Sd.Kfz.166 4号突撃榴弾砲 ブルムベア 中期生産型 (プラモデル)ドラゴン 1/72 アーマー シリーズ No.7242 スケール:1/72
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「Sd.Kfz.166 4号突撃榴弾砲 ブルムベア 中期生産型 プラモデル (ドラゴン 1/72 アーマー シリーズ No.7242 )」です●「ドイツ 4号突撃榴弾砲 ブルムベア 中期生産型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット●「4号突撃榴弾砲 ブルムベア」は、歩兵を支援する為に作られた車両で、分厚い装甲を持って敵陣地に肉薄し、装備する大口径榴弾砲の破壊力で、敵のトーチカや防御拠点を粉砕するという「突破戦車」としての性格を持つ車輌です ●ドイツ軍は歩兵部隊直属で直接支援兵器である「歩兵砲」を各歩兵部隊に配属し、ドイツ軍の緒戦の勝利の原動力となりました ●当初は「75mm歩兵砲」が主流でしたが、より強力な威力を誇る「155mm歩兵砲 sIG33」を装備するようになります ●この「155mm歩兵砲 sIG33」は、射程が短いのが欠点ですが、その破壊力には定評が有り、特に市街戦では猛威を振るいました ●「155mm歩兵砲 sIG33」は、歩兵部隊が携行するには重量が嵩む為、早々に自走化が進められ、「1号戦車」や「2号戦車」などをベースにした車輌が作られました ●一方、このような軽戦車をベースとした車輌は、防御力に乏しく、その脆弱さが指摘され、密閉型の戦闘室を持つ「3号突撃歩兵砲」が誕生しました ●この「3号突撃歩兵砲」は、スターリングラードの戦いに参加、市街戦において「強力な火砲」と、「厚い装甲」の組合せは、大変有効な兵器であると認知されるようになります ●次いで、スペース的に余裕があり、より強固な防御力を持つことができる「4号戦車」ベースの車輌が作られます ●この車輌が「4号突撃榴弾砲 ブルムベア」で、「4号戦車」よりも分厚い装甲を持ち、応急的意味合いの強い「3号突撃歩兵砲」よりも本格的な車輌として仕上がっています ●「4号突撃榴弾砲 ブルムベア」は、クルスク戦から実戦投入され、アンツィオの戦い、ノルマンディーの戦いやアルデンヌ戦などで使用され、その大きな攻撃力でトーチカの破壊などに活躍しました ・ ただし、本来真価を発揮するべきの市街戦は少なく、本格的な市街戦としてはワルシャワ蜂起戦の参加程度でした ●この「4号突撃榴弾砲 ブルムベア」の中期型を再現したプラスチックモデル組み立てキットキットです ●ドイツ的デザインの平面で構成された戦闘室に短い砲身を持つ、特徴的な形状である「ブルムベア」が再現され、側面にシュルシェンを身にまとった重厚な姿も作ることができる内容となっています ●キットは、「ブルムベア」の「中期型」をモデル化しており、「4号戦車H型」をベースとした姿が再現され、車体前面下部の追加装甲、操縦手のペリスコープ部の装甲ブロック化、エアクリーナー、後部の予備転輪装着方法など「中期型」の特徴が表現されています ●車体下部は、車体後部を除く部分がバスタブ式により1パーツ化、そして転輪部分はできるだけパーツの一体化が図られ、全体を構成するパーツ数は抑えられた内容となっています ●下部転輪パーツは「4号戦車H型」以降に見られるハブキャップが再現され、機動輪の形状も同型のタイプとなっています ●「ブルムベア」の特徴の6角形の戦闘室は、天板部分を除いて一体成型、装甲板の溶接跡も再現され、ピストルポート、上部の防水布用小フックもモールドが施されています ●戦闘室上部の車長ハッチ及び装填手ハッチは、開閉状態を選択して組立てることが可能、後部ハッチは別パーツ化されています ●車長ハッチ内側に取り付ける、「砲隊鏡」パーツが付属 ●戦闘室上面は、照準器が別パーツ化、開口された照準器カバーの内側から取り付ける構造となっています ●砲身パーツは、一体成型となっており、スライド金型により砲口が開口処理済み、砲口内部の段差も再現されています ●エンジングリル部は点検ハッチが別パーツ化され、グリル周辺のネジ穴などの細かなディテールも再現されています ●キャタピラは、接着と塗装が可能なDS素材によるベルト式となっています ●フェンダーは、左右が別パーツとなっており、シュルツェンの取り付け架が付いた状態で一体成型されています ・ フェンダーのシュルツェン架の部分に取り付ける「足場」のようなパーツも分割式で付属 しています ●シュルツェンは、取り付けフックを除く全面が一体パーツ化、装着した状態と外した状態とが選択して製作することができます ●ボッシュライト、ジャッキ、ジャッキ台、キャタピラ調整レンチ、車間表示灯、消火器、工具箱、アンテナが別パーツとなっています ●「中期型」の特徴であるエアクリーナーが別パーツで用意されています ・ このエアクリーナーは、取り外されている車輌も在りました ●吸気口カバーなどを再現したエッチングパーツが付属 ●マーキングは、3種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第216突撃戦車大隊 (イタリア/1944年) ・ 第216突撃戦車大隊 (クルスク戦/1943年) ・ シュレーゼン戦車師団 (フランクフルト/1945年) ●説明書の塗装例に基づいた国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています ●2010年 一部新金型 ------------------------------ ●ワンポイント ・ 「ブルムベア」は、クルスク戦が終わった後、一旦戦場から引き揚げられて改修を受け、その際にツィンメリットコーティングが施されました ・ 上記塗装例の中、1944年以降の車輌にはコーティングが施されていたと思われます
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