ドイツ 4号戦車 H型 (後期型) (プラモデル)タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.084 スケール:1/48
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「ドイツ 4号戦車 H型 (後期型) プラモデル (タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.084 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の中戦車「4号戦車H型」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●長砲身の主砲と強化した装甲で「4号戦車」シリーズの進化の頂点に立つ「4号戦車H型」を再現、ドイツ戦車本来のデザインの平面を基調とした車体構造に、甲冑のようにシュルツェンを装備した、高い機能と強靭さを連装させるシルエットを再現した内容となっています ●タミヤ社製「ドイツ 4号戦車 J型」をベースに、車体下面パーツをダイキャストからプラスチックへと変更、「4号戦車H型」を再現するために、砲塔ハッチ、補助エンジン排気管、車体シュルツェンなどを追加したバリエーションキットとなります 【 ドイツ 4号戦車 H型 (後期型) について 】●1935年の再軍備化によりドイツ軍は本格的な戦車開発を開始、「1号戦車」~「4号戦車」という4つの車種に分類して開発を進め、「4号戦車」は支援用の車両として一番大型の戦車となりました ●この「4号戦車」は当初、短砲身「24口径 75mm戦車砲」を搭載し、歩兵支援や対戦車戦闘に活躍します ●しかし、独ソ戦が始まると主力戦車であった「3号戦車」はソ連軍の新鋭戦車「T-34」「KV-1」などに対抗することが難しくなってしまいます ●ドイツ軍では「3号戦車」の火力向上に努めましたが、車格の都合上、当時ドイツ軍が誇る長砲身「75mm砲」を積むことができず、この「75mm砲」を搭載する戦車として選択されたのが「4号戦車」でした ●長砲身の75mm砲「43口径 75mm戦車砲 KwK40」を搭載したタイプは「4号戦車G型」(「4号戦車F2型」とも言われます)として戦車部隊の主力を担うようになり、「4号戦車」は従来の支援戦車から主力戦車という立場へと変化しています ●ただし、「4号戦車G型」は戦訓に基づき装甲などを徐々に強化、主砲は「48口径」へと変化し、「G型」後期となると車体前面に追加装甲を標準装備、砲塔と車体の側面には対戦車ライフルへの対応としてシュルツェンを装備するようになりました ●そして、この「4号戦車G型」をベースに、トランスミッションを新型へと変更した新型戦車が、1943年4月から生産が始まったのが「4号戦車H型」です ・ 当初、「4号戦車H型」はほぼ「4号戦車G型」と同一で、外観上はデファレンシャルカバーの形状が異なるのみの違いだけでした ・ 「4号戦車H型」の中期型からは、車体の前面装甲が追加装甲分を含めた1枚物となり、実質的に防御力が向上、防御上の弱点となる視察クラッペもほとんど廃止されてしまいます ・ さらに「H型」後期となると破損することが多かった右側面部のエアフィルターを廃止しています ●「4号戦車H型」は、1944年までに2,300両以上を生産、「4号戦車G型」と主に大戦中期におけるドイツ戦車部隊の主力として大きな働きを見せました ●また、続く「4号戦車J型」は「4号戦車H型」をベースとした戦時簡易型で、「4号戦車H型」は脈々と続いていた「4号戦車」シリーズの最終完成形とも言うべき存在でした ●大戦後期になるとドイツ軍は中戦車「パンター」の配備を進め、「4号戦車」は「パンター」と比較すると性能的にはやや劣る戦車となりましたが、それでも主砲の威力と稼働率・機械的信頼性の高さにより戦車部隊の主力の一画を占め、連合軍戦車に対して互角以上となる戦い振りを発揮したのです 【 ドイツ 4号戦車 H型 (後期型) (タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュア シリーズ No.084) プラモデルの内容 】●このドイツ軍の「4号戦車H型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●「4号J型」で表現したタミヤタッチを踏襲し、平面で構成した砲塔と車体、そして外側に取り付けたシュルツェンによる複雑な構造など、戦車モデルとしては情報量が多い「4号戦車H型」を再現 ・ タミヤ社ならではのシャープな彫刻を施したディテール感の高さとパーツ同士の合いの良さを兼ね備え、ドイツ本来のデザインとなる平面を基調としたスタイルを1/48スケールという小型サイズに凝縮した内容となっています ●「4号戦車H型」としての全体のフォルムを捉えながら、1/48スケールとして計算し尽くした強弱を付けたモールドやディテール表現が行われており、手のひらのの中に収まるサイズに独特のディテールがギュッと詰まった「4号戦車H型」の姿を味わうことができるでしょう ●タミヤ1/48スケールのミリタリーミニチュアシリーズとして、実車の複雑な造りをパーツ数を抑えながら作り易さを考慮して再現、その独特の姿を気軽に楽しむことができます ・ ベースとなった「ドイツ 4号戦車 J型」から車体下面パーツをダイキャストからプラスチックパーツへと変更、より作りやすさを考慮した構成となっています ・ 完成したキットに重量感を与えるための金属製ウエイトも付属しています ●「4号戦車H型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●砲塔側面の視察クラッペを廃止した「4号戦車H型」の砲塔形状を再現、各部の溶接跡や吊り下げ用のピルツなどのディテールを繊細なモールドで再現しています ●「48口径 75mm戦車砲 KwK40」の砲身は、マズルブレーキも含めた一体成型のパーツで再現、マズルブレーキ左半分を別パーツ化することにより、その開口部と内部構造をも再現しています ・ 防盾は、防盾本体、装甲スリーブ部、同軸機銃の3パーツで構成 ・ 防盾は、基部に内蔵させるポリキャップによって上下に可動させることができます ●砲塔は、左右分割した砲塔本体と、天板、前部パネルの4パーツで構成 ・ 砲塔後部のゲペックカステンは上下に分割したパーツで再現 ・ 側面のハッチは別パーツ化しており、開閉状態を選択することができます ・ 側面ハッチの上部の雨樋いは別パーツにて再現 ・ 上部の「Sマイン発射器」は別パーツ化しており、装着の有無を選択できます ●車長キューポラは、本体と上部との2パーツで再現、5つの視察装置はそれぞれ個別にパーツ化しています ・ 車長ハッチは別パーツ化、開閉状態を選択できます ・ 機銃架は1パーツで再現、対空機銃が付属しています ●砲塔シュルツェンは5分割したパーツで構成、実車の薄さを再現するために端に向かって薄く成型しています ・ シュルツェン架は個別にパーツ化、シュルツェン裏側には取り付け用の突起をモールドしており、確実に形となるようになっています 【 車体上部 】 ●装甲を強化し、側面のクラッペを廃止した「4号戦車H型」の車体上面レイアウトを再現、フェンダーの滑り止めパターン、パネルライン、ボルト穴などを繊細なタッチで再現しています ●車体上部は、フェンダーも含めた一体成型のパーツで再現 ・ フェンダー後部と、戦闘室前面パネル、車体後面パネル、吸気グリルは別パーツとなっています ・ 操縦手用の視察装置の装甲バイザーは別パーツ化、開閉状態を選択できます ・ 吸気口カバーは片側4枚を一体成型した状態で別パーツ化、フェンダーに取り付けます ・ 操縦手、前方機関銃手ハッチは別パーツ化しており、開閉状態を選択できます ・ シュルツェン架は1個ずつ個別にパーツ化しています ●車載工具類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています ・ バール、履帯交換器具、始動クランクはフェンダー上にモールドにて再現 ・ 予備履帯は繋がった状態でパーツ化 ・ 牽引ワイヤーは巻いた状態で再現しています ●車体シュルツェンは、片側6枚を一体成型化したパーツで再現 ・ シュルツェンは、1枚ずつが段差が付いた状態を再現しています ・ 実車に装備された際の「薄さ」を再現するため、シュルツェン端に向かって薄く成型しています 【 車体下部 】 ●車体下部は、バスタブ状に一体成型となったパーツで再現 ・ 車体前面、後面パネルは別パーツとなっています ・ 排気管は、基部も含めて前後に分割したパーツで再現 ・ 各サスペンションユニットは一体成型のパーツで再現 ・ 起動輪はポリキャップを内臓し回転させることができます ・ 誘導輪は、「鋳造タイプ」をセット、左右に分割したパーツで再現しています(パイプ状のタイプも付属しています) ・ 「4号戦車H型」用の、補助エンジンの排気管と牽引装置を再現したパーツが付属しています ・ 重量感を演出する棒状の金属製ウエイトが2本付属、装着の有無を選択できます 【 履 帯 】 ●履帯は、一部連結式履帯が付属しています ・ 履帯の上下の直線部は繋がっている状態、前後の曲線部は2枚ずつに分割したパーツ構成となっています 【 フィギュア 】 ●車長を再現したフィギュアが付属しています ・ 車長フィギュアは半身像となります ・ 車長ハッチから上半身を出して、両手を片手をキューポラ部分、もう一方の手をハッチに置いているポーズとなっています ・ 服装は、「戦車服」を着用、略帽を被り、ヘッドフォンを装着している姿です ・ 服の皺の表現はスケールに沿った凹凸モールドで再現、ベルトや服の縫い目などのディテールは繊細なモールドで再現しています ・ フィギュアは、頭部、胴体、両腕に分割したオーソドックスなパーツ分割となっています 【 「4号戦車 H型 (後期型)」の塗装とマーキング 】 ●「ドイツ4号戦車 H型 (後期型)」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる2種類の塗装例がリーフレットに記載されています ・ 第3戦車師団所属 (南ウクライナ / 1944年夏) ・ 第12戦車師団所属 (東部戦線 / 1943年秋) ●リーフレットの塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号を再現したデカールが付属しています ●実車の解説、塗装例、ツィンメリットコーティングの施行などを記載したリーフレットが付属 【 ドイツ 4号戦車 H型 (後期型) (タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュア シリーズ No.084) パッケージ内容 】・ 4号戦車H型 ×1 ・ フィギュア ×1 ・ ポリランナー ×1 ・ 金属製ウエイト ×2 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ・ リーフレット ×1 ●2015年 一部新金型
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