日本帝国陸軍 95式軽戦車 ハ号 北満型 (プラモデル)サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6777 スケール:1/35
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「日本帝国陸軍 95式軽戦車 ハ号 北満型 プラモデル (サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6777 )」です●「日本帝国陸軍 95式軽戦車 ハ号 北満型」です●太平洋戦争時における帝国陸軍の軽戦車「95式軽戦車」の「北満型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●中国東北部の地形に合わせるために開発された「95式軽戦車」の「北満型」を再現、サスペンションのボギー部分に小型の転輪を装備した独特の足周りを再現した内容となっています 【 「95式軽戦車 北満型」について 】●1929年、帝国陸軍は純国産戦車として「89式中戦車」を制式化します ●しかし、この「89式中戦車」は、当初から中戦車として計画されたものではなく、元々は軽戦車として開発していたものが重量化によって中戦車に区分されたもので、帝国陸軍が戦車に求める機動性能には及びませんでした ●そこで、機動性能を重視した軽戦車の開発が1933年より開始され、翌年の1934年に試作車が完成、テストと追加試作を繰り返し、1936年に「95式軽戦車」として制式化されました ・ 試作車では車体形状が直線的でしたが、量産型からは側面の半球状に膨らんだ形状へと変更されています ●「95式軽戦車」は、主砲に「94式 37mm戦車砲」を装備、同砲は小口径ながら「89式中戦車」が装備していた「57mm戦車砲」よりも装甲貫通能力が高いのが特徴でした ・ 「95式軽戦車」の「後期型」では、より威力を向上させた「98式 37mmm戦車砲」へと換装されています ●また、砲塔旋回はハンドル式で操作しましたが、砲の位置の微調整は砲手の肩当てにより行うことができ、その結果目標への追従能力も高いのが特徴となっています ●エンジンは120馬力のディーゼルエンジンを搭載、その最大速度は40km/hを誇り、当時の戦車としては優秀な機動力を持っていました ●しかし、装甲防御力は最大で装甲厚12mmにしか過ぎず、実質的には小火器の銃弾を防ぐ能力しかなく、その数値は列強国の装甲車レベルにも満たないものでした ●一方、日本は日清戦争後の3国干渉や日露戦争の要因などにより、極東地域におけるソ連(ロシア)の南下政策を警戒しており、その緩衝地帯として満蒙地域(中国東北部からモンゴル方面に至る地域)を日本に支配下に置くことを画策します ●特に、帝国陸軍は仮想敵国をソ連とする意見が強く、満州方面に大規模な兵力を展開し、「関東軍」を編成します ・ 帝国陸軍では他国で多く用いられる数個師団で構成される軍団という単位は使われず、師団の上のレベルは直接「軍」となります ●この「関東軍」は、軍事的行動や政治的な働きかけにより1932年に「満州国」を設立、国際的には認められなかったものの、皇帝「溥儀」による日本の傀儡国家が誕生しました ●この「満州国」には「関東軍」隷下の帝国陸軍の各部隊が展開して治安活動を行い、1939年には「公主嶺」に戦車学校が創られています ●満州に展開する戦車部隊にとって問題となったのが、「95式軽戦車」の足周りであり、同車のボギー式サスペンションの転輪幅が同地方のコーリャン畑の畝の幅とほぼ同一で、畑を走行する場合に大きな支障が発生しました ●そこで、ボギー部分中央に小型の転輪を装備した「北満型」が開発、一定数が生産され、満州の戦車部隊向け車両として同地に送られています 【 「日本帝国陸軍 95式軽戦車 ハ号 北満型」のキット内容について 】●この帝国陸軍の軽戦車「95式軽戦車」の「北満型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●サイバーホビー社のディテール表現力と高い成型力で、「95式軽戦車 北満型」の実車のフォルムを捉えながらそのディテールを細かく再現した内容となっています ●車体や砲塔などはスライド式金型により一体成型となっており、側面部のリベットやピストルポートもシャープかつそのディテールの強弱も再現、日本戦車らしい細やかな構造が模型として実感できます ●パッケージ内にはディテール部分が一体成型されたパーツと、別パーツ化した2種類のパーツとが用意されており、ユーザーのスキルや表現したい状態により、使い分けて製作することが可能となっています ●サイバーホビー社製「日本帝国陸軍 九五式軽戦車ハ号 (初期型)」をベースとして、「北満型」を再現するためにボギー部を変更、転輪を追加したバリエーションキットです ・ 「日本帝国陸軍 九五式軽戦車ハ号 (初期型)」に付属していたフィギュアは省かれています ●「95式軽戦車 北満型」は、「砲塔」「車体上部前部」「車体上部後部」「車体下部」の4ブロックで構成されています 【 砲塔部 】 ●砲塔の主要部分は一体成型となっており、表面上のリベットやピストルポートなどが強弱を付けた彫刻で再現、側面や上面の装甲板のラインも表現されています ●「94式 37mm戦車砲」の砲身は一体成型となっており、砲口部分が開口処理されています ・ 砲尾部分も砲身部に一体成型され、閉鎖器は開閉状態が選択できます ●砲尾部に装着される、照準器、肩当て、防危板、薬莢受けなどがパーツ化 ・ 防危板、薬莢受けの形状が異なる2種のパーツが付属、選択して使用します ●防盾部分は、左右旋回が可能なパーツと固定式のパーツの2種類が付属、選択して使用します ・ 左右旋回が可能なパーツは、肩当てにより砲の微調整が可能という同車の構造を表したものです ・ 