T34-747(r)STZ Mod.1942年 後期生産型 (プラモデル)サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6449 スケール:1/35
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「T34-747(r)STZ Mod.1942年 後期生産型 プラモデル (サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6449 )」です●第2次世界大戦時におけるソ連軍の中戦車「T-34」の「1942年型 スターリングラード工場製」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット、ドイツ軍に鹵獲された車輌が再現されています ●ドイツ軍にとって最大の脅威となり、第2次世界大戦時のソ連軍戦車の代表的存在となった「T-34」を再現、避弾経始を考慮した傾斜装甲を大幅に採り入れた基本形状に、砲塔後部を斜めに切り取った「スターリングラード工場製」を示す特徴的な姿を表現した内容となっています 【 「T-34 1942年型 スターリングラード工場製」について 】●「T-34」は、元々は「BT戦車」シリーズの装甲強化型として開発が開始されました ●その「BT戦車」は、機動性能に優れた「クリスティーサスペンション」を採用、当時の軽戦車としては破格な火力を持つ「45mm砲」を搭載し、第2次世界大戦の前哨戦となるスペイン内戦では圧倒的な強さを発揮しています ●一方で、その装甲は小火器射撃に耐え得る能力しか持たず、対戦車砲による被害が続出、そのため「BT戦車」の装甲強化型が求められることとなりました ●この「BT戦車」の装甲強化型として最初に試作された「A-20」は避弾経始を大幅に採り入れた形状となり、続く「「A-34」では広くなったスペースを活かして主砲を「76.2mm」へと変更、この「A-34」が「T-34」として制式採用されています ●「T-34」は、当初短砲身の「30.5口径 76.2mm戦車砲 L-11」を装備、この最初の量産型は生産が開始された1940年から「1940年型」と呼ばれました ●翌年の1941年には、主砲を「41.6口径 76.2mm戦車砲 F-34」へと変更した「1941年型」が登場、この型では「1940年型」のような防盾部分のコブが無くなり、実質的に「T-34」の基本スタイルを確立したタイプとなります ●その後、「T-34」シリーズは、前照灯を1灯式として前方機銃に防盾を取り付け、操縦手ハッチを改良した「1942年型」、砲塔を6角形とした「1943年型」、そして主砲を85mm砲とした「T-34/85」へと発展して行きます ・ 最近の資料では、「1942年型」は実際には1941年から生産されていたことから、「1941年 戦時簡易型」と呼称している場合もあります ●一方、ソ連南部の要衝「スターリングラード」は工業都市であり、その街には「T-34」を生産していた国内最大規模を誇る「ジェルジンスキー・トラクター工場」が存在していました ●独ソ戦が開始されると、ドイツ軍は破竹の勢いでソ連領内を進攻、総力戦となったことからソ連では国内のヨーロッパ方面に存在していた各種の工場をウラル山脈を越えたアジア側へと疎開させます ●しかし、「ジェルジンスキー・トラクター工場」は疎開を行わず、生産体制を変更せずに「T-34」の量産を継続しました ●この「ジェルジンスキー・トラクター工場」で作られた「T-34」は、他の工場にはない特徴を持っており、砲塔後部が切り取られたように真っ直ぐな斜めとなっているのが最大の識別点となっています ・ 他に、後部の点検ハッチが角形となっていることや、全転輪を鋼製転輪としている場合が多いという傾向があります ●1942年夏、ドイツ軍はソ連南部における一大攻勢「ブラウ作戦」を開始、ドイツ軍は戦線を大きく突破し、「スターリングラード」はドイツ軍、ソ連軍双方の兵士が入り乱れる最前線となりました ●このような状況下においても「ジェルジンスキー・トラクター工場」は「T-34」の生産を継続、中には満足な塗装、弾薬の搭載を受けることなく、そのまま戦場に投入される戦車も現れました ●結局、「ジェルジンスキー・トラクター工場」の生産は、工場自体がドイツ軍に占領されるまで続けられ、その生産再開は「スターリングラード」で包囲されたドイツ軍が降伏してから、暫く経た後となったのです 【 「T34-747(r)STZ Mod.1942年 後期生産型」のキット内容について 】●この中戦車「T-34」の「1942年型 スターリングラード工場製」の「ドイツ軍捕獲仕様車」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●ソ連軍車輌に深い造詣を持つ開発陣とドラゴン社のディテール表現力により「T-34 