38(t) ヘッツァー プラハ 1945 (プラモデル)アカデミー 1/35 Armors No.13277 スケール:1/35
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「38(t) ヘッツァー プラハ 1945 プラモデル (アカデミー 1/35 Armors No.13277 )」です●「38(t) ヘッツァー プラハ 1945」です●第2次世界大戦末期におけるチェコスロバキア軍の駆逐戦車「ヘッツァー」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●蜂起したチェコスロバキア軍によって生産の途中の状態で捕獲された駆逐戦車「ヘッツァー」を再現、装備されていない主砲の代わりに機銃を搭載した特異なフォルムが表現されています 【 「チェコスロバキア軍のヘッツァー」について 】●チェコスロバキアは第1次世界大戦の結果、オーストリア・ハンガリー帝国から分割される形で誕生した国家で、東側のスロバキアは農業を主体とした東欧系の体制でしたが、西側のチェコは高い精度を誇る工業を主体とする体制となっていました ●1920年代から1930年代にかけてチェコスロバキアは国産戦車の生産能力を持つようになり、「CKD」社と「スコダ」社という2大兵器メーカーが海外に向けて戦車を積極的に輸出していました ・ 他にも「ブルーノ」社では軽機関銃の傑作「ブルーノ ZB26」を輸出、同機関銃は世界各国でコピー生産が行われています ●ところが、チェコスロバキアは地政学的にドイツの喉元に突き刺すような国土状況となっており、ドイツの政権を奪取した「ヒトラー」はその野望の矛先を同国に向けました ●ズデーテン地方の国境紛争の解決のために1938年に開催されたミュンヘン会談において、「ヒトラー」はチェコの部分の割譲を列強国に要求、戦争を避けたいイギリス、フランスによってチェコスロバキアは見捨てられ、チェコはドイツ領に編入、スロバキアは枢軸国寄りの国家となります ●その結果、チェコはドイツの工業を担う一地方となり、チェコスロバキア軍は解体、「CKD」社と「スコダ」社はドイツ軍向けの戦車、火器類の生産を行います ●大戦後期、「CKD」社(ドイツ占領下では「BMM」社に改名)は駆逐戦車「ヘッツァー」を開発、生産しており、同車ドイツ機甲部隊の重要な戦力となっていました ●1945年5月初め、ドイツ軍の敗北は確定的となりましたが、チェコ地域に存在するドイツ軍は比較的有力な兵力を持っており、ソ連軍と西側連合軍は同地に向けて殺到を開始します ●それに呼応する形で、チェコのプラハでパルチザンが蜂起、「CKD」社などを占領して生産されていた「ヘッツァー」を捕獲使用、ドイツ軍と戦闘を行いました ●ドイツは1945年5月8日に降伏、しかし、国民としての意思を考慮しないでドイツへと併合されたチェコ人の反ドイツの思考は強く、その後も戦闘が継続されています ・ パルチザン組織ではない正規軍としてのチェコスロバキア軍も旧軍人を中心に早々に組織(ドイツ降伏前?)されており、「ヘッツァー」を初めとするドイツ軍の各種戦闘車両が使用されています ・ このようなチェコスロバキア正規軍では、解放軍を示す「C.S.R.」の文字の他に車台番号として「UV~」という表記が描かれていました ・ 生産の途中であった主砲を装備していない状態の「ヘッツァー」も使用されており、主砲部分に機銃と簡単な防盾が付いているのが特徴です 【 「38(t) ヘッツァー プラハ 1945」のキット内容について 】●このチェコスロバキア軍の「駆逐戦車 ヘッツァー」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●アカデミー社の1/35シリーズのフォーマットに則りチェコスロバキア軍仕様の「駆逐戦車 ヘッツァー」を再現、全体のフォルムとディテールとが再現されています ・ チェコスロバキア軍仕様として主砲部分に機関銃を装備した状態を再現した内容となっています ●アカデミー社製「ドイツ 駆逐戦車 ヘッツァー 後期型」をベースとして、チェコスロバキア軍仕様を再現するためにレジン製の防盾パーツ、エッチングパーツなどを追加、デカールを変更したバリエーションキットとなります ●「ヘッツァー」は、「防盾カラー部」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 防盾カラー部 】 ●防盾カラー部は一体成型となっており、機関銃の防盾は別パーツです ・ 機関銃の防盾はレジン製パーツ及びエッチングパーツとなっており、形状が異なる3種がセット、選択して使用します ・ 装備する機関銃として「MG34機関銃」が付属 【 車体上部 】 ●車体上部は、前部フェンダーも含めて一体成型されており、エンジンデッキパネルは別パーツとなっています ・ エンジン点検ハッチは別パーツです ・ 車長ハッチ、装填手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ エンジングリルのメッシュを再現するエッチングパーツが付属しています ・ 照準器、砲隊鏡、ペリスコープがパーツ化 ・ 照準器ガード、ペリスコープガードはプラパーツにより再現 ・ リモコン機銃の台座部分を埋める円形プレートを再現したエッチングパーツが付属しています ●側面のシュルツェンは、左右各1パーツで構成、シュルツェン架は別パーツです 【 車体上部 】 ●車体下部はバスタブ式に一体成型され、後部パネルは別パーツとなっています ・ 前後の牽引用のプレート部は別パーツです ・ 各サスペンションユニットは5パーツで構成(全4ユニット) ・ 誘導輪は、表面の穴が4個、6個、8個の3タイプが用意されており、選択して使用します 【 履 帯 】 ●履帯は、プラパーツによる一部連結式履帯が付属しています ・ 上下の直線部は繋がったパーツ、前後の曲線部は1枚づつが分割されたパーツとなっています ・ 履帯は、表面部分の凹みが3つのタイプとなる「ヘッツァー」の後期型履帯が再現されており、モデルカステン製「ヘッツアー用履帯 (可動式) 後期型」がこれに対応しています ●エンジングリルのメッシュ、防盾などを再現するエッチングパーツが付属しています ●「ドイツ 駆逐戦車 ヘッツァー 後期型」にセットされているドイツ戦車兵を再現したフィギュアが2体付属 【 塗装とマーキング 】 ●「ヘッツァー」のマーキングとして、チェコスロバキア軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されており、国籍マーク、国家紋章、車台番号、「C.S.R.」の文字、パーソナルネームなどを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製 ●2013年 内容を一部変更したバリエーションキット
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