ドイツ 4号戦車 J型 指揮戦車 w/ツィメリットコーティング (プラモデル)ドラゴン 1/35 '39-'45 Series No.6823 スケール:1/35
|
||||||||
「ドイツ 4号戦車 J型 指揮戦車 w/ツィメリットコーティング プラモデル (ドラゴン 1/35 '39-'45 Series No.6823 )」です●第2次世界大戦後期におけるドイツ軍の「4号指揮戦車」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「4号戦車J型」をベースとした「4号指揮戦車(車台番号92200)」を再現しています ●戦車部隊の頭脳として戦車連隊や戦車大隊の本部などに配備された「4号指揮戦車」を再現、砲塔上部に「TSF1 潜望鏡」、車体後部に「スターアンテナ」などを装備した、ドイツ軍指揮戦車が持つ特徴を再現した内容となっています ●本キットで再現している「4号指揮戦車」は ・ 4号戦車J型ベース ・ 車体全面にツィメリットコーティングを塗布 ・ シュルツェンは砲塔のみ装備、車体はシュルツェン架のみとなる ・ 排気管は縦に伸びた筒型 ・ 牽引ピントルは通常タイプ ・ ブレーキ点検ハッチには通気口用の装甲カバーが付く ・ 砲塔にはアンテナと「TSF1 潜望鏡」を装備 ・ 車体後部には増設した大型のアンテナベースとスターアンテナを装備 という、車両(時期的には1944年8月~9月の生産車両)を再現しています ●サイバーホビー社製「ドイツ 4号戦車 H型 中期生産型 w/ツィメリットコーティング」のパーツと、「4号戦車 J型 中期型 1944年8~9月」のパーツを組み合わせて、車体後部パネル上部などの新規パーツを追加したバリエーションキットです 【 「4号指揮戦車」について 】●ドイツ軍は戦車同士の通話だけではなく、部隊間の通信能力を重視しており、これで諸兵科連合による電撃戦を支えました ●ただし、通常の戦車に部隊通信用の大型の無線機を搭載することは大戦初期の戦車では無理があり、「1号戦車」をベースに専用のスペースを持った「1号指揮戦車」が使われました ・ もちろん「4号戦車」には大型無線機を搭載することは可能でしたが、当事の「4号戦車」は支援戦車として数量の充足を切望されていたため、指揮戦車に回す余裕はありませんでした ●戦争が進むにつれて「1号指揮戦車」では大きさ、防御力共に能力不足となり、順に「2号戦車」ベースの「2号指揮戦車」、「3号戦車」ベースの「3号指揮戦車」が登場します ●この「3号指揮戦車」は「2号指揮戦車」と比べてかなり大型となったために、指揮戦車としての評価は高く、「D型」E型」「H型」「K型」などの様々なタイプが登場、大戦中期の指揮戦車を代表する存在となりました ●しかし、戦車部隊の主力戦車が「4号戦車」へと移り始めると、4号戦車とはシルエットが異なり、大型の無線アンテナを装備する「3号指揮戦車」は前線で目立ち、的となってしまいます ●また、指揮戦車と言えども戦闘に参加するため通常の戦車並みの火力が求められるようになり、1944年3月から生産が始まったのが「4号指揮戦車」です ・ 大型の「パンター」や「タイガー 1」などでは、スペースに余裕があることから、大型無線機とアンテナを増設する形で「指揮戦車」が登場、通常の戦車型と平行生産が行われています ●「3号指揮戦車」では一部を除いて通常の「3号戦車」よりも小型の砲を搭載していましたが、この「4号指揮戦車」では、「4号戦車」と同様に「48口径 75mm戦車砲 Kwk40」を搭載、全体の外観も通常の「4号戦車」と変わらないものとなりました ●ただ、車内容量の関係から、大型の無線機を搭載したことにより、砲弾のスペースが減り、搭載砲弾数は「4号戦車」が87発に対して「4号指揮戦車」では72発となっています ●「4号指揮戦車」では、砲塔上に「FuG5」用のアンテナ、「TSF1 潜望鏡」、車体後部には長距離通信用のスターアンテナを装備していました ●「4号指揮戦車」は、1944年3月以降に既存の「4号戦車」から改造する形で88両を生産、「4号戦車J型」からは新造時からの変更により17両を生産しています ●「4号指揮戦車」は、主に「4号戦車」を装備する戦車連隊もしくは戦車大隊の本部車両として配備が行われ、戦車部隊の指揮や他の部隊への通信に活躍、機甲部隊の頭脳的な働きを担い、その作戦行動を支える存在となったのでした 【 「ドイツ 4号戦車J型 指揮戦車 w/ツィメリットコーティング」のキット内容について 】●このドイツ軍の「4号指揮戦車」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●ドラゴン社の「4号戦車」シリーズを踏襲したパーツ構成、4号独特のの細かな造りと、シュルツェン及びシュルツェン架とが織り成す複雑な構造を、細分化したパーツ構成で再現した内容となっています ●「ドラゴン・ツィメリット」シリーズとして、「ツィンメリットコーティング」がパーツ上に彫刻され、実際のコーティングに沿ったコーティング剤の薄さや、人工的なパターンの荒れを表情豊かに再現しています ・ 「ツィンメリットコーティング」の再現はパテなどを使用する方法がありますが、手間と時間がかかるのが難点です ・ 「ドラゴン ツィメリット」シリーズでは、パーツ上に凹凸をつけたツィメリットパターンを再現していますので、手軽にツィメリットコーティングを再現することができます ●「4号指揮戦車」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」「左右フェンダー」の5ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●ドラゴン社のディテール表現力によりその砲塔細部のディテールまでも再現、キューポラ部分の細かな構造、砲塔部に刻まれた各種のネジ穴、薄い装甲板で構成されたシュルツェンなどを再現しています ●「48口径 75mm戦車砲 Kwk40」の砲身は、一体成型のパーツで再現、「マズルブレーキ」は別パーツとなっています ・ 「マズルブレーキ」「は前後方向に3分割したパーツで構成、内部構造も再現しています ・ 「防盾」は、砲身基部の装甲スリーブ、駐退複座装置の装甲カバー部を含めて5パーツで構成、「同軸機銃」は別パーツ化しています ・ 「同軸機銃」は、機関銃を装備している状態のパーツと、装備していない状態のパーツが付属、選択して使用することができます ・ 「砲尾」は左右に分割したパーツで再現、「閉鎖器」「防危板」「閉鎖ハンドル」などを別パーツ化しています ・ 「防盾」は、完成後も上下に可動させることができます ●砲塔は、上部、底部、前面の3パーツで構成 ・ 前面の「クラッペ」は別パーツとなっており、開閉状態を選択可能、内側の防弾ガラスは付属のクリアパーツで再現しています ・ 砲塔内部は、「車長席」「ベンチレーター」を別パーツ化して再現 ・ 砲塔側面の「ハッチ」は別パーツ化し、開閉状態を選択することができます ・ 砲塔上部の「アンテナベース」と「潜望鏡の取り付け口」は付属のエッチングで再現します ●車長キューポラは、上部、下部、天板の3パーツで構成、側面の各「視察装置」は別パーツとなっています ・ 「視察装置」は開閉状態を選択することが可能、「視察装置」の「防弾ガラス」はクリアパーツで再現しています ・ 「車長ハッチ」は、内側のロック装置が別パーツになったものと、モールド表現によるものの2種をセット、選択して使用します ・ 「車長ハッチ」は、開閉状態を選択することができます ●後部の「ゲペックカステン」は上下に分割したパーツで再現、蓋は別パーツです ・ 「ゲペックカステン」の「ステー」は個別にパーツ化しています ●「砲塔シュルツェン」は実車の構造に沿ったブロックごとのパーツ構成で、「シュルツェン架」は1つづつ個別にパーツ化しています ・ 「砲塔シュルツェン」は、縁に向かって緩やかな傾斜が付いた状態で成型しており、実車の通りの薄い板に見えるよう工夫されています ・ 側面ハッチ部分の「扉」は、閉じた状態と開いた状態のパーツが付属、選択して使用します ・ 「シュルツェン架」は、薄く成型しており、内側の固定ボルトもモールドで再現 ・ 「シュルツェン」後部の巻き込み防止用の「メッシュ」を再現したエッチングパーツが付属 【 車体上部 