機銃は銃身部と銃架の2分割式となっています ●内火艇、カッター及びボートダビッド ・ 9m内火艇 ×2 ・ 9mカッター ×2 ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ 錨 ・ 前部フェアリーダー ・ 爆雷装填台 ・ 爆雷用ダビット ・ 爆雷発射機 ・ 艦尾、艦首旗竿 ・ スキッドビーム ・ リール などがセットされています ●艦尾の軍艦旗、艦首の日章旗、舷側部の艦名表示などを再現したデカールが付属しています ●2006年 一部新金型
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