ドイツ 4号対空戦車 オストヴィント w/ツィメリットコーティング (プラモデル)サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6746 スケール:1/35
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「ドイツ 4号対空戦車 オストヴィント w/ツィメリットコーティング プラモデル (サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6746 )」です●「ドイツ 4号対空戦車 オストヴィント w/ツィメリットコーティング」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の対空戦車「オストヴィント」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●本格的な対空戦車として開発された「オストヴィント」を再現、「試作型」としてツィンメリットコーティングが施された「4号戦車G型」の車体をそのまま使用し、6角形の砲塔を装備した姿を再現した内容となっています 【 「オストヴィント 試作型」について 】●ドイツ軍は、戦前から対空火器の開発と生産、配備に熱心であり、機甲部隊追従用として各種ハーフトラックをベースとした自走化も進められました ●このハーフトラックベースの対空自走砲は、各戦線で広く使用され、対空、対地上戦闘に活躍しましたが、基本的に無装甲のソフトスキン車輌であり、防御力に難点が在るのも事実でした ●この問題を解決するために装甲兵員輸送車「Sd.kfz.251」をベースとした対空自走砲や、「8tハーフトラック」を装甲化した対空自走砲も作られましたが、このような車両は装甲に限界があり、根本的な解決方法とはなりませんでした ・ 「Sd.kfz.251」などは、対小銃弾程度の防御力しか持っておらず、12.7mm機関銃や20mm機関砲で機銃掃射を行う戦闘爆撃機に対しては非力だったことは確かです ●このため、戦車の車体をベースとした対空戦車が開発され、当初は「38(t)戦車」をベースとした車輌「Sd.kfz.140」、続いて「4号戦車」をベースとした「メーベルワーゲン」が造られます ●この「メーベルワーゲン」は、最新対空兵器である「37mm機関砲 Flak43」を搭載、その破壊力と発射速度の高さから優秀な性能を示しましたが、射撃時には戦闘室周囲の防御板を展開する必要があり、防御力の難点は完全には払拭できませんでした ●一方、「20mm機関砲 Flak38」の4連装型をオープントップ式の砲塔に搭載した「ヴィルベルヴィント(西風)」も誕生、同車は既存の「4号戦車」に、砲塔を付け替えるだけで完成するという利点を持っており、「4号戦車」の生産ラインをそのまま使用できるものとして、理想的な対空戦車でした ●ところが、「ヴィルベルヴィント」の「20mm機関砲」は、ソ連軍の「シュトルモビク」のような装甲化された航空機に対しての威力不足が指摘されたため、「ヴィルベルヴィント」の基本設計を活かし、「37mm機関砲 Flak43」を搭載した「オストヴィント(東風)」が開発されます ●この「オストヴィント」の試作車輌は、「4号戦車G型」の車体をベースにして1944年7月に完成、その姿は記録写真として撮影され、現在においても「オストヴィント」として広く認知された存在となっています ・ この「試作型」では、ベースとなった「4号戦車G型」が戦闘室天板まで至る「ツィンメリットコーティング」が施されているのが特徴です ・ 「オストヴィント」の「試作型」は1両のみ作られたと言われています ●ところが、搭載された「37mm機関砲 Flak43」は巨大な火砲であり、「4号戦車」のターレットリングでは大きさが不足、「量産型」ではベースとなる「4号戦車」のターレットリングを拡大、砲塔下部も下端部が広がった形状に変化しています ●ただ、このような「4号戦車」自体の改造の必要性から、量産化は遅延、その上、生産工場が連合軍に占領されてしまい、結局「オストヴィント」の「量産型」は、7両のみが完成したと言われています ・ この「オストヴィント」の量産型の生産数は諸説存在しており、「7両説」「43両説」、そして新説として「3号戦車」ベースの「オストヴィント」の存在も唱えられています ・ 生産数7両にしては、大戦末期の部隊編成表に「オストヴィント」が多く登場しており、もう少しは多く生産されたと思いますが、量産型を写した写真は極めて少なく、7両という数字も納得できます ●「オストヴィント」の「試作型」のその後の経緯は定かではないものの、実戦テストを兼ねて西部戦線に投入されたという説が有力視されています 【 「ドイツ 4号対空戦車 オストヴィント w/ツィメリットコーティング」のキット内容について 】●このドイツ軍の対空戦車「オストヴィント」の「試作型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●サイバーホビー/ドラゴン社のディテール表現力により「オストヴィント」の「試作型」を再現、同社製「4号戦車」シリーズのフォーマットに則り、細分化されたパーツ構成によりそのディテール表現に重きを置いた内容となっています ●「オストヴィント」の「試作型」は「ツィンメリットコーティング」が施され、本キットではドラゴンツィンメリットとして、スケールに沿った繊細な凹凸ある彫刻でコーティングされた状態が再現されています ●サイバーホビー社製「ドイツ軍 4号対空戦車 ヴィルベルヴィント 初期型 w/ツィメリットコーティング」の車体をベースに、砲塔などを「ドイツ 4号対空戦車 オストヴィント」のパーツへと変更したバリエーションキットとなります ●「オストヴィント 試作型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」、左右の「フェンダー」の5ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、装甲板の薄さを高い成型力で再現、機関砲のメカニカルな構造が細分化されたパーツ構成によって表現されています ●「37mm機関砲 Flak43」の砲身は、先端のフラッシュハイダーも含めて一体成型されています ・ スライド式金型により砲口が開口処理されています ・ フラッシュハイダーは側面の細かな穴もモールドで再現、後方の穴は開口処理済みです ・ 砲身部全体では、機関部も含めて13パーツで構成 ・ 機関砲部の防盾は、薄く成型されています ●機関砲の砲架部は、左右ブロックで構成され、これに照準器パーツ、照準手席、操作ハンドルなどを取り付ける構成となっています ・ 照準器は細かく再現されており、4パーツで構成 ・ 照準手席は、表面の穴が開口処理済です ・ 側部の排莢受けは、枠の部分がプラパーツ、メッシュ部分はエッチングパーツにて再現 ・ 砲弾クリップが4個付属しています ●砲塔は前後分割式で、表面上の溶接跡だけではなく、裏側の溶接跡も再現されています ・ 砲塔の装甲板は実車通りに薄く成型されています ・ 照準器部分の装甲板の小ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます 【 車体上部 】 ●車体上部は繊細なモールドにより天板部のボルト穴などを再現、側面のツィンメリットコーティングは部分的に施工されている状態が表現されています ●車体上部は、各パネルを貼り合せる箱組み方式となっています ・ パーツの精度の高さにより確実に形となるように工夫されています ・ 天板部のツィンメリットコーティングは表現されていません ・ 車体上部の操縦手、無線手ハッチは、別パーツとなっており、開閉状態が選択できます ・ エンジングリルの点検ハッチ、車体前部のブレーキ点検ハッチは別パーツ化されています ・ 操縦手の装甲バイザーは、開閉状態が選択できます ・ 前方機銃は、内部の細かな細部も再現されています ・ 前方機銃は完成後も可動式とすることが可能 【 車体下部 】 ●車体下部は、バスタブ式に一体成型されており、これに前面パネル、後面パネルを取り付ける構成となっています ・ ボギー式サスペンションは、1ユニットが4パーツで構成(全8ユニット) ・ 各ダンパーは2分割式 ・ 下部転輪は左右分割式で、ハブキャップは別パーツです ・ 前面パネルに装着された追加装甲は別パーツにて再現 ・ 後面パネルは上下分割式です ・ 排気管は7パーツで再現 ・ 車体後部の補助エンジンマフラーは装着されていない状態を再現、撤去された部分にはツィンメリットコーティングも施されています ・ 牽引装置は3タイプから選択することができます 【 フェンダー 】 ●左右のフェンダーは、それぞれフェンダー本体、前後のマッドフラップの3分割式です ・ 各車載工具類は、固体具のクランプなどが一体成型となっています ・ 「オストヴィント」に装備されるフェンダー上の予備砲身ケースは本体と蓋との2分割式です 【 履 帯 】 ●履帯は、接着及び塗装が可能な素材によるベルト式履帯が付属しています ・ 履帯は表面に滑り止めが付いたタイプ「3/4号戦車車台」用の「後期型」が再現されており、モデルカステン製「3/4号戦車 後期型用履帯 (タイプA) (可動式)」がこれに対応しています ●視察口の防弾ガラスなどを再現するためのクリアーパーツが付属 ●フェンダー支持架、予備履帯固定具、排莢受けのメッシュなどを再現するエッチングパーツが付属しています 【 塗装とマーキング 】 ●「オストヴィント 試作型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる4種類の塗装例が説明書に指示されています ・ 第507重戦車大隊 (1945年) ・ 所属部隊不明 (1945年) ・ 所属部隊不明 (1945年) ・ 所属部隊不明 (1945年) ●国籍マークを再現したデカールが付属 ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製
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