ドイツ重駆逐戦車 ヤークトタイガー 初期生産型 (プラモデル)タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.069 スケール:1/48
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「ドイツ重駆逐戦車 ヤークトタイガー 初期生産型 プラモデル (タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.069 )」です●「ドイツ重駆逐戦車 ヤークトタイガー 初期生産型 (Sd.Kfz.186)」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット●大戦中、ドイツ軍の量産された戦闘車両としては最大かつ最強を誇った「Sd.Kfz.186 ヤークトタイガー」を再現、「ヤークトタイガー」の直線で形成された迫力有る姿をタミヤタッチを最大限に活かして表現することができる好キットとなっています ●キットは内容は、同社が2008年に完全新金型で発売した1/35スケールの傑作キット「ドイツ重駆逐戦車 ヤークトタイガー 初期生産型 (Sd.Kfz.186)」を下敷きとしながら、1/48スケールに合わせたパーツ構成や、一体成型化が行なわれており、同社の「1/48 MMシリーズ」の最大の特徴である「精密感を失わない組み立て易さ」が追求されています ●細部ディテールにについてはタミヤスタンダードのキレの冴える彫刻が施されている一方、1/35スケールキットと異なり戦闘室装甲板の鋼板の「荒れ」表現を省略し模型制作の際の「余白」をあえて設定したり、組立説明書とは別刷りで実車解説を兼ねた塗装説明図を付属するなど、硬軟織り交ぜた工夫が施された内容となっており、戦車初心者モデラーからベテランモデラーまで充分に楽しめるキット内容となっています 【 「ドイツ重駆逐戦車 ヤークトタイガー」 について 】●ドイツ軍は、「前線からの要望」から1943年に超重戦車「マウス」に搭載予定の128mm砲を装備する自走砲の開発を開始しました ・ この「前線からの要望」とは、火力と防御力に優れたソ連戦車の台頭により、「遠方から一撃のもとで敵戦車を撃破できるように」との切実なる要求でした ●この128mm砲が後に制式化された「128mm対戦車砲 Pak44」で、当時としては最大の火力を誇り、距離2000mにおいて148mm厚の装甲板を貫通することができました ●この砲を搭載する為に当時の最大の戦車である「タイガー2」の車体を利用することが考えられましたが、128mm砲は余りに大きく、「タイガー2」の車体を更に30cm延長することとなりました ●完成した車輌が「ヤークトタイガー」で、戦闘重量は75トン、特に戦闘室前面の装甲厚は250mmと、従来のどの国の戦闘車両も用いることができない防御力を有する、まさしく「モンスター」車輌でした ●「ヤークトタイガー」は、2つペアの転輪を構成する「ポルシェ式懸架装置」と、「タイガー2」と同じタイプの「ヘンシェル式懸架装置」を持つ2両の試作車が作られました ●「ポルシェ式懸架装置」はコストが安く、車高を低くできるという長所を持ち、そのまま試作車を含めて10両が生産されます ●しかし、「ポルシェ式懸架装置」は走行時の騒音が酷いことが判明、その後、生産は「ヘンシェル式懸架装置」のタイプに以降することとなりました ●「ヤークトタイガー」は、その生産工程の複雑さから終戦までに80両余り(一説には83両)の生産数に止まりました ●「ヤークトタイガー」の生産は月産10両に満たらず、生産の途中で数々の仕様変更が行なわれました ●「前期型」とは予備キャタピララックが前後に分かれているのが特徴で、「後期型」となると、その間にもう一列ラックが増設され、前方ハッチの取っ手も増やされることとなります ●「ヤークトタイガー」は、陸軍の第653重戦車駆逐大隊と第512重戦車駆逐大隊に配属、「アルデンヌ戦」から実戦参加し、当初の目的通り遠距離から敵戦車群を撃破するなど活躍しましたが、登場次期が完全なる後退戦となった為に、故障等により放棄される場合が多かったようです 【 「ドイツ重駆逐戦車 ヤークトタイガー 初期生産型 (Sd.Kfz.186)」のキット内容について 】●この「ドイツ重駆逐戦車 ヤークトタイガー 初期生産型」を再現した組立キット ●車体には装甲板の噛み合せの表現が施され、分厚い装甲を持った「ヤークトタイガー」の装甲厚を感じとることができます ●車体下部は箱組み方式ですが、かっちりと組んで行くことができるようになっており、ウエイトも用意され、模型にずっしりとした重量感を持たすことが可能となっています ●車体上部は、戦闘室も含めて一体成型されており、これに戦闘室前後パーツを取り付けるパーツ構成となっています ・ ペリスコープガードは、車体上部パーツと一体成型、ペリスコープの為の開口部も表現されています ・ 戦闘室天板や、操縦手席部分の天板部分の吊下げフックも車体上部パーツにモールドされており、組み易さが追求されています ・ 車長ハッチは開閉が選択式です ●防盾部や戦闘室前面板には、タミヤタッチの鋳造表現が施され、「ヤークトタイガー」の迫力をより強調させています ●主砲は、左右分割式で、ポリキャップを使用することにより、上下左右方向に可動します ・ 機銃マウントは別パーツ化され、周囲の溶接跡もモールドされています ・ 照準器も別パーツ化、車内から照準器用の開口部にパーツを取り付ける方法となっています ●車体前部のハッチは、開閉が選択して作製できるようになっています ●細部パーツに関しても、タミヤが誇るパーツの印象やセンスの良さが光ります ●ディテール表現については、たしかに1/35と同列に比べることはできませんが、凝縮された1/48というスケールにおいて、満足するに十二分な表現力を持っています ・ 予備キャタピラは2枚一組で、下部の1枚がラックの関係で垂れている状態が再現、キャタピララックも一体成型により再現されています ・ キャタピラ交換用のワイヤーは別パーツ化され、立体感有る仕上がりです ・ マフラーには先端部に異物混入防止用の保護棒がモールドされています ・ MG42が装備されている状態を表現した対空機銃架が付属しています ●キャタピラは、プラ製による接着連結式で、上下部はそれぞれに直線的に3分割されたパーツで、前後の曲がった箇所は、2枚一組に分割されたパーツ構成となっています ●左右、前後のフェンダーパーツは別パーツとなっており、車体側にはフェンダーの取り付けベースがモールドされているので、フェンダーパーツを切り取ることで、フェンダーが一部外れている状態にも改造が可能です ●搭乗員の半身像のフィギュアが2体付属 ・ 車長のフィギュアはハッチに手を掛け、略帽を被った姿を再現 ・ 操縦手のフィギュアは、規格帽を被った姿が再現されています ●実車解説を兼ねたモノクロの塗装図が付属、3種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第653重戦車駆逐大隊 第3中隊 331号車 (1945年3月) ・ 第653重戦車駆逐大隊 第3中隊 323号車 (1945年3月) ・ 第653重戦車駆逐大隊 第1中隊 131号車 (1945年3月) ●説明書に指示されている国籍マーク、車体番号、車台番号が再現されているデカールが付属しています ●完成後の全長 : 約219mm ●2010年 完全新金型
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