】 ●独特な面構成と、各種装備品で覆われた「4号戦車」特有の複雑な車体上部レイアウトを再現、シュルツェン架は薄く成型され、華奢な防弾板を再現しています ●車体上部は、各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します ・ 主要部分の内側には支えとなるフレームを一体成型、確実に形となるように工夫しています ・ 車体上部の「操縦手ハッチ」「無線手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択できます ・ エンジングリルの「点検ハッチ」も別パーツ化しています ・ 車体後部に増設した「アンテナベース」は一体成型のパーツで再現、装備する「スターアンテナ」はプラスチック製のパーツで再現しています ●戦闘室前面板は一体成型のパーツで再現 ・ 操縦手の「装甲バイザー」は別パーツ化、開閉状態を選択できます ・ 操縦手用の視察装置の「防弾ガラス」はクリアパーツで再現 ・ 「前方機銃」は5パーツに分割した構成、内部の細かな細部も再現しています ●車体前部上面板は一体成型のパーツで再現 ・ 前面パネルに存在する左右の「ブレーキ点検ハッチ」は別パーツとなっています ・ 「予備履帯固定具」はプラスチック製パーツとエッチングの2種をセット、選択して使用することができます 【 フェンダー 】 ●左右の「フェンダー」は、それぞれ「フェンダー本体」、前後の「マッドフラップ」の3パーツで構成 ・ 車体用の「シュルツェン架」の下部は、フェンダーパーツと一体成型化しています ・ フェンダー後部の吸気口グリルの「蓋」は一体成型のパーツで再現 ・ 各「車載工具類」は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています ●「シュルツェン架」は一体成型のパーツで再現、ステーは個別にパーツ化しています ・ 「シュルツェン架」は、薄く成型しています ・ 「シュルツェン架」は、取り付け部が全て山型となったタイプと前部2個が台形になったタイプの2種をセット、選択して使用することができます 【 車体下部 】 ●車体下部は、バスタブ状に一体成型となったパーツで再現、これに前面及び後面パネルを取り付けて作製します ・ 「ボギー式サスペンション」は、1ユニットを各4パーツに分割して再現しています(合計8ユニット) ・ 「転輪」は前後に分割したパーツで再現、ハブキャップは別パーツとなっています ・ 「起動輪」は前後に分割したパーツで再現 ・ 「誘導輪」は、「鋳造式」と「パイプ式」の2種をセットしており、選択して使用することができます ・ 「鋳造式誘導輪」の内側リングは付属のエッチングで再現 【 履 帯 】 ●履帯は、接地部分にハの字の滑り止めパターンが付いた「4号戦車」用の「後期型履帯」を再現しています ・ 「履帯」は、接着及び塗装が可能なDS素材によるベルト式となっています ・ より精密で立体感ある履帯に交換したい場合には、「3/4号戦車 後期型用履帯 (タイプA) (可動式)」が対応しています ●視察口の防弾ガラスなどを再現するためのクリアパーツが付属 ●排気管のベース、誘導輪の内側のリングなどを再現するエッチングパーツが付属しています 【 「4号戦車J型 指揮戦車」の塗装とマーキング 】 ●「4号戦車J型 指揮戦車」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 所属不明 (1944年) ●説明書の塗装例に基づく国籍マークを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製 【 「ドイツ 4号戦車J型 指揮戦車 w/ツィメリットコーティング」のパッケージ内容 】・ 4号指揮戦車 (4号戦車J型ベース) ×1 ・ エッチングシート ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●2015年 一部新金型
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
|
|
|||||||