両パーツ共に、防盾は完成後も上下可動式とすることが可能となっています ●砲塔は一体成型となっており、車長キューポラ、前面パネル、底板は別パーツです ・ ピストルポートを再現したエッチングパーツが付属、砲塔パーツにモールドされたピストルポートとエッチングパーツとを選択できます ・ 後部の視察ハッチは、裏側のディテールが一体成型されたパーツと、ディテールが別パーツとなったパーツが用意されており、選択して使用します ・ 視察ハッチは開閉状態が選択できます ●車長キューポラは一体成型となっており、周囲の視察スリットがモールドされています ・ 車長ハッチは裏側のディテールが一体成型されたパーツと、ディテールが別パーツとなったパーツが用意されており、選択して使用します ・ 車長ハッチは開閉状態が選択できます ●後部の機銃は、放熱筒と機関部が一体成型され、照準装置は別パーツです ・ 機銃口が開口処理されており、銃身先端部もモールドにて再現 ・ スライド式金型により放熱筒部分の上下左右、下部の放熱口が開口処理されています ・ 機銃マウントは照準口が開いた状態と、閉じた状態の2種類が付属、選択して使用します ・ 機銃マウントは、左右上下に可動します ●スモークディスチャージャーのパーツが付属、砲塔下部に装着することができます ・ スモークディスチャージャーのパーツは一体成型となっています ・ このスモークディスチャージャーは一部の車輌に装備されました 【 車体上部 】 ●車体上部前部は、上部パネルと左右のフェンダーの3パーツで構成され、各パーツの表面にはリベット、帝国陸軍の星章などがモールドされています ・ フェンダー側面のリベットも表現 ・ フェンダー下部の泥除けフラップはエッチングパーツにて再現 ・ 前照灯は前後分割式で、前部はクリアーパーツとなっています ●上部パネル上の銘板はエッチングパーツにて再現、1枚物のタイプと2枚物のタイプとを選択できます ●前部の点検ハッチは、開閉レバーが別パーツとなったパーツと、一体成型されたパーツとが付属しており、選択して使用します ●車体上部後部は一体成型となっており、各部のリベット、ピストルポート、溶接跡などがシャープに彫刻されています ・ 後面パネルは別パーツで、給油口部分が一体成型されたパーツと別となったパーツが用意され、選択して使用します ・ 操縦手ハッチ、後部の各点検ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ ピストルポートを再現したエッチングパーツが付属、車体パーツにモールドされたピストルポートとエッチングパーツとを選択できます ●操縦手ハッチは一体成型となっており、内部の視察用の防弾ガラスはクリアーパーツです ・ ハッチは、前部の視察用に小ハッチが一体成型されたパーツと、別となったパーツとが用意され、選択して使用します ・ ハッチのアーム部分はエッチングパーツです ●前方機銃は、放熱筒と機関部が一体成型され、照準装置は別パーツです ・ 機銃口が開口処理されており、銃身先端部もモールドにて再現 ・ スライド式金型により放熱筒部分の上下左右、下部の放熱口が開口処理されています ・ 機銃マウントは照準口が開いた状態と、閉じた状態の2種類が付属、選択して使用します ・ 機銃マウントは、左右上下に可動します ●ルーバー状となった点検ハッチの裏側のメッシュを再現するエッチングパーツが付属しています ●排気管は前後方向に5分割式で、排気管カバーはエッチングパーツです ・ 排気管は、周囲にフレームが付くタイプと、フレームの無いタイプとが付属、選択して使用します ・ 排気管先端部は開口処理されています ●側面のフェンダーは1パーツで再現されています ●車載工具類は固定具も含めてパーツ化され、ジャッキは4パーツで構成 【 車体下部 】 ●車体下部は、バスタブ式に一体成型となっており、各部のリベット、パネル構造が深めの彫刻で表現されています ・ 前面パネルは別パーツです ・ 後部のナンバープレートはプラパーツとエッチングパーツとを選択できます ・ 牽引ワイヤーは、プラパーツにて再現、ワイヤー本体は中央部の固定具に一体成型され、先端のアイの部分は別パーツです ・ 尾灯はクリアーパーツです ●サスペンションアームは車体とは別パーツとなっており、中央に延びる緩衝アームを接続させて車体に取り付けます ・ 下部転輪は左右方向に3分割式で、ボギー部分の基部にリング状のエッチングパーツを2枚重ねて装着させます ・ 「北満型」の小型転輪は左右分割式です ・ 起動輪、誘導輪は左右分割式で、ハブキャップは別パーツです ・ デファレンシャルカバーには表面部のボルトがモールドされています 【 履 帯 】 ●履帯は、接着及び塗装が可能な素材によるベルト式履帯が付属しています ・ センターガイドの肉抜き穴が開口処理されています ・ 履帯は、「95式軽戦車」用のシングルピン式履帯が表現されており、モデルカステン製「95式軽戦車用履帯 (可動式)」がこれに対応しています ●操縦手ハッチの防弾ガラス、前照灯の前部、尾灯などを再現するクリアーパーツが付属 ●排気管カバー、フェンダーの泥除け、ルーバー部のメッシュなどを再現するエッチングパーツが付属しています 【 塗装とマーキング 】 ●「95式軽戦車 北満型」のマーキングとして、帝国陸軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 戦車第4連隊 第2中隊 中隊長車 (ノモンハン / 1939年7月) ・ 公主嶺戦車学校 (満州 / 1941年) ●説明書の塗装例に基づく、車両記号、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています ●2013年 一部新金型
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