Sd.Kfz.131 マーダー 2 対戦車自走砲 中期生産型 (プラモデル)ドラゴン 1/35 '39-45' Series No.6423 スケール:1/35
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「Sd.Kfz.131 マーダー 2 対戦車自走砲 中期生産型 プラモデル (ドラゴン 1/35 '39-45' Series No.6423 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の対戦車自走砲「Sd.kfz.131 マーダー 2」の「中期生産型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「2号戦車 F型」の車体をベースとして「75mm対戦車砲 Pak40」を装備した対戦車自走砲「Sd.kfz.131 マーダー 2」を再現、小さな車体に強力な火砲を搭載した精悍なフォルムが表現されています 【 「Sd.kfz.131 マーダー 2」について 】●1941年、独ソ戦が開始されると、ドイツ軍は従来の電撃戦では経験しなかったソ連軍の強力な兵器の脅威にさらされることとなりました ●その時のソ連軍が持つ強力な兵器の一つが「76.2mm野砲 F-22」で、長砲身から発射される弾頭は装甲貫通能力が極めて高かったため、ドイツ将兵からは「ラッツュ・バム」と呼ばれて恐れられていました ●「独ソ戦」の緒戦、ソ連軍の稚拙な攻勢にも助けられながら、ドイツ軍は電撃戦を踏襲した戦術によソ連軍を圧倒、ソ連領土を進むにつれ「76.2mm野砲 F-22」を大量に鹵獲、自軍の兵器として再配備することになります ●この鹵獲したソ連軍の「76.2mm野砲」は、ドイツ軍の砲弾供給の関係から「76.2mm野砲 F-22」を改造した上、「76.2mm対戦車砲 Pak36(r)」として制式化、これを「2号戦車D/E型」に装備した対戦車自走砲「Sd.kfz.132 マーダー 2」などが生産されることになります ●一方、ドイツ軍では大戦初期に運用されていた対戦車砲「37mm対戦車砲 Pak35/36」の後継火砲の開発が行われており、「50mm対戦車砲 Pak38」と、次にそれをスケールアップした「75mm対戦車砲 Pak40」が登場します ●「75mm対戦車砲 Pak40」は装甲貫通能力に優れ、そのシルエットのコンパクトさから対戦車砲としての運用に適しており、その後大戦を通じて活躍しました ●ただ、その重量は1tを超えており、人力での移動は困難なために自走化が進められ、「Pak36(r)」搭載型の「Sd.kfz.132 マーダー 2」の実績と設計を元にして、1942年7月から生産されたのが「Pak40」搭載型の「Sd.kfz.131 マーダー 2」です ●この「Sd.kfz.131 マーダー 2」では、その車体を戦車としての活躍の場を失いつつあった「2号戦車 F型」へと変更、搭載方法は「Sd.kfz.132 マーダー 2」や「Sd.kfz.139 マーダー3」などの経験を活かし、バランスの取れた配置となっており、改造車輌とな思えない完成度を誇り、小型で強力な火砲を持つ理想的な対戦車自走砲でした ●「Pak40型」の「Sd.kfz.131 マーダー 2」同車は、戦車猟兵の主力車輌として活躍、「2号戦車 F型」の車体を自走榴弾砲「ヴェスペ」専用とするために生産は1943年6月に終了しましたが、残存車輌はその後も運用が続けられています 【 「Sd.Kfz.131 マーダー 2 対戦車自走砲 中期生産型」のキット内容について 】●このドイツ軍の対戦車自走砲「Sd.kfz.131 マーダー 2 中期生産型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●戦闘室の装甲板は薄く成型され、車体内部の様子や主砲の砲尾部分、そしてペリスコープを始め戦闘室に付けられた各種装備品も細かく再現されており、内部が見えるオープントップ車輌ならではのメカニカルな魅力と、構造の仕組みとを楽しむことができる内容となっています ●ドラゴン社の1/35シリーズのフォーマットに沿って「Sd.kfz.131 マーダー 2 中期生産型」を再現、主砲の構造や、車体内部、足周りなどが細分化されたパーツ構成により表現されています ・ キットには表記されていませんが、同社のプレミアム版キットに準じたパーツ構成とエッチングパーツとが含まれており、上級者向けキットとなっています ●「Sd.kfz.131 マーダー2 中期生産型」は、「主砲」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 主 砲 】 ●主砲は、細分化されたパーツ構成によりそのディテールを再現、生産年によるマズルブレーキの形状の違いも表現されています ●「75mm対戦車砲 Pak40」の砲身は、一体成型となっており、先端のマズルブレーキは別パーツです ・ マズルブレーキは3パーツで構成、3種類の形状が用意され、選択して使用します(前面形状が円形のタイプは後期型となります) ・ 砲尾は4パーツで構成され、閉鎖器は開閉状態が選択できます ●砲身下部の揺架は左右分割式で、内側のディテールも再現されています ・ 揺架の先端部は別パーツで、開閉状態が選択できます ●砲架は、左右のブロックで構成され、揺架を挟み込むようにして両ブロックを接着します ・ 砲架のシリンダーは上下分割式 ・ 照準器は2種のタイプが用意され、選択して使用します ●防盾は、前後分割式により、その2重構造が再現されています ・ 砲身部の可動防盾はエッチングパーツ(固定式) ・ 照準口のシャッターはプラパーツとエッチングパーツとの選択式です 【 車体上部 】 ●車体は、特徴的なフェンダーの滑り止め、エンジンデッキ部分の形状など、「2号戦車」がベースとなった構造を再現、フェンダーや戦闘室のパネルが薄く成型され、華奢な構造の「Sd.kfz.131 マーダー 2」が表現されています ●車体上部は、フェンダーも含めて一体成型されており、これに戦闘室パネル、後部の弾薬庫を取り付ける構成となっています ・ 戦闘室前面、側面部は別パーツで、操縦手用クラッペは開閉状態が選択できます ・ エンジン点検ハッチは別パーツです ・ トラベリングロックは左右各1パーツで構成され、開閉可動式です ●戦闘室パネルは左右各1パーツで再現され、これに内側のフィン状の構造物を取り付けます ・ 戦闘室パネル内側に装備される「MP40」(×2)、「MG34」(×1)が付属 ・ ペリスコープは支持架も含めて5パーツで構成、ペリスコープ本体はクリアーパーツとなっています ●弾薬庫は、パーツ分割により内部の砲弾架が再現されています ・ 前部の蓋の部分は別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 砲弾架には付属している砲弾パーツを差し込むことが可能です ●車載工具類は固定具が付いていない状態で成型され、固定具はエッチングパーツで再現します ・ 固定用のクランプは3パーツにより構成され、開閉可動式です ・ 消火器は、固定バンドが一体成型されたパーツと、固定バンドをエッチングパーツにて再現するパーツとが付属、選択して使用いします ●フェンダー上に装備される木箱のパーツが付属しています 【 車体下部 】 ●車体下部は、リーフ式サスペンションを持つ「2号戦車」の構造を再現、繊細な造りの履帯もリアルに表現されています ●車体下部は、前面と後面パネルを除いてバスタブ式に一体成型されています ・ サスペンションアームは別パーツで、上部のリーフ式サスペンションも含めて各3パーツで構成 ・ 下部転輪は2分割式、誘導輪は本体と表面のリング部分との2分割式です ・ 起動輪は2種類が用意され、選択して使用します ●履帯は、1枚ずつが分割された接着連結式履帯が付属しています ●後面パネルは一体成型となっており、牽引装置、車間表示灯、ステップ、排気管などがパーツ化されています ・ 排気管は4パーツで構成され、先端部分は開口処理済みです ・ パンチング状の排気管カバーはエッチングパーツにて再現 【 車体内部 】 ●戦闘室から見える部分の車体内部構造が再現されています ・ 操縦席部分は、座席、メーターパネル、操行レバー、各種ペダル類が再現 ・ トランスミッション、クラッチ、最終減速器が14パーツで再現、トランスミッションの細かなディテールが表現されています ・ 後部のエアクリーナーは5パーツで構成 【 アクセサリー類 】 ●「Sd.kfz.131 マーダー2 中期生産型」用のアクセサリーが付属しています ・ 木製弾薬箱 ×2 ・ 砲弾 ×8 ・ 砲弾ケース(蓋を閉じた状態) ×4 ・ 砲弾ケース(蓋を開いた状態) ×8 ・ 空薬莢 ×3 ●ペリスコープ、ボッシュライトのガラス部などを再現するクリアーパーツが付属 ●工具の固定クランプ、排気管カバー、各部のディテール類などを再現するエッチングパーツが付属しています 【 塗装とマーキング 】 ●「Sd.kfz.131 マーダー2 中期生産型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる4種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第561戦車猟兵大隊 第3中隊 (ロシア / 1943年) ・ 所属不明 (東部戦線 / 1944年) ・ 所属不明 (東部戦線 / 1943年) ・ 第3戦車師団 第543戦車猟兵大隊 (東部戦線 / 1942年) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号、戦術マーク、パーソナルマークなどを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製 ●2013年 一部新金型
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