ドイツ 4号戦車 J型 (プラモデル)タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.018 スケール:1/48
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「ドイツ 4号戦車 J型 プラモデル (タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.018 )」です●第2次世界大戦後期におけるドイツ軍の主力戦車「4号戦車J型」を1/48のスケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●ドイツ戦車本来のデザインとなる平面で構成したフォルムとなる「4号戦車J型」を再現、攻撃力と防御力を向上させるために長砲身の主砲とシュルツェンを装備した複雑且つ力強い姿を再現した内容となっています 【 「4号戦車 J型 (Sd.Kfz.161/2)」について 】●「Sd.Kfz.161 4号戦車」は、車格の都合上、口径の大きな主砲を搭載できなくなった「3号戦車」の代わりに大戦中期からドイツ軍の主力戦車として運用が行われました ●当初「4号戦車」は支援戦車として「24口径 75mm戦車砲」を装備していましたが、「3号戦車」が搭載できなかった長砲身砲「43口径 75mm戦車砲 Kwk40」を「G型」から装備、対戦車能力が格段に向上したこの「4号戦車G型」は戦車部隊の主力として配備を進めます ●「4号戦車G型」は、戦訓から追加装甲やシュルツェンの装備によって徐々に防御力を強化、主砲も従来の43口径から48口径へと変更し、その能力を高めました ●1943年4月から生産が行われたのが「4号戦車H型」で、トランスミッションを新型へと変更、当初その他の仕様は「4号戦車G型」とほぼ同じでしたが、前面装甲を1枚物とするなどさらに改良を施し、「4号戦車」としては性能的に頂点の高みに立つ存在となりました ●しかし、「4号戦車」の基本設計は戦前のものであり、避弾経始を考えていない砲塔及び車体形状、トランスミッション用の車体前部の点検ハッチなど防御上の弱点を持っており、この問題点は終始「4号戦車」に付いて回ることになります ●1944年に入ると新型の中戦車「パンター」の戦力化が進みましたが、一方で生産コストの高い「パンター」は供給が需要に追い付かず、連合軍の攻勢から「4号戦車」も更なる「数」が必要となりました ・ 「パンター」戦車の生産コストは「4号戦車」の2倍、「タイガー」戦車は3倍程度だったとも言われます ●このため、「4号戦車H型」をベースとして、各部を簡略化したタイプとして1944年6月に登場したのが「4号戦車J型」です ・ 「4号戦車J型」では、砲塔旋回用の補助エンジンを撤去、これにより砲塔旋回は手動のみとなり、エンジンを撤去した部分は燃料タンクを増設し、航続距離が増しています ・ この「4号戦車J型」は生産時期によって更なる簡略化が行われており、排気管を横置き型から縦型に、牽引ピントルの単純化、車体シュルツェンを金網状タイプに、ブレーキ吸気口の装甲カバーを廃止、車長ハッチの変更など、その姿は変化して行きました ●「4号戦車J型」は、1945年3月までに1758両を生産、「パンター」と並んでドイツ戦車部隊の中核を占め、大戦後期において連合軍との死闘を繰り広げたのです 【 「ドイツ 4号戦車 J型」のキット内容について 】●このドイツ軍の「4号戦車J型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●戦前のドイツ軍戦車のデザインを引き継ぎ、本来の面構成による造りとシュルツェンにより一層複雑さを増した「4号戦車J型」を再現 ・ タミヤタッチによるシャープで繊細なモールドとポイントを捉えた造形により「4号戦車J型」を表情豊かに再現した内容となっています ●タミヤ1/48スケールのミリタリーミニチュアシリーズとして、実車の複雑な造りをパーツ数を抑えながら作り易さを考慮して再現、その独特の姿を気軽に楽しむことができます ●また、ただ単に1/35スケールキットの縮小版ではなく、1/48スケールとしての強弱を付けたモールドやディテール表現が行われ、コンパクトな車体にディテールがギュと詰まった、凝縮感ある「4号戦車J型」の姿を味わうことができるでしょう ●キットは砲塔部分にシュルツェンを装備、車体部分にはシュルツェン架のみを付けた状態を再現しています ・ 説明書には車体シュルツェン用の型紙を印刷しており、プラ板など利用して作製することができます ●「4号戦車J型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●照準口の雨樋が付き、装甲強化により砲塔上部が2段となった「4号戦車J型」の砲塔形状を再現、各溶接跡をモールドで再現しています ●「48口径 75mm戦車砲 KwK40」の砲身は、マズルブレーキも含めて一体成型となっており、マズルブレーキ左半分を別パーツ化することにより、その開口部と内部構造を再現しています ・ 防盾は、防盾本体、装甲スリーブ部、同軸機銃の3パーツで構成 ・ 防盾は、基部に内蔵のポリキャップで上下方向に可動させることができます ●砲塔は、左右分割された砲塔本体と、天板、前部パネルの4パーツで構成 ・ 砲塔後部のゲペックカステンは別ブロック化、上下に分割したパーツで再現 ・ 側面のハッチは別パーツ化しており、開閉状態を選択することができます ・ 側面ハッチの上部の雨樋いを別パーツ化して再現 ・ 上部の「Sマイン発射器」も別パーツ化しており、装着の有無を選択できます ●車長キューポラは、本体と上部との2パーツで再現、5つの視察装置はそれぞれ個別にパーツ化しています ・ 車長ハッチは別パーツ化、開閉状態を選択できます ・ 機銃架は一体成型のパーツで再現、対空機銃が付属しています ●砲塔シュルツェンは5分割したパーツで構成、実車の薄さを再現するために端に向かって薄く成型しています ・ シュルツェン架は個別にパーツ化、シュルツェン裏側には取り付け用の突起をモールドしており、確実に形となるようになっています 【 車体上部 】 ●装甲を強化し、側面のクラッペを廃止した「4号戦車J型」の車体上部レイアウトを再現、フェンダーの滑り止めパターン、パネルライン、ボルト穴などを繊細なタッチで再現しています ●車体上部は、フェンダーも含めた一体成型のパーツで再現 ・ フェンダー後部と、戦闘室前面パネル、車体後面パネル、吸気グリルは別パーツとなっています ・ 操縦手用の視察装置の装甲バイザーは別パーツ化、開閉状態を選択できます ・ 吸気口カバーは片側4枚を一体成型した状態で別パーツ化、フェンダーに取り付けます ・ 操縦手、前方機関銃手ハッチは別パーツ化しており、開閉状態を選択できます ・ シュルツェン架は1個ずつ個別にパーツ化しています ●車載工具類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています ・ バール、履帯交換器具、始動クランクはフェンダー上にモールドにて再現 ・ 予備履帯は繋がった状態でパーツ化 ・ 牽引ワイヤーは巻いた状態で再現しています 【 車体下部 】 ●ダイキャスト素材を用いて車体下部をバスタブ式に一体成型したパーツで再現、どっしりとした重量感を楽しむことができます ・ 車体前面、後面パネルはプラスチック製パーツにて再現 ・ 排気管は、基部も含めて前後に分割したパーツで再現 ・ 各サスペンションユニットは一体成型のパーツで再現 ・ 起動輪は内蔵するポリキャップで回転させることができます ・ 誘導輪は、パイプ状の「前期型」と鋳造となる「後期型」とが付属、選択して使用することができます 【 履 帯 】 ●履帯は、一部連結式履帯が付属しています ・ 履帯は、接地部分にハの字状となる滑り止めが付いた「4号戦車」の「後期型」履帯を再現しています ・ 履帯の上下の直線部は繋がっている状態、前後の曲線部は2枚ずつに分割したパーツ構成となっています ●キットの説明書には車体シュルツェン用の型紙を印刷しており、プラ板など利用して作製することができます 【 「4号戦車 J型」の塗装とマーキング 】 ●「4号戦車 J型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 所属不明 723号車(ノルマンディ / 1944年8月) ・ 所属不明 806号車(フランス / 1944年) ・ 所属、場所不明 1032号車 ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号を再現したデカールが付属しています 【 「ドイツ 4号戦車 J型」のパッケージ内容 】・ ドイツ軍 4号戦車J型 ×1 ・ デカールシート ×1 ・ ポリキャップ ×4 ・ 金属製ビス ×2 ・ 組立て説明書 ×1 ●2005年 完全新金型 ●2015年 価格変更
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
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