Sd.Kfz.173 ヤークトパンター 初期型 w/ツィメリットコーティング (プラモデル)ドラゴン 1/72 ARMOR PRO (アーマープロ) No.7241 スケール:1/72
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「Sd.Kfz.173 ヤークトパンター 初期型 w/ツィメリットコーティング プラモデル (ドラゴン 1/72 ARMOR PRO (アーマープロ) No.7241 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の駆逐戦車「Sd.Kfz.173 ヤークトパンター」の「初期型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット。 ●第2次大戦時において最優秀駆逐戦車と評価される「ヤークトパンター」を再現、天板部をも含めた傾斜装甲に身を包み、強力な火力の長砲身「88mm砲」を搭載したマッシブなスタイルを再現しています。 ●タイル状のパターンを刻んだツィメリットコーティングを施した車両を再現した内容になっています。 ●ドラゴン製「Sd.Kfz.173 ヤークトパンター 初期型 w/ツィメリットコーティング」のパッケージを変更したバリエーションキットになります。 【 Sd.Kfz.173 ヤークトパンター 初期型 w/ツィメリットコーティング (ドラゴン 1/72 ARMOR PRO No.7241) プラモデル概要 】●プラスチックパーツ : ドラゴン ●履帯 : ベルト式 (DS素材) ●エッチング : エンジン部周辺の異物防止ネット ●金属パーツ : ワイヤーロープ ●フィギュア : 無 ●塗装パターン : 2種 (第654重戦車駆逐大隊所属車輛) ●デカール : カルトグラフ 【 Sd.Kfz.173 ヤークトパンター 初期型 w/ツィメリットコーティング (ドラゴン 1/72 ARMOR PRO No.7241) プラモデルの内容 】●ドイツ軍の「駆逐戦車 ヤークトパンター」の「初期型」を再現したプラスチックモデル組立てキット。 ●ディテール表現を重視しながら一体成型したパーツを多用してパーツ数を抑え、ミニスケールながら「ヤークトパンター 初期型」のフォルムとディテールを精密に再現した内容になっています。 ●本キットでは「ヤークトパンター 初期型」の主砲が2ピース型になった1944年4月から同年8月までの生産車を再現しています。 ●車体パーツ表面には、タイル状のパターンを刻んだ「ツィメリットコーティング」をモールド化して再現、大戦後期のドイツ軍車両に欠かせないコーティングされた姿を、追加工作することなく再現することができます。 ●「ヤークトパンター 初期型」は、「砲身部」「車体上部」「後部パネル」「車体下部」の4ブロックに分割して車体を構成しています。 ■ 主砲砲身 ●「88mm対戦車砲 Pak43/3」の砲身は、マズルブレーキを含めて一体成型化したパーツ、砲口は開口した状態で成型しています。 ・ 砲身は、基部の部分が1段太くなった「2ピース型」を再現 ・ 「1ピース型」の砲身も付属していますので、選択して使用することもできます。 ・ 砲身は、完成後も上下に可動させることができます。 ■ 車体上部 ●車体上部は前部フェンダーも含めた一体成型のパーツで再現、前部の機銃マウント、戦闘室後部パネル、エンジンデッキ部分は別パーツ化しています。 ・ 車体パーツには、スケールに沿った格子状のコーティングパターンを凹モールドで再現しています。 ・ 戦闘室天板部の「照準器」「ベンチレーター」「ペリスコープガード」「Sマイン発射機」などはモールドで再現されています ・ ペリスコープガード部はペリスコープの位置を開口して成型しています。 ・ 上部の「車長」「操縦手」「砲手」ハッチ、戦闘室後部のハッチはそれぞれ別パーツ化しています(車体のハッチにあたる部分は開口していませんので、開けた状態を作成したい際には加工する必要があります) ・ 車載工具類及び予備履帯は、各ブロックごとに独立してパーツ化。 ・ 牽引ワイヤーは、アイの部分をプラスチック製のパーツ、ワイヤー本体は付属の金属ワイヤーを使用します。 ●エンジンデッキ部分は一体成型化したパーツ、エンジンルーム内のディテールを再現したパーツを下部に貼り付けます。 ・ エンジンルーム内のディテールはエンジン、冷却ファンなど、上部から見える範囲が再現されています。 ・ エンジン点検ハッチは別パーツ化、開閉状態を選択できます。 ・ エンジングリルの異物防止ネットを再現したエッチングパーツが付属しています。 ●サイドスカートは、左右それぞれ1パーツで再現。 ・ 車体との取り付けは、スカート裏側から延びる2本の支柱で固定します。 ■ 後部パネル ●後部パネルは一体成型化したパーツ、雑具箱(ゲベックカステン)は別パーツ化して再現しています ・ ゲペックカステンは接着及び塗装が可能なDS素材で成型、表面部には格子状のコーティングが凹モールドで再現されています ・ 排気管は左右のブロックごとにパーツ化、排気管の先端部は開口して成型しています。 ■ 車体下部 ●車体下部は、バスタブ状に一体成型化したパーツで再現、前部パネルは別パーツ化しています。 ・ サスペンションアームは車体下部パーツに一体化して成型しています。 ・ 車輪は個別に独立してパーツ化、実車の構造に沿って千鳥式に装着します ・ 起動輪、誘導輪、転輪は前後に分割したパーツで再現しています。 ■ 履帯 ●履帯はベルト式、接着及び塗装が可能なDS素材で成型しています。 ・ 履帯表面は、接地部分にハの字状の滑り止めパターンを付けた「パンター」用の「後期型」履帯を再現しています。 【 Sd.Kfz.173 ヤークトパンター 初期型 w/ツィメリットコーティング (ドラゴン 1/72 ARMOR PRO No.7241) 塗装とマーキング 】●組立説明書内に「マーキング及び塗装図」をモノクロでプリント、2種の塗装例を掲載しています。 ・ 塗装の際に使用する塗料の種類も記載しています (Mr.カラー / 水性ホビーカラー) ・「Sd.Kfz.173 ヤークトパンター」の車体細部に使う塗料については、組立説明書内にて指示しています。 ●「Sd.Kfz.173 ヤークトパンター」の塗装・マーキング例。 ・ 3/s. Pz.Jg Abt.654, 「302」 France 1944 ・ 3/s. Pz.Jg Abt.654, 「314」 France 1944 ●塗装・マーキング例に応じたデカールが付属。 ・ 塗装例に反映した、車両番号用の数字、国籍マークをシートにプリントしています ・ 数字は0~9までのバラ数字、赤字白縁、黒字白縁の2パターンをプリントしています。 ●デカールのプリントはカルトグラフ製。 ■ ワンポイント - Sd.Kfz.173 ヤークトパンター 初期型 w/ツィメリットコーティング (ドラゴン 1/72 ARMOR PRO No.7241) - について●「ツィメリットコーティング」は、再現した時の効果は絶大なものの、実際にパテ等で再現するのはかなり大変な作業で、その工作には努力と忍耐が必要になります。 ●特に「パンター」「ヤークトパンター」に施行されたタイル状のパターンは最難関で、横もしくは縦方向のみに刻むのは比較的容易ですが、その対角線上にパターンを刻む作業がパテ自体が引っ掛かってしまうため、綺麗なパターンを施すのは困難です。 ●本キットは、パーツ自体にタイル状のコーティングを施しているため、ただ組み上げることによりこのタイル状のコーティングを再現することができ、気軽にコーティングが付いた状態を楽しむことができます ●コーティングパターンも、スケールに沿ったもので、適度な「荒れ」も表現されており、完成時の雰囲気は良好です。 ●大戦後期のドイツ軍車両の再現に欠かせない「ツィメリットコーティング」、その特徴的なコーティングパターンを施した「ヤークトパンター」の姿を楽しむことができるキットになっています。 