4号戦車H型 後期生産型 (Pz.Kpfw.4 Ausf. H) (プラモデル)サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6300 スケール:1/35
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「4号戦車H型 後期生産型 (Pz.Kpfw.4 Ausf. H) プラモデル (サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6300 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の中戦車「4号戦車H型」の「後期型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「4号戦車」シリーズの進化の頂点に達した「4号戦車H型」の「後期型」を再現、シュルツェンを身に纏った、重厚なフォルムを再現した内容となっています ●本キットが再現している「4号戦車H型」は ・ 主砲に「48口径 75mm戦車砲 KwK40」を装備、マズルブレーキは4種から選択可能 ・ Sマイン発射機は装備しておらず、開口部には円形の蓋が付く ・ 車体及び戦闘室の前面装甲が平面状の1枚物となる ・ エアフィルター及びアンテナケースは装備していない ・ 上部転輪は鋼製タイプ ・ 誘導輪はパイプ式タイプ ・ 砲塔及び車体にはシュルツェンを装備 という仕様となる、いわゆる「4号戦車H型」の「後期型」の仕様(1943年末頃以降の生産車両)を再現しています ●また、東部戦線で見られた「T-34」の履帯を追加装甲代わりとして装着している車両を作製することができます 【 「4号戦車H型 後期生産型 (Pz.Kpfw.4 Ausf. H)」のキット概要 】●ドラゴン/サイバーホビー社ならではの細分化したパーツ構成 ●シュルツェン及びュルツェン架は薄く成型しており、車体シュルツェンは1枚ずつにカットしたアルミ板で再現 ●ボギー式サスペンションは各4パーツで構成 ●乗員ハッチは開閉状態を選択可能 ●各視察装置の防弾ガラスなどを再現したクリアパーツが付属 ●履帯は、1枚ずつ分割した接着連結式 ●塗装例はドイツ軍仕様5種、国籍マークや車体番号などを再現したデカールが付属 【 「4号戦車H型」について 】●第2次世界大戦の開戦時、ドイツ軍では「3号戦車」を戦車部隊の主力として位置付けしていましたが、独ソ戦の開戦によって強力なソ連戦車と対峙することになったことから、車格が大きくて長砲身の75mm砲を搭載できる「4号戦車」が主力戦車となりました ●最初に長砲身の75mm砲を搭載したのが、1942年3月に登場した「4号戦車G型」で、強力な火力で連合軍戦車を圧倒、北アフリカ戦線では「マーク4スペシャル」と呼ばれて恐れられます ・ 主砲の「75mm戦車砲KwK40」は、対戦車砲「75mm対戦車砲PaK40」の車載型であり、砲弾の薬莢形状は異なるものの、その威力は同じで、当時の戦車砲では「タイガー1」の主砲に継ぐ装甲貫通能力を持っていました ●ただし、「4号戦車」は1935年の再軍備化による戦車開発によって登場した戦車であり、その当時は避弾経始という思想がなく、垂直を基調としたデザインや車体前面部に点検ハッチを設けていたことなど、防御力は決して良好とは言えませんでした ●以後の型式は、主にこの防御力の強化を図ったものであり、装甲厚の増強などにより防御力は強固となって行きますが、基本デザインに起因する部分までは及びようがなく、これが「4号戦車」の性能向上の限界点を示すものとなっています ●「4号戦車G型」の「後期型」では、車体及び戦闘室前面に追加装甲を装着することで、最大装甲厚80mmという防御力を持つようになります ●1943年4月、トランスミッションを新型とした「4号戦車H型」が登場、この「4号戦車H型」と「4号戦車G型」の「後期型」とは外観上は類似しており、デファレンシャルカバーの形状が異なるところが唯一の識別点でした ●この「4号戦車H型」は、生産時期によって更なる改良が行われ、「中期型」では車体及び戦闘室前面の追加装甲が無くなり、その代わりに追加装甲分を含めた厚さの1枚物の装甲板に変更されています ●これにより、実質的な防御力は更に向上しましたが、徐々に強力となり、数にも勝る連合軍戦車に対して「4号戦車」は劣勢となり、「4号戦車」シリーズは1944年6月に生産性を重視した簡易型の「4号戦車J型」へと生産が移行、そしてそれに先行する形で新たな主力戦車である「パンター」が登場しています ●「パンター」は、機動力を除いて性能的には重戦車「タイガー1」に近く、「4号戦車」を凌駕する存在でしたが、その分生産コストが高いという欠点を持っており、ドイツ軍の戦車師団は、「4号戦車」と「パンター」という2種の戦車の混合編成となりました ●ただし、上記のように「パンター」の生産は高コストのために遅々としたもので、「4号戦車」のみで編成されている戦車師団も多く、「4号戦車」は終戦時まで運用が行われました ●「4号戦車H型」は、その「4号戦車」シリーズの頂点に立つ存在であり、改良によってその性能をフルに引き上げ、徐々に強力となって行く連合軍戦車に相手に、各戦線で活躍を果たし、ドイツ軍と終焉を共にしたのです 【 「4号戦車H型 後期生産型 (Pz.Kpfw.4 Ausf. H)」のキット内容について 】●このドイツ軍の中戦車「4号戦車H型」の「後期型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●ドラゴン/サイバーホビー社のディテール表現力により「4号戦車H型」の「後期型」を再現、細分化したパーツとエッチングパーツ及びアルミ製パーツという構成により、「4号戦車」ならではの細かな構造とディテールの再現に重きを置いた内容となっています ●「4号戦車H型 後期型」は、「砲塔」「車体上部」「左右のフェンダー」「車体下部」の5ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、天板部分に刻まれた各種のネジ穴をクッキリとしたモールドで再現、シュルツェン及びシュルツェン架は薄く成型しています ●「48口径 75mm戦車砲 KwK40」の砲身は一体成型のパーツで再現、「マズルブレーキ」は別パーツとなっています ・ 「マズルブレーキ」は3分割したパーツ構成により内部構造も再現しています ・ マズルブレーキは4タイプを用意、選択して使用します ・ 「同軸機銃」は、機関銃を装備している状態のパーツと、装備していない状態のパーツが付属、選択して使用できます ・ 砲尾も再現しており、閉鎖器は開閉状態が選択できます ・ 「装甲スリーブ」は2種をセット、選択して使用します ・ 「防盾」は1パーツ、「駐退器カバー」は2パーツで再現しています ・ 「防盾」は、完成後も上下に可動させることができます ●砲塔は、上下に分割したパーツで再現、前面パネルは別パーツとなっています ・ 前面に在る「砲手用クラッペ」は別パーツ化しており、開閉状態が選択可能、内側の防弾ガラスはクリアパーツで再現しています ・ 砲塔前面の「照準口の雨樋い」は、前面パネルのモールドで再現した状態と、エッチングパーツとを選択できます ・ 砲塔内部には、「車長席」「ベンチレーター」をパーツ化して再現 ・ 「側面ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択できます ・ 「側面ハッチ」裏側の視察口の防弾ガラスは、クリアパーツで再現 ・ 後部の「ゲベックカステン」は5パーツで構成、「蓋」は別パーツとなっています ●車長キューポラは、上下に分割したパーツで再現、各視察口部分は別パーツ化しています ・ 視察口部分は開いた状態のパーツと、閉じた状態のパーツとをセット、選択して使用します ・ 各視察装置の防弾ガラスは、クリアパーツで再現 ・ 「車長ハッチ」は別パーツ化、開閉状態が選択できます ・ キューポラに装備する、対空機銃架と「MG34」が付属、装着の有無を選択できます ●砲塔シュルツェンは、縁に向かって緩やかな傾斜が付いた状態で成型しており、実車の通りの薄い構造と見えるようになっています ・ 側面ハッチ部分の扉は、閉じた状態のパーツと開いた状態のパーツをセット、選択して使用します ・ シュルツェン架は薄く成型、内側の固定ボルトはモールドで再現しています 【 車体上部 】 ●車体上部は、独特な面構成と、各種装備品で覆われた「4号戦車」特有の複雑な造りを細分化したパーツで再現、上面のボルト穴や溶接跡などをクッキリとしたモールドで再現しています ●車体上部は、箱組み状に各パネルを貼り合せて作製します ・ パーツの精度の高さにより確実に形となるように工夫されています ・ 車体上部の「操縦手ハッチ」「無線手ハッチ」は別パーツとなっており、開閉状態が選択できます ・ エンジングリルの「点検ハッチ」も別パーツ化しています ・ 操縦手の「装甲バイザー」は別パーツ化、開閉状態が選択できます ・ 「前方機銃」は、6パーツによって内部の細かな細部も再現しています ・ 「ブレーキ点検ハッチ」は別パーツ化して再現 ・ 「予備履帯」は1枚ずつ分割した状態のパーツで再現、固定具は別パーツ化しています ・ 「牽引ワイヤー」は、アイの部分はプラスチック製パーツ、ワイヤー本体は付属の金属製ワイヤーで作製します 【 フェンダー 】 ●フェンダーは、シュルツェン架が付いた「4号戦車H型」のフェンダー構造を再現、フェンダー及び車体から伸びるシュルツェン架は、薄く成型しており、その華奢な構造を再現しています ●左右のフェンダーは、それぞれフェンダー本体、前後のマッドフラップの3パーツで構成 ・ 車体用のシュルツェン架の下部の一部は、フェンダーパーツに一体成型化 ・ 車載工具類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています ・ フェンダー上の吸気口の蓋は一体成型となったプラパーツと、1枚ずつに分割したエッチングパーツとをセット、選択して使用します ・ 「車間表示灯」は、ボックスタイプと筒状タイプの2種が付属、選択して使用します ●車体シュルツェンは、1枚ずつに分割したアルミ板で作製します ・ シュルツェン架は、薄く成型したパーツで再現、ステーとラック部分とで構成しています 【 車体下部 】 ●車体下部は、バスタブ状に一体成型となったパーツで再現、これに前部及び後部パネルを取り付けて作製します ・ 「ボギーサスペンション」は、各4パーツで構成(全8組) ・ 「起動輪」「誘導輪」は、前後に分割したパーツで再現 ・ ゴム付きの「下部転輪」は前後に分割したパーツで再現、ハブキャップは別パーツとなっています ・ 鋼製となる「上部転輪」は、リブが付いたタイプとリブのないタイプとをセット、選択して使用します ●車体後部パネルは上下に分割したパーツで再現 ・ 「排気管」は7パーツで構成、先端部は開口しています ・ 補助エンジン用の「排気管」は前後に分割したパーツで再現 ・ 後部の「牽引装置」は、牽引ピントルが付く通常のタイプと、牽引ピントルが付いたタイプの2種をセット、選択して使用します 【 履 帯 】 ●履帯は、接地部分にハの字の滑り止めパターンが付いた「4号戦車」用の「後期型履帯」を再現しています ・ 「履帯」は、1枚ずつに分割した接着連結式履帯となっています ・ より精密で立体感ある履帯に交換したい場合には、「3/4号戦車 後期型用履帯 (タイプA) (可動式)」が対応しています 【 アクセサリーパーツ 】 ●アクセサリーパーツとして、「T-34」用の履板(×30)が付属、追加装甲として砲塔及び車体前部に取り付けることができます(装着箇所は説明書に記載されています) ●車長キューポラや操縦手の視察口の防弾ガラスなどを再現したクリアパーツが付属 ●吸気口の蓋や車載工具類の固定具の一部などを再現したエッチングパーツが付属しています 【 「4号戦車H型 後期型」の塗装とマーキング 】 ●「4号戦車H型 後期型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる5種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 所属不明 (東部戦線 / 1943年) ・ 所属不明 (ポーランド / 1943年) ・ 第3戦車師団 (ウクライナ / 1943年) ・ 第2戦車師団 (ノルマンディ / 1944年) ・ 第2戦車師団 (ノルマンディ / 1944年) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号、部隊マークなどを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製 【 「4号戦車H型 後期生産型 (Pz.Kpfw.4 Ausf. H)」のパッケージ内容 】・ 4号戦車H型 後期型 ×1 ・ 「T-34」の履板 ×30 ・ エッチングシート ×2 ・ アルミ製シート ×2 ・ 金属製ワイヤー ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●2009年 一部新金型
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