陸上自衛隊 M24軽戦車 (プラモデル)AFV CLUB 1/35 AFV シリーズ No.AF35S74 スケール:1/35
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「陸上自衛隊 M24軽戦車 プラモデル (AFV CLUB 1/35 AFV シリーズ No.AF35S74 )」です●陸上自衛隊の軽戦車「M24」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット ●陸上自衛隊(警察予備隊)の最初の戦車(特車)としてアメリカから供与された軽戦車「M24」を再現、第2次世界大戦時の軽戦車ながらもトーションバーを採用し、避弾経始が十分に考慮された近代的なスタイルを表現した内容となっています ●AFVクラブ社製「M24 チャーフィー 朝鮮戦争」をベースに、陸上自衛隊仕様車を再現するために、砲身、履帯等を変更、車体後部のバスケットを再現したエッチングパーツ、そして自衛隊員のフィギュア2体などを追加したバリエーションキットとなります 【 「陸上自衛隊のM24」について 】●陸上自衛隊の前身である警察予備隊は、1950年に朝鮮戦争が勃発したことにより、日本国内での治安維持を目的として在日米軍の指示により同年8月に発足しました ●この警察予備隊は、完全にアメリカ軍式の組織と装備体系が採られ、1951年には最初の戦車として軽戦車「M24」がアメリカから供与されます ●「M24」は、大戦後期に開発され、1944年4月から量産が開始された軽戦車で、その主砲には、「B-25 爆撃機」用に開発された軽量かつコンパクトな「T13E1 75mm砲」(車載化により「75mm戦車砲 M6」)を搭載、装甲は薄かったものの避弾経始が考慮されており、当時の軽戦車としては火力、防御力共に高いものでした ●「M24」の特徴の一つが、オートマチック式のトランスミッションの採用で、当時はほとんどの戦車が機械式のトランスミッションを使用していたことから変速操作が難しかったのに対して、「M24」ではそのような操縦手の負担を一気に低減するものでした ・ 当時のオートマチック式のトランスミッションはパワーのロスが大きかったものの、戦場においての操縦手の負担軽減はそれを補って余りあるものです ●この「M24」は、大戦後期における北西ヨーロッパ戦線に十分に間に合うものでしたが、習熟訓練を嫌う前線部隊によって遠ざけられ、結局実戦に本格的に投入されたのは1945年の春となり、第2次世界大戦では影の薄い存在となってしまいました ●第2次世界大戦後、余剰兵器となった「M24」は親アメリカの国に供与もしくは輸出が行われ、戦車としてのスペック自体は決して高いものではありませんでしたが、維持管理のし易さ、取り回しの容易さ、戦車としては手頃な大きさによって各国から高い評価を獲得します ●警察予備隊は保安隊を経て陸上自衛隊へと名称を変更、戦車も「M24」だけではなく中戦車である「M4A3E8」も供与されました ●戦車としての能力は「M4A3E8」の方が高かったのですが、この「M4A3E8」は当時の日本人の感覚からは冗談のように大きすぎ、内部の空間を持て余してしまう程でした ●その点、「M24」は日本人の体形と広い土地が少ない日本の国情に適しており、供与された他の国と同様に高い評価を得ています ●特に、実際に「M24」を運用する戦車隊員からの評価が高く、上記のようにトランスミッションによるパワーのロスによって速度性能自体はそれ程高くはありませんでしたが、戦車としての取り扱い易さは特筆すべきもので、「M24」によって陸上自衛隊の戦車部隊が育成されたと言っても過言ではありませんでした ●1961年に国産初の戦車となる「61式戦車」が開発されると、「M24」から「61式戦車」へと更新が進み、最後の車輌は1974年まで使用されたのです 【 「陸上自衛隊 M24軽戦車」のキット内容について 】●この陸上自衛隊の軽戦車「M24軽戦車」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●細分化したパーツ構成と、エッチングパーツ、金属製パーツ、クリアーパーツなどの各種素材を取り入れ、「M24」のディテール表現に重きを置いた内容となっています ●「M24」は、第2次世界大戦時から戦後に至るまで、改修などによりその仕様を変化させており、キットは、主砲は中央部に航空機搭載用のラインがなくなった後期型、履帯はダブルピン式、車体後部はラックではなくバスケットを装備した前期型、側面フェンダーはマッドフラップが付かない後期型となる車両を再現しています ●サスペンションアーム、各転輪類は可動式とすることが可能となっています ●陸上自衛隊仕様車として、自衛隊の戦車隊員を再現したレジン製のフィギュア2体が付属しています ・ 「M24」に乗って観閲行進を行っているシーンが表現されています ●「M24」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の4ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、「M24」の独特の砲塔形状を再現、防盾の鋳造表現、繊細な溶接跡などが表現されています ●「75mm戦車砲 M6」の砲身は金属製のパーツで再現、砲口が開口処理されています ・ 砲身中央部に航空機搭載用のラインが付かない後期型の砲身を再現 ・ 砲身基部には金属製バネが用意され、前後に可動します ・ 砲尾部が再現、閉鎖器は別パーツです ・ 砲尾の防危板、機関銃の機関部などがパーツ化 ・ 防盾は1パーツで再現され、上部のフックは別パーツです ●砲塔は上下に分割したパーツ構成で、前部パネルは別パーツです ・ 車長キューポラはクリアパーツとなっています ・ 車長ハッチ、装填手ハッチは別パーツで、開閉状態を選択できます ・ ペリスコープはクリアーパーツです ・ 「M2重機関銃」用の3脚架は、砲塔後部に装着します ・ 砲塔前後のアンテナマウントは戦後型の背の低いタイプが再現されています 【 車体上部 】 ●車体上部は、「M24」の車体レイアウトを再現、数多い細かな構造物、エンジングリルのスリットなどが繊細に彫刻されています ●車体上部は一体成型のパーツ構成で、エンジンデッキ部分は別パーツで再現されています ・ 操縦手ハッチ、前方機銃手ハッチは別パーツで、開閉状態を選択できます ・ 操縦手用のシールドが付属、装着の有無が選択可能です ・ トランスミッョン点検ハッチは別パーツにて再現 ・ エンジングリルのメッシュを再現するエッチングパーツが付属 ・ 各ペリスコープは、クリアパーツのペリスコープ本体と回転部、ペリスコープの蓋の3パーツで構成 ・ 前照灯は、本体とガラス部とで分割されたパーツ構成で、ガラス部はクリアーパーツです ・ ライトガードはプラパーツで、薄く成型されています ・ エンジンデッキ部分の各フックは別パーツにて再現 ・ 車載工具類には固定具が一体成型されています ・ 車体後部には車外通話機がパーツ化 ●左右のフェンダーは各1パーツで再現されています ・ フェンダー支持架はエッチングパーツにて再現 ●車体後部のバスケットはエッチングパーツで再現されています ・ エッチングパーツは展開図状にプリントされ、これを折り曲げて作製します 【 車体下部 】 ●車体下部はバスタブ型で一体成型のパーツで再現、後部パネルは別パーツです ・ サスペンションアーム、ダンパー、ショックアブソーバーは別パーツとなります ・ トーションバー部分がパーツ化され、このトーションバー部分にサスペンションアームを接続することでアームが上下に可動します ・ ショックアブソーバーは真鍮製パイプを用いたシリンダー状のパーツで構成され、サスペンションアームの動きに合わせて可動するようになっています ・ 下部転輪はオーバハングされたリム部分を再現するために1組が5パーツで構成 ・ 誘導輪は表面部分の肉抜き穴を再現するため、前後方向に4分割されています ・ 起動輪、下部転輪、誘導輪は回転可動とすることができます 【 履 帯 】 ●履帯は、軟質素材によるベルト式履帯が付属しています ・ 履帯は、表面がラバータイプとなるダブルピン式履帯「T85E1」が再現されており、モデルカステン製「M24戦車用履帯 T85E1型 (可動式) メタル製スプロケット付」がこれに対応しています 【 フィギュア 】 ●陸上自衛隊の戦車隊員を再現したレジン製の2体のフィギュアが付属しています ・ 戦車において観閲行進中のシーンが表現されており、戦車長のフィギュアは観閲官に向かって敬礼をしているポーズ、装填手は部隊旗を持って敬礼(旗を前に倒す)しているポーズとなっています ・ 服装は、OD色の「作業服」を着用、戦車靴を履き、戦車帽を被っている姿です(現行の迷彩服が登場するまでの服装となります) ・ 服の皺の表現はスケールに沿っており、弾帯や服の縫い目などの細部は繊細なモールドで表現されています ・ フィギュアは、頭部、胴体、両腕に分割したオーソドックスなパーツ構成です ●装填手が持つ部隊旗は、連隊旗と中隊旗とを再現したデカールが付属、選択して使用します ●車長キューポラ、ペリスコープ、前照灯のガラス部などを再現するクリアーパーツが付属 ●エンジングリルのメッシュ、後部のバスケット、フェンダー支持架などを再現するエッチングパーツが付属しています 【 「M24」の塗装とマーキング 】 ●「M24」のマーキングとして、陸上自衛隊仕様となる5種類の塗装例が説明書に記載されており、説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号、陸上自衛隊マーク、部隊表示、車台番号などを再現したデカールが付属しています 【 「陸上自衛隊 M24軽戦車」のパッケージ内容 】・ 陸上自衛隊 軽戦車 M24 ×1 ・ 自衛隊員フィギュア(レジン製) ×2 ・ デカールシート ×1 ●2014年 一部新金型
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