ドイツ 4号駆逐戦車 L/70(A) ツヴィッシェンレーズンク (プラモデル)サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6689 スケール:1/35
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「ドイツ 4号駆逐戦車 L/70(A) ツヴィッシェンレーズンク プラモデル (サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6689 )」です●「ドイツ 4号駆逐戦車 L/70(A) ツヴィッシェンレーズンク」です●第2次世界大戦後期におけるドイツ軍の駆逐戦車「4号駆逐戦車 L/70(A)」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「4号戦車」をベースに、その車体上部に「4号駆逐戦車 ラング」の戦闘室を取り付けた「4号駆逐戦車 L/70(A)」を再現、ドイツ軍の装甲車輌としては珍しくアンバランスなシルエットを持つ特異な形状が表現されています 【 「4号駆逐戦車 L/70(A)」について 】●第2次世界大戦の直前、ドイツ軍は歩兵用の支援車輌「3号突撃砲」を開発しました ●この「3号突撃砲」は砲塔を用いず戦闘室に直接火砲を搭載しており、そのためシルエットが低く、大口径砲を搭載することが可能で、歩兵支援だけではなく、対戦車戦闘にも活躍します ●独ソ戦初期では、ドイツ軍の戦車はソ連軍の新鋭戦車「T-34」や「KV-1」と比べて非力であり、それを補うために「3号突撃砲」は長砲身砲が搭載され、次第に対戦車戦闘能力が重視されるようになります ●このため、「3号突撃砲」の基本コンセプトをそのまま継承し、より対戦車戦闘に適したデザインを採用した「4号駆逐戦車」が誕生、1944年1月から生産が開始されました ●当初、「4号駆逐戦車」は「48口径」の「75mm砲」を搭載していましたが、この砲は「4号戦車」の長砲身型と同一であり、車内スペースにも余裕があることから「パンター」戦車と同じ「70口径」の「75mm砲」を搭載するタイプが1944年8月から生産されます ・ 本来は、もっと以前から同砲の搭載が予定されましたが、砲の供給が間に合いませんでした ●この「70口径 75mm砲」を搭載したタイプは「4号駆逐戦車 ラング」、もしくは砲の口径と生産したメーカー「フォマーク」を意味する「4号駆逐戦車 L/70(V)」と呼ばれました ●一方、「4号戦車」の「G型」以降に装備された「48口径」の「75mm砲」は強力な火砲でしたが、連合軍の重戦車と対峙するには威力不足であり、同車も「4号駆逐戦車」と同様に「70口径 75mm砲」を搭載することが計画されます ●ただし、「4号戦車」はその車格上「48口径 75mm砲」を搭載した状態でも目一杯であり、そのままの形態ではより大きな砲を搭載することは不可能でした ●「3号突撃砲」の生産で有名な「アルケット」社は、この問題点をクリアするために固定式に「70口径 75mm砲」を搭載する計画を立て、試作車を完成、この車輌も1944年8月から生産されます ●この車輌は、「アルケット」社の名前から「4号駆逐戦車 L/70(A)」と呼ばれ、また「暫定的」を意味する「ツヴィッシェンレーズンク」と言われる場合も有ります ・ 従来この「4号駆逐戦車 L/70(A)」は、「4号駆逐戦車 L/70(V)」の生産を補うために作られたという説が有力であり、「ツヴィッシェンレーズンク」という名称はそこから付けられたものと思われます ●「4号駆逐戦車 L/70(A)」は、形状的に「4号戦車」の車体上部に「4号駆逐戦車 L/70(V)」の戦闘室をそのまま被せたような形態で、「4号駆逐戦車 L/70(V)」と比べると車高が高く、重量も重くなりました ●ただ、「4号駆逐戦車 L/70(V)」が車台自体は「4号戦車」と同様ながら、前面装甲や車体内部構造は新造となっているのに対し、「4号駆逐戦車 L/70(A)」では「4号戦車」の車体をそのまま使用できるために、生産性としてはこちらの方が優れていました ●「4号駆逐戦車 L/70(A)」は、「4号駆逐戦車 L/70(V)」と並んで大戦末期のドイツ軍の機甲戦力の中核的存在となり、駆逐戦車部隊の他に戦車部隊にも配備、その強力な主砲により活躍しました ●また、同車は突撃砲旅団にも分散配置されており、その主砲の威力により重戦車の撃破などの役割を負っています ●なお、前述のように、「4号駆逐戦車 L/70(A)」は重量が重く、転輪への負担の関係から前方の8輪が鋼製転輪に変更されていますが、初期の車輌では従来のゴム製転輪が装備されています 