ドイツ Sd.Kfz.250/11 2.8cm sPzB41 ゲルリッヒ砲搭載型 (プラモデル)サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6132 スケール:1/35
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「ドイツ Sd.Kfz.250/11 2.8cm sPzB41 ゲルリッヒ砲搭載型 プラモデル (サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6132 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の軽装甲兵員輸送車「Sd.kfz.250/11」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット ●装甲偵察部隊の対戦車戦闘車両として運用された軽装甲兵員輸送車「Sd.kfz.250/11」を再現、「Sd.kfz.250」の車体に「28mm sPzB41 ゲルリッヒ砲」を露出式に装備した姿を再現した内容となっています 【 「Sd.kfz.250/11」について 】●ドイツ軍は1935年の再軍備化にあたり、戦車を中心とした戦車師団を攻撃作戦時にその中軸とすることを決定、同師団内の歩兵(装甲擲弾兵)や砲兵などの各兵科の部隊にも戦車部隊に追従する能力を求めました ●特に、戦車部隊に随伴行動を採る歩兵部隊と、その先陣となる偵察部隊には機動性の他に装甲戦闘能力の付加が求められ、歩兵部隊用の装甲兵車「Sd.kfz.251」、偵察部隊用の「Sd.kfz.250」が開発されます ●「3tハーフトラック」の車体をベースとした「Sd.kfz.251」に対して、「Sd.kfz.250」では「1tハーフトラック」の車体をベースとしており、スペースの関係から搭乗できる兵員数は少ないものの、「Sd.kfz.251」と同じエンジンを搭載していたことから機動性能では優れていました ●「Sd.kfz.250」は、「Sd.kfz.251」と同じく、各種用途や搭載火砲、装備の違いなどにより「Sd.kfz.250/~」という名称が付けられていました ●基本型となる機銃装備の「Sd.kfz.250/1」で編成される小隊の小隊長車として開発されたのが「Sd.kfz.250/10」で、前方機銃を装備した箇所に「37mm対戦車砲 Pak36」を装備、小隊長車兼火力支援車両として対戦車戦闘及び対防御拠点用として用いられます ●ただし、「37mm対戦車砲 Pak36」は1940年の独仏戦において威力不足が露呈、独ソ戦ではその装甲貫通能力の不足から「ドアノッカー」と呼ばれてしまう存在となってしまいました ●この「Pak36」を装備した「Sd.kfz.250/10」も対戦車能力が不足、火力支援車両としては威力不足なため、後継車両として1942年の夏頃から登場したのが「Sd.kfz.250/11」です ●「Sd.kfz.250/11」では、「37mm対戦車砲 Pak36」の代わりとして、先端部分に近づくにつれて口径が減少する漸減砲「28mm sPzB41ゲルリッヒ砲」を搭載、小口径砲ながらその装甲貫通能力は「50mm対戦車砲 Pak38」に匹敵する威力を持っています ●また、この「28mm sPzB41ゲルリッヒ砲」は車両から降ろして、専用砲架により地上において使用することもでき、場合によっては隠密性を要求される偵察部隊にとっては便利な兵器でした ●この「Sd.kfz.250/11」は、その装甲貫通能力から対戦車戦闘などの火力支援に活躍、軽武装の装甲偵察部隊にとって欠かせない車両となります ●しかし、この「28mm sPzB41ゲルリッヒ砲」は、砲弾に戦略物資であるタングステン鋼を使用することから常に弾薬の供給不足が続き、さらに大戦中期以降になると「28mm sPzB41ゲルリッヒ砲」の威力を持ってしても対戦車能力が不足するようになり、徐々に「Sd.kfz.250/11」は姿を消して行きました ●その後、小隊長車が火力支援車両を兼ねるというこの方法は変更され、小隊長車は「Sd.kfz.250/1」が務め、火力支援には「75mm戦車砲 KwK37」を搭載した自走砲型である「Sd.kfz.250/8」が用いられるようになっています 【 「ドイツ Sd.Kfz.250/11 2.8cm sPzB41 ゲルリッヒ砲搭載型」のキット内容について 】●このドイツ軍の軽装甲兵員輸送車「Sd.kfz.250/11」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●過去日本国内ではGSIクレオス社名義で発売されていた「Sd.kfz.250」シリーズをベースに、ドラゴン/サイバーホビー社が独自で版を重ねたもので、現在の同社のニューキットと比べて全体のパーツ数を抑えられながらも、フォルム、ディテールのポイントを踏まえて「Sd.kfz.250/11」の姿を的確に再現した内容となっています ●キットは、オープントップ車両である「Sd.kfz.250/11」としてのエンジンルームを除く車体内部が再現されており、小粒な車体に様々な装備が詰まった姿を楽しむことができます ●「Sd.kfz.250/11」は、「砲」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 砲 】 ●砲は、小型でシンプルな構造を持つ「28mm sPzB41ゲルリッヒ砲」を再現、前後2つの防盾を持ち、それぞれが2重構造となっている特徴的な姿を再現しています ●「28mm sPzB41 ゲルリッヒ砲」の砲身は一体成型で、先端のマズルブレーキ左側は別パーツです ・ 閉鎖器ハンドルがパーツ化 ・ 揺架は左右及び天板の3分割式 ・ 砲架は左右分割式です ・ 前後の防盾は、それぞれが前後分割式により2重構造を再現 ・ 砲脚及びタイヤがパーツ化され、車体後部に装着します ・ アクセサリーパーツとして弾薬箱(×1)が付属しています 【 車体上部 】 ●車体上部は、「Sd.kfz.250/11」としての多面で構成された車体形状を再現、上部のグリルは軟質素材製のメッシュで表現されています ●車体上部は一体成型となっており、操縦席前面パネル及び天板パネルは別パーツとなっています ・ 車体上部と側面のエンジン点検ハッチは別パーツです ・ 視察クラッペは別パーツにて再現 ・ エンジングリルのメッシュは、付属の軟質素材製メッシュを切り出して再現します 【 車体下部 】 ●車体下部は、「Sd.kfz.250」シリーズの千鳥式の転輪を配置した複雑な造りを再現、履帯は接着連結式履帯となっています ●車体下部は、フロアパネルをベースとして各パネルを貼り合わせる方式となっています ・ サスペンションアームは別パーツです ・ 前部のステアリングゲージは7パーツで構成され、ステアリングは固定式です ・ タイヤは左右分割式で、ホイール部分は別パーツ ・ 起動輪、誘導輪は左右分割式、転輪は個別にパーツ化されています ●左右のフェンダーは各1パーツで構成されています ・ ノテックライト、車幅ポール、車間表示灯などがパーツ化 ・ 前照灯は管制スリットが付いたタイプとなります ・ 「Sd.kfz.250/11」としての「28mm sPzB41ゲルリッヒ砲」の砲脚及びその固定具が付属 ・ 車載工具類は固定具が一体成型されています ●後部パネルは一体成型となっています ・ 後部ドアは別パーツで、開閉状態が選択可能です ・ 後部ドアに装備される救急箱がパーツ化 【 履 帯 】 ●履帯は、1枚ずつが分割された接着連結式履帯が付属しています ・ 履帯は、接地部分にラバー製のパッドが付いた「Sd.kfz.250」用のシングルピン式履帯が再現されており、モデルカステン製「Sdkfz250 グライフ、デマーグ用履帯」がこれに対応しています 【 車体内部 】 ●兵員室部分を中心とした以下の車体内部構造が再現されています ・ 兵員室フロアパネル ・ 操縦席フロアパネル ・ メーターパネル及び隔壁 ・ トランスミッション ・ 操縦席、助手席 ・ 操縦席のレバー、ハンドル ・ 助手席の無線機 ・ 兵員室ベンチシート ・ 兵員室座席 ・ 兵員室ロッカー ・ ライフルラック及びライフル(「モーゼル Kar98k ライフル」×4) ・ 機関銃ラック及び「MG34機関銃」(×1) ・ 消火器 ・ サブマシンガン弾倉入れ ・ クラッペ用の予備の防弾ガラス ・ 3脚架 ・ 信号ピストルケース など 【 フィギュア 】 ●操縦手を再現したフィギュアが1体付属しています ・ 操縦席に座り、ハンドルを握ったポーズです ・ 服装は、装甲兵服を着用、規格帽を被った姿です(規格帽は1943年以降に支給されています) ・ フィギュアは頭部、胴体、両腕のパーツ構成となっています 【 塗装とマーキング 】 ●「Sd.kfz.250/11」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されています ・ グロースドイッチュラント装甲擲弾兵師団 ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊マーク、戦術マーク、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製 ドイツ Sd.Kfz.250/11 2.8cm sPzB41 ゲルリッヒ砲搭載型 (プラモデル)サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6132 スケール:1/35
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