1942年型 スターリングラード工場製 ドイツ軍捕獲仕様車」を再現、生産工場と型式の違いによる細部の変化を、細分化されたパーツ構成で再現した内容となっています ●また、細分化されたパーツ構成ながらもスマートキット版として全体のパーツは抑えられており、ディテール表現を重視しながらもドラゴン社の通常版のキットと比べて組み易さが考慮されています ●「T-34 1942年型 スターリングラード工場製 ドイツ軍捕獲仕様車」と、通常の「T-34 1942年型 スターリングラード工場製」の違いは、砲塔後部のゲベックカステンの有無のみとなります ●「T-34 1942年型 スターリングラード工場製 ドイツ軍捕獲仕様車」は「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、後部が切り取られたような形となる「T-34 1942年型 スターリングラード工場製」の形状を再現、装甲板の切断面などが繊細かつシャープなモールドで彫刻されています ●「41.6口径 76.2mm戦車砲 F-34」の砲身は一体成型となっており、砲口が開口処理されています ・ 防盾は1パーツ、砲身基部の装甲カバーは3パーツで構成 ・ 砲尾部分は7パーツで構成され、薬莢受け、防危板などを再現 ・ 砲身は上下可動式とすることができます ●砲塔は上下分割式で、天板部分と後部パネルは別パーツ化されています ・ ペリスコープ、ベンチレーター、フック、手摺りがパーツ化 ・ 上部ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 上部ハッチは上部の膨らみの形状が異なる2種が付属、選択して使用します ・ ペリスコープは2種もしくは装備自体の有無を選択できます ・ 「ドイツ軍捕獲仕様車」として、「3号戦車」用のゲベックカステンのパーツが付属、砲塔との接続はエッチングパーツとなります 【 車体上部 】 ●車体上部は、後部に角形のハッチを持つ「T-34 1942年型 スターリングラード工場製」の車体レイアウトを再現、溶接跡、各部の取り付けボルトなどが繊細なタッチで彫刻されています ●車体上部は、フェンダーも含めて一体成型されており、後部パネル、エンジングリル部は別パーツとなっています ・ エンジングリルのメッシュとルーバーは、エッチングパーツにて再現 ・ 排気管の先端部は開口処理されています ・ エンジングリルの吸気口は2タイプが用意、選択して使用します ・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 操縦手ハッチのヒンジは大型のタイプと小型化されたタイプとが付属、選択して使用します ・ 前方機銃は、バルジ部分、マウント部、機銃本体とで構成されています ・ フェンダー前部の雑具箱は、背の高さが異なる2種が付属、選択使用します ・ 防滑具のパーツが付属、固定するバンド、フックはエッチングパーツとなっています 【 車体下部 】 ●車体下部は、その特徴となる「クリスティーサスペンション」の構造を再現、履帯は接着連結式履帯となります ●車体下部は、バスタブ式に一体成型されています ・ 「クリスティーサスペンション」のスプリングを再現した内部パーツを取り付ける構成となっています ・ サスペンションアームは別パーツです ・ 起動輪、誘導輪は左右分割式で、ハブキャップは別パーツです ・ 転輪は左右分割式で、ハブキャップ及びそのベース部分は別パーツとなります 【 履 帯 】 ●履帯は、1枚ずつが分割されたマジックトラック式の接着連結式履帯が付属しています ・ 履帯は、表面にワッフル状のパターンが刻まれた500mm幅のシングルピン式履帯が再現されており、モデルカステン製「T34用履帯 M42型 (可動式)」がこれに対応しています ●エンジングリルのメッシュ、整風板、防滑具のバンド、各部のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属しています 【 塗装とマーキング 】 ●「T-34 1942年型 スターリングラード工場製 ドイツ軍捕獲仕様車」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第5戦車師団 第31戦車連隊 (ロシア / 1942年) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊マークなどを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製 ●2014年 パッケージ内容変更アイテム
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