【 Sd.Kfz.173 ヤークトパンター 初期型 w/ツィメリットコーティング (ドラゴン 1/72 ARMOR PRO No.7241) 製品仕様 】●プラスチックモデル組立キット ・ 各パーツ類はランナー状に成型していますので、パーツを切り離すのに「ニッパー」などの切断工具が必要になります(別売り)。 ・ パーツの固定には「プラモデル用接着剤」などの接着剤をご利用下さい(別売り)。 ●製品素材 : PS ●パーツ数 : 116 ●パーツ成型色 : グレー ●中国製 ●2020年 バリエーション ●2004年 一部新金型 【 Sd.Kfz.173 ヤークトパンター 初期型 w/ツィメリットコーティング (ドラゴン 1/72 ARMOR PRO No.7241) パッケージ内容 】・ Sd.Kfz.173 ヤークトパンター ×1 ・ エッチングシート ×1 ・ 金属製ワイヤー ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立説明書 ×1 【 ドイツ 駆逐戦車 Sd.Kfz.173 ヤークトパンター について 】●独ソ戦の開始後、ソ連軍の新鋭戦車「T-34」に対峙することになったドイツ軍は、戦車などの戦闘車両の対戦車能力を高めることを重要視し、それまで部隊に編制されていた戦車や火砲の火力を向上し、同時に新たな戦闘車両の開発を進めざるを得なくなります。 ●「T-34」との遭遇から、ドイツ軍戦闘車両特有の垂直面に切り立った厚い装甲板で防御するというコンセプトから離れ、避弾経始に有効な傾斜装甲を採用してデザインするようになります。 ●このような背景の下、1942年末に傾斜装甲を取り入れた新型戦車「5号戦車 パンター」が誕生、あわせて「パンター」をベースに、新たなカテゴリーの車両となる「駆逐戦車」の開発を始めます。 ●この「駆逐戦車」は「突撃砲」を進化させ対戦車能力と防御力を向上を目指した車両で、主砲を大型化し傾斜装甲も大幅に採り入れていました。 ●「5号戦車 パンター」をベースにした「駆逐戦車 ヤークトパンター」は車体全面に傾斜装甲を用い、前面装甲は80mm厚、側面装甲は50mm厚、避弾経始に優れた形状は強固な防御力を有していました。 ●主砲には「キングタイガー」の主砲と同じ性能の「88mm対戦車砲 Pak43/3」を搭載、同砲は遠距離から連合軍戦車の前面装甲をも貫く高い威力を備えていました。 ●また、機動性能に優れた「パンター」の足周りとエンジンをそのまま転用した結果、最高速度46km/hという良好な機動力を発揮し、「走」「攻」「守」に優れた理想的な駆逐戦車となりました ●この「ヤークトパンター」は1943年10月に試作車が完成、同年末には量産を開始しますが、生産ラインの現場では「パンター戦車」の生産を優先していたため、「ヤークトパンター」は月産10両程しか生産されませんでした。 ●1944年6月の「ノルマンディ戦」において「ヤークトパンター」は初陣を飾り、強力な火力と高い防御力を発揮し活躍します。 ●しかし、前線での有用性と反し、「ヤークトパンター」の生産のピッチは向上せず、まとまった台数が戦線に投入されることは稀であり、1個中隊に10両程度が逐次送られるという状況では、性能に見合った戦果を挙げることはできませんでした。 ●それでも「ヤークトパンター」は不本意な戦いを強いられながらも、前線ではその優れた能力を発揮、数で勝る連合軍の戦闘車両に対して果敢に奮闘したのです。 ●なお、「ヤークトパンター」の生産数は少ないものの、戦訓を反映したり生産効率の点から生産時期による仕様変更が行われており、「初期型」では砲身はワンピース型、防盾はカラー部の小さなタイプになっており、1944年4月からの生産車は砲身を2ピース型に変更、1944年8月からの生産車ではカラー部は大型化しています。 ●また、ドイツ軍の戦闘車両は、1944年8月から対磁気吸着地雷用の「ツィンメリットコーティング」が施されており、「ヤークトパンター」の「初期型」では基本的にこのコーティングを施した車体になっています。
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