イギリス陸軍 セクストン 2 25ポンド自走砲 (プラモデル)サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6760 スケール:1/35
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「イギリス陸軍 セクストン 2 25ポンド自走砲 プラモデル (サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6760 )」です●第2次世界大戦時におけるイギリス軍の自走榴弾砲「セクストン 2」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●アメリカ製の自走榴弾砲「M7 プリースト」を設計ベースとして「25ポンド砲」を搭載した「セクストン 2」を再現、大きな戦闘室を持つ車体に不釣合いな大きさの砲を装備した独特なフォルムを再現した内容となっています 【 「自走榴弾砲 セクストン」について 】●イギリス軍は北アフリカ戦線においてドイツ軍の自走砲の活躍に注目、それを受けて自走榴弾砲「ビッショップ」を開発・生産しました ●しかし、この「ビショップ」は小型の戦車「バレンタイン」をベースとしたため、操作性が低く、搭載できる弾薬も僅かでした ●一方、アメリカ軍では戦車、自走砲の開発が順調に進んでおり、その工業力により大量の「M4中戦車」シリーズが生産され始め、同車をベースとした自走榴弾砲「M7 プリースト」が登場します(ただし、初期の車体は「M3中戦車」ベース) ●イギリス軍は、この「M7 プリースト」を「ビショップ」の後継車両として導入し、各砲兵部隊に配備しましたが、同車が搭載している火砲はアメリカ軍が使用していた「105mm榴弾砲」であり、砲弾の供給という点からイギリス軍が師団砲兵用として統一配備していた「25ポンド砲」の搭載が望まれました ●しかし、イギリス軍の希望に対してアメリカの「M7 プリースト」の生産工場では「25ポンド砲」への換装は生産効率を落とすという理由により断られ、諦めきれないイギリス軍はカナダが生産していた「ラム戦車」にその矛先を向けます ●「ラム戦車」は、カナダの「モントリオール・ロコモーティブ」社で生産されていた「M3中戦車」の亜種とも言うべき存在で、大きさの割合には搭載砲は小さく、訓練用戦車として用いられていたに過ぎませんでした ●ただ、「M3中戦車」と同じシャーシのために「M7 プリースト」仕様とするのに問題はなく、イギリス軍は「モントリオール・ロコモーティブ」社に対して「25ポンド砲」を搭載したタイプの生産を発注しました ●1943年5月、その試作車輌はイギリス軍の試験をパスして「自走榴弾砲 セクストン」として制式化されます ●同車は当初、「ラム戦車」ベースでしたが、後には同工場で生産が開始された「M4中戦車」(カナダ名「グリズリー」)ベースとなり、前者は「セクストン 1」、後者は「セクストン 2」と呼ばれました ・ このカナダ製の戦車は自国生産の履帯用として17枚歯タイプの起動輪が使われるようになります ●自走榴弾砲「セクストン」は、イギリス軍及びイギリス連邦軍の自走砲部隊の主力車輌となり、操作性の良好な大きな戦闘室と搭載弾薬の多さ、そして堅牢で信頼性の高い「25ポンド砲」により火力支援に活躍しました 【 「イギリス陸軍 セクストン 2 25ポンド自走砲」のキット内容について 】●このイギリス軍の自走榴弾砲「セクストン 2」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●サイバーホビー社のディテール表現力とリサーチ力により「セクストン 2」を再現、実車のフォルムとそのディテールを重視しながらもスマートキット版としてパーツ数が抑えられた内容となっています ●キットは、オープントップ車輌ならではの砲のメカニカルな構造と、車体内部を再現、砲の機能越しに見える操縦席部分、アクセントとなる無線機部分の立体的な造形、エンジンデッキ部分に積まれたリールや弾薬箱など自走砲の魅力を味わうことができるでしょう ●「セクストン 2」は、車体下部ブロックをベースとして、「デファレンシャルカバー部」「後部パネル」「戦闘室内部」「車体上部パネル」「砲身部」を取り付ける構成となっています ●「25ポンド砲」の砲身の前部は一体成型で、後部は左右分割式です ・ 先端のマズルブレーキ部は別パーツで、左右分割式です ・ 砲尾部は5パーツで構成され、閉鎖器は開閉状態が選択できます ●揺架は内装部分と外装部分の2分割式で、先端と後端部分は別パーツです ●砲架は、左右ブロックと下部ブロックとで構成され、各ブロックは左右分割式で、これに照準器、操作ハンドル、防盾を取り付けます ●「セクストン 2」の車体上部は各パネルを組み合わせる箱組み方式となっています ・ 戦闘室を構成するパーツは薄く成型され、実車の装甲の薄さが表現されています ・ 特徴的な車体前部のフェンダーは、車体前部と含めて一体成型となっています ・ 側面のフェンス部分とガードは側面パネルに一体成型されています ・ 操縦手用の視察ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ エンジンデッキパネルのグリルのメッシュを再現するエッチングパーツが付属しています ・ エンジンデッキ上に設置されたリールは基部も含めて左右分割式、巻かれた電話線はプラパーツにより再現 ・ エンジンデッキの弾薬箱がパーツ化、固定バンドはエッチングパーツです ・ 車載工具類は固定用のバンドも含めて一体成型されています ・ イギリス軍特有のアンテナのマウント部は一体成型のプラパーツです ●「セクストン 2」の外観上の特徴となる後部の大型ボックス(発電機とバッテリーを収納)は各パネルは貼り合せる箱組み方式です ・ 後部に装備されるジェリカンラックがパーツ化 ●戦闘室内部は、戦闘室床面、後部収納庫、グリル、砲の台座部分などが再現 ・ 戦闘室後部の無線機及びラックが細かく再現されており、ガードとなる前面のメッシュはエッチングパーツとなっています ・ 操縦席部分も再現され、座席、操行レバー、計器盤、消火器などの主要構造物をパーツ化、また座席側部に存在するトランスミッション部やプロペラシャフト、変速レバーも再現 ・ 戦闘室前部に装備されている大型の消火器もパーツ化 ●車体下部は、底面と側面とが一体成型されています ・ 「VVSS」サスペンションは左右2分割式で、これにボギー部と垂直式ばね、サポートローラーを挟み込む構成となっています ・ 転輪はスポーク式タイプを再現しています ●履帯は鋼製タイプの「T54E1」履帯を再現 ・ 接着及び塗装が可能なDS素材によるベルト式履帯となっています ●デファレンシャルカバー部は一体成型となっており、ボルト接合部分は別パーツとなっています ・ 3ピース式のデファレンシャルカバーを再現 ・ 前照灯は1パーツで再現され、ライトガードはプラパーツです ●後部パネルは一体成型で、点検ドアは別パーツです ・ エアフィルターは角形タイプとなっており、上下方向に3分割式となっています ●エンジングリルのメッシュ、無線機ラックのメッシュ、弾薬箱固定バンドを再現するエッチングパーツが付属 ●「セクストン 2」のマーキングとして、イギリス軍仕様となる5種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第147エセックスヨーマンリー野戦砲兵連隊 (ノルマンディ / 1944年) ・ 第4機甲旅団 第4騎砲兵連隊 (Weert / 1944年) ・ 所属不明 (北西ヨーロッパ / 1944年) ・ 第13騎砲兵連隊 (北西ヨーロッパ / 1944年) ・ 所属不明 (北西ヨーロッパ / 1945年) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車台番号、部隊記号、パーソナルネームなどを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製 ●2012年 一部新金型
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