【 「ドイツ 4号駆逐戦車 L/70(A) ツヴィッシェンレーズンク」のキット内容について 】●このドイツ軍の駆逐戦車「4号駆逐戦車 L/70(A)」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●サイバーホビー(ドラゴン)社のディテール表現力により「4号駆逐戦車 L/70(A)」を再現、同車の複雑な造りを細分化されたパーツ構成で表現した内容となっています ●「4号駆逐戦車 L/70(A)」は、「戦闘室」「車体前部パネル部」「エンジングリル部」「左右フェンダー」「車体下部」の6ブロックで構成されています ●砲身は一体成型となっており、スライド式金型により砲口が開口処理されています ・ 砲尾、砲架、照準器などがパーツ化されています ・ 砲架部分は、実車の「カルダン式砲架」が再現されており、砲身は左右上下に可動します ●戦闘室は、本体部分と後面パネル、天板との3分割式です ・ 照準器カバーは、エッチングパーツにて再現 ・ 車長ハッチ、砲隊鏡ハッチ、装填手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 上部の「Sマイン発射器」は、蓋の有無が選択可能です ・ 前方の機関銃ポート部の構造が再現、装甲カバーは別パーツ、装備される「MG42」のパーツが付属しています ・ 照準器、砲隊鏡、ペリスコープはクリアーパーツです ・ 装填手ハッチに装備された曲射銃ポートのパーツが付属、その装備の有無が選択できます(ポート部に装着される「MP44」も付属) ・ 照準器用の遮光カバーを再現したパーツも用意されています ●車体前部パネル部は一体成型で、左右のブレーキ点検ハッチは別パーツです ・ ブレーキ点検ハッチは、通気口装甲カバーを付けた状態と、取っ手のみが付いた状態とを選択できます ・ 予備履帯固定具はプラパーツとエッチングパーツがセットされており、選択して使用します ●エンジングリル部は、本体部分、後部パネル、吸気口グリル部のパーツ構成です ・ エンジングリルの点検ハッチは別パーツです ・ 車載工具類には工具固定具が一体成型されています ●フェンダーは、フェンダー本体と前後のマッドフラップとの3分割式です ・ フェンダー裏面の支持架の一部も再現 ・ 吸気口の蓋はプラパーツとエッチングパーツが用意されており、選択して使用します ・ フェンダーパーツにはシュルツェン下部固定具が一体成型され、履帯用の調整装置は別パーツとなっています ●車体下部はバスタブ式に一体成型されています ・ 前部パネルと後部パネルは別パーツです ・ 排気管は各3パーツで構成、排気管内部にはフィンが再現されています ・ 各サスペンションユニットは4パーツで構成(全8ユニット) ・ 上部転輪は、鋼製タイプとなっており、3種類から選択します ・ 誘導輪は、パイプ式と鋳造式が付属、選択して使用します ・ 下部転輪は左右分割式でハブキャップは別パーツ、鋼製転輪は1ユニットが7パーツで構成されています ●履帯は、1枚ずつが分割されたマジックトラックによる接着連結式履帯が付属しています ・ 履帯は「4号戦車」の軽量型が表現されています ・ 履帯の左右を区別するために、成型色が分けられています ●側面に付けられた金網式シュルツェン(「トーマシールド」)が付属しています ・ シュルツェン架は、ポール部分とステー部分で分割されています ・ 金網の部分は金属メッシュで、これを枠の部分となるエッチングパーツで挟み込む方式となります ・ エッチングパーツを加工する治具が付属 ●吸気口の蓋、エンジングリルのシャッター、シュルツェンの枠などを再現するエッチングパーツが付属 ●照準器、砲隊鏡、ペリスコープなどを再現するクリアーパーツが付属しています ●「4号駆逐戦車 L/70(A)」マーキングとして、ドイツ軍仕様となる7種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 所属不明 (東部戦線 / 1945年) ・ 所属不明 (東部戦線 / 1945年) ・ 所属不明 (ハンガリー / 1945年) ・ 所属不明 (東部戦線 / 1945年) ・ 所属不明 (ボヘミア / 1945年) ・ 所属不明 (ドイツ / 1945年) ・ 所属不明 (西部戦線 / 1944年) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製 ●2012年 一部